このQ&Aは役に立ちましたか?
全せん断発生メカニズムとは
2023/10/17 23:55
- 全せん断発生メカニズムについて詳しく説明します。
- 順送プレスにおけるダコン発生の原因と対策について考えます。
- パンチダイの切れ刃状態とクリアランスの影響について解説します。
全せん断発生メカニズム
2010/11/12 22:25
順送プレス(打ち抜き9工程金型)に携わる者です。自分の職場ではダコン発生による製品不良が毎日のようにおこります。
社内で規定されているプレス型の定期耐用に対して、定期耐用に達する前にダコンが発生します。
不良発生後その金型のメンテ(主に、切れ刃磨耗分の研磨)を行いますが、9工程のうちどの部分が原因でダコンが発生しているか、はっきりつかめないパターンがほとんどです。
プレス稼動中の金型を覗き見ることが出来ないため、あくまで予想です。
自分が携わる製品に関して言うと、全せん断に伴った大きなカエリの脱落により、ダコンが発生しているように思います。
一般的にどのようなパンチダイの切れ刃状態、クリアランスの状態のときに全せん断が発生するのでしょうか?
回答 (1件中 1~1件目)
こんにちは。
一般的にせん断面が増加するのは、
?パンチ・ダイスの切れ刃状態は磨耗した(Rが付いた)状態
?クリアランスが狭い状態
のときだと思います。
返事が遅くなってすいません。
打抜き加工時に油を使用する一番の目的は、切れ刃の磨耗防止だと思います。ですので、油の有無で切れ刃の磨耗状態が変わってくるでしょうから
それに伴ってせん断面破断面の現れ方に違いが出てくると思います。
このQ&Aは役に立ちましたか?
この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
お礼
2010/11/15 20:41
返信ありがとうございます。
参考になりました。
返信いただいた内容は、
自分が普段感じている金型状態に、おおよそツジツマが合います。
ダイプレートイレコのクリアランスを大きくとることで、切れ刃の磨耗による全せん断を抑えたいと考えているところです。
さらに質問したいことがあります。
順送プレスの最中は、常に加工油を塗布しながら加工しています。
目安でプレス4shotに一滴、加工油を原料中央に塗布しています。
そこでひとつ疑問なのですが、
原料表面に加工油がのっいる部分を打ち抜く場合と、
加工油がのっていない部分を打ち抜く場合では、
せん断面破断面の現れかたは大きく違うのでしょうか?
なにか知見ありましたら教えてください。