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板金部品のタレパン加工時の一般寸法公差(JIS)について
2023/10/17 15:36
- 板金部品のタレパン加工時の一般寸法公差(JIS)とは、JIS B 0408(金属プレス加工品の普通寸法公差)とJIS B 0405 (個々に公差の指示がない長さ寸法及び角度寸法に対する公差)のどちらを適応すべきかについての問いです。
- また、板金部品の寸法記入方法として、特に精度が必要ではない場合は、Z曲げをはさんだ穴と穴の距離に寸法を記入するか、曲げ面から各穴までの距離を記入するかについても質問しています。
- 要約文:板金部品のタレパン加工時の一般寸法公差(JIS)についての質問です。具体的には、JISにおける公差の指示方法と、板金部品の寸法記入方法について教えてください。
板金部品のタレパン加工時の一般寸法公差(JIS)…
2009/06/04 14:26
板金部品のタレパン加工時の一般寸法公差(JIS)について
タレパン加工を前提とした板金部品を作図した場合に一般公差として適応するべきは、<JIS B 0408(金属プレス加工品の普通寸法公差)>でしょうか?
それとも<JIS B 0405 (個々に公差の指示がない長さ寸法及び角度寸法に対する公差)>でしょうか?
また、板金部品の寸法記入の方法として、
特に精度が必要ではない、Z曲げをはさんだ穴と穴の距離に寸法を記入する場合は、単純に穴から穴の箇所に寸法を記入するべき?
もしくはこの場合、穴と穴の距離に寸法を記入せず、曲げ面から各穴までの距離を記入するべきなのでしょうか?
質問者が選んだベストアンサー
経験から、タレパン加工でも曲げ部分が介在しないのならJIS B 0405 でいいと思います。個別に公差をつめる必要があれば、別途寸法毎に記載すればいいと思います。
>Z曲げをはさんだ穴と穴の距離に寸法を記入する場合
加工のことを考えれば面からの記載にするといいですが、設計意図がある取付ピッチなどの寸法であれば、穴間距離にすべきです。
一般的に公差指示がない場合、加工法の一般公差が適用されてしまいます。
図中にJIS公差指示を入れておけば、それが優先されます。いずれにしても標準公差より厳しくする場合は、作業側と加工方法の調整は不可欠になります。
補足
2009/06/04 18:05
タレパンについての知識不足でした。
てっきり曲げ加工もタレパンで出来るという認識をしていたため、
タレパンの正式名称が「ターレットパンチプレス」と言われているため、分類として金属プレスに該当すると言う認識があるのですが、これについてはどういった解釈をお持ちでしょうか?
↑の、疑問は自己解決しました。
変わりに、以下の疑問が生じました。
・タレパン&ベンダー等で加工した場合の一般公差の記入方法は?
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その他の回答 (2件中 1~2件目)
一般的にJIS B 0405は切削加工の寸法表示だと認識しております。
角度や曲げを含む寸法はプレスでは非常に難しいためです。
問い合わせのタレパン加工ですが図面上ではプレス加工指定は出来てもそれ以上の加工指定は普通しないものです。(単価の都合上ですが)
あと穴の寸法距離ですがこれは使用目的により記入方法がことなります。
シャフト同士であれば穴と穴の距離ですがお互いの関係がなければ設計者の判断のよります。あとはなれるしかないでしょう。
がんばってください。
お礼
2009/06/08 11:08
回答ありがとうございます。
お礼が遅くなり申し訳ありません。
>問い合わせのタレパン加工ですが図面上ではプレス加工指定は出来てもそれ以上の加工指定は普通しないものです。(単価の都合上ですが)
過去のハット形の板金図面に注記として、「タレパン加工による」と記載されていたので、すべてタレパンで加工出来るものだと思い込んでいました。
抜き加工と曲げ加工は別物なんですね。
>あと穴の寸法距離ですがこれは使用目的により記入方法がことなります。
使用目的ごとの寸法記入例みたいなものがあれば、紹介頂きたいです。
今回の使用用途はA部品とC部品をつなぐ板状のハット形のB部品で、AとB・BとCを固定する為の穴同士は±0.2程度の公差が必要、B部品に於けるAとCの穴には特に公差は必要としない。(一般公差でOK。)
お礼
2009/06/04 17:12
早々の回答ありがとうございます。
私が扱うタレパン加工の板金のほとんどに、曲げ部分を含んでいます。
この場合の図面の普通寸法公差欄は<JIS B 0408>となるのでしょうか?
タレパンの正式名称が「ターレットパンチプレス」と言われているため、分類として金属プレスに該当すると言う認識があるのですが、これについてはどういった解釈をお持ちでしょうか?
>Z曲げをはさんだ穴と穴の距離に寸法を記入する場合
こちらは今後、作成する図面については、ご回答のように設計意図がない場合、面からの寸法を記入をしていこうと思います。
問題としては過去に作成された図面で、深い設計意図はなく設計者の知識・経験不足により穴間距離に寸法記入してしまった場合に、その寸法に対しての一般寸法公差の解釈のしかたが分からないことです。
やはり、部品形状が変わらないように、図面の寸法記入方法を変更して解釈できるようにするのがベターなのでしょうか?
疑問だらけで申し訳ありませんが、ご回答いただけたら幸いです。
よろしくお願いします。
お礼が遅くなり申し訳ありません。
寸法公差についてJISが思った以上に多く、寸法公差の表面上の事柄についての知識しか無かったことを痛感しました。
JISの該当頁を今一度熟読し、改めて質問させて頂きます。
回答、ありがとうございました。