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Φ0.5ドリル穴あけの切削条件と加工可能性について
2023/10/17 15:41
- 弊社ではΦ1以下のドリルは高速ボール盤にて加工しております。しかし、今回はΦ0.5の穴を500個あける必要があり、ボール盤では対応できません。
- 入社当初から小径の加工は機械では行っていなかったが、今回の仕事には機械による穴あけが必要であり、その条件で加工が可能であるか切削条件を教えていただきたい。
- 加工条件は、素材は鉄(G040F)、穴の深さは10ミリ(抜け穴)、口元に面取りは不可、ピッチ間交差は±0.03です。切削条件について情報を提供していただけると助かります。
Φ0.5ドリル穴あけ
2009/06/02 19:12
弊社ではΦ1以下のドリルは高速ボール盤にて加工しております。
手の感覚と切子のはけがいいからだと上司からは言われてますが、
今もらっている仕事にΦ0.5の穴が500個ある、とてもボール盤では対応できないものがあります。
自分自身入社当初から小径(Φ1以下)はMC等機械による加工はしてきませんでした。
しかし今回はちょうどいい機会なので、機械に任せ小径の穴あけを頑張りたいと思い投稿させていただきました。
素材 鉄(G040F)
深さ 10ミリ(抜け穴)
口元面取り不可
ピッチ間交差±0.03
上記の条件で加工いけるのでしょうか?
切削条件等記載していただけると助かります。
回答 (1件中 1~1件目)
既にボール盤でそのクラスの穴をあけられているという事なので、
そのノウハウを生かせば、穴をあけるそのものは
MCでも不可能ではないと思います.
精度的な実現の可否は、ちょっと判らないですけれども.
ドリルの送りはレギュラー長のもので
1回転あたり径の2~3%と言われています.
溝が長ければ、送りをより低く設定する必要に迫られる事はありますが、
今回はドリルがφ0.5という事なので、
少なくとも0.015mm/revより高くできるという事はまず無いと思います.
(0.015mm/revは、主軸を仮に毎分3000回転とすれば、テーブル送りは45mm/min)
ピッチ公差がそこそこ厳しいですので、
超硬ドリルを使う様な事になると、
機械の主軸の精度が問われるかも知れません.
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