このQ&Aは役に立ちましたか?
スイッチング電源の熱損失について
2023/10/17 18:48
- スイッチング電源の熱損失とは、筐体の内部温度上昇の原因となる問題です。
- スイッチング電源の出力電力に対して、どれくらいの割合で熱としてロスするのか知りたいです。
- 例えば、DC出力24V 10Aのスイッチング電源の最大出力電力は240Wです。このうちどれくらいが熱としてロスするのか教えてください。
スイッチング電源の熱損失について
2009/03/16 11:40
こんにちは。
筐体の内部温度がどうなるかの簡単なシミュレーションを
行いたいのですが、筐体の中に配置するスイッチング電源の
が出す熱量を何Wに設定すれば、いいのかわかりません。
たとえばDC出力24V 10A 最大出力電力240Wの場合、
このうちの何%の電力が熱としてロスするのでしょうか?
教えて下さい。
質問者が選んだベストアンサー
代表的なスイッチング電源の特性をメーカーの情報から調べてみました。
参考URLの24V300Wタイプの効率を,特性例の表からみると,
84%(typical)とあります。
240W出力の場合でも変換効率に大きな差異はないと思いますので,
入力は240W÷84%=286W
損失は286W-240W=46W と言うような計算になります。
例に示したものより,効率が良い物も悪いものもあると思いますが,
スイッチング電源メーカーはネットに情報を掲載していますので,
納得するまでいろいろな機種の特性を調べて見てください。
このQ&Aは役に立ちましたか?
この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
その他の回答 (3件中 1~3件目)
変換ロスがそのまま熱になると考えれば良いですが、定格で計算すると
熱量が大きくなりすぎるので消費電力(最大、平均)がどれくらいか
わかる場合は、その消費電力でを考慮したほうが熱設計が楽です。
例えば、実際にセット内で使用する電力が120W(5A)で効率80%で
あれば 120W/80%=150Wが1次側に供給される電力で
150-120=30Wがロスとして熱になる分を概算で算出できます。
効率は1次側の供給電圧や2次側の消費電流で異なりますのでご注意ください。
お礼
2009/03/17 09:23
なるほど、実際に使用する電力がわかれば、現実に近い熱損失量が
わかるんですね。
大変参考になります。
>効率は1次側の供給電圧や2次側の消費電流で異なります
→供給電圧や消費電力が小さすぎたり、大きすぎると、効率が落ちてしまう
ということですね?
メーカのテクニカルデータを調べてみます。
ご回答ありがとうございました。
効率が80%であれば20%の48Wが熱に変わります。
効率が90%であれば10%の24Wです。
お礼
2009/03/17 09:27
早速のご回答ありがとうございます。
効率80%の場合
240/0.8=300 300-240=60で
60Wが熱損失ですかね?
お礼
2009/03/17 09:32
わざわざ、調べていただいてありがとうございます。
実際にカタログをみてもどの数字で熱損失を算出していいか
わからなかったので、とても参考になります。
電源の特性をもう一度調べてみます。
ありがとうございました。