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鋳鉄切削における切削油の使用意味とは?
2023/10/13 14:41
- 機械工作の基礎を勉強中なのですが、鋳鉄の切削においては切削油を使用しないことがあります。なぜなのか、理由がわかりません。
- 鋳鉄用の切削油は販売されていますが、なぜ鋳鉄の切削には切削油を使用しないのでしょうか?その理由について教えてください。
- 鋳鉄の切削においては、切削油を使用しないことが多いです。その理由について教えてください。
鋳鉄加工における切削油について
2004/11/26 00:58
ちょっと時代錯誤な質問かもしれません。
機械工作の基礎を勉強中なのですが、その中で鋳鉄の切削(ボール盤、リーマー等)においては切削油を使用しないことと記述があります。いろいろ見ていても鋳鉄用の切削油は販売されていますし、よく理由がわかりません。
どなたか教えてください。
質問者が選んだベストアンサー
以前私の工場の人がこう言っていました。
「球状黒鉛鋳鉄は黒鉛の面に沿って削る。その面は刃物に対してとても滑りやすく、油のほうが摩擦が大きいぐらいだ」
ということでしたので、油をさすことでかえって削りにくくなるのが大きいと思います。もちろん工具の発達もありますが、もともと削りやすいことのほうが大きいのではないかと思います。
ただ、高速加工できるかどうか(特に放熱)は別問題ですので注意してください。ボール盤程度ならいらないと思いますが、自動機になると事情が変わってくるかもしれません。
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その他の回答 (3件中 1~3件目)
#2さんの話は聞いた事あります、当時は機械剛性が低く油を付けると寸法が出にくい、こすれ摩耗で刃物の寿命が短い、と言われていました。
メリット追加ですが
切削時の温度を下げることにより工具、ワーク、機械への熱影響を避けられ、精度の安定した加工が可能になります。
蛇足ですが旋削粗加工ではセラミック工具でも水溶性のクーラントを使用します。
これも刃物、機械の発達のなせる技でしょうね。
お礼
2004/11/27 12:31
ありがとうございます。
この問題はやはり工具の進歩に伴い薄れつつある問題ということで認識したいと思います。
とりあえずは教科書にありますので知識としては入れておきたいと思います。
切削速度が低ければ切削油を使用しなくても加工できますので使用しなかったのが理由じゃないでしょうか?
最近は工具、機械が進歩していますので切削速度は以前に比べて23倍にあがっており必要な物になっています。
ですから鋳鉄の切削で切削クーラントを使う事によるデメリットは無いです。
発熱を押さえ刃寿命を延ばすことができます。
また加工中の粉塵をクーラントで押さえる事も出来作業環境が良くなります。
ただし鋳鉄加工に使用したクーラントは定期的にタンクの底にヘドロ(粉塵)が堆積しますので掃除が必要です。
お礼
2004/11/27 12:21
ありがとうございます。
鋳鉄だけに限定して使用しないように記載されていたため、特別な理由があるのかと思って質問しました。
とりあえず、悪影響はないとの認識をもちました。
お礼
2004/11/27 12:25
ありがとうございます。
材料の話になるとまだまだ勉強不足で難しいですね。
刃物が滑り易いということは良く削れるということでしょうか?
鋳鉄の性質として油をさすと仕上げ具合が低下するということで認識したいと思います。