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製図の際の基準の取り方
2023/10/18 03:55
- 金型の図面を作成する際に、センターを割り出すための基準として、センターマークやカギ括弧、データムターゲットなどの記号を使うことがあります。
- 材料屋さんから仕入れた6F品のある3面を基準としてセンターを割り出し、そのセンターをすべての加工の基準とすることもあります。
- 製図の際にどの記号を使い、どの場合に置くべきかは個別の要件によるため、書籍やサイトで具体的な知識を学ぶことがおすすめです。
製図の際の基準の取り方
2010/07/01 22:10
金型の図面を作図する際に、
「材料屋さんから仕入れた6F品の
ある3面を(センターを割り出すための)基準としてセンターを割り出し、
そのセンターを(すべての加工の)基準とする」
という意図を図面の中に盛り込みたいのですが、
センターマーク(重心マーク?)や、カギ括弧(』)、データムターゲット等、
どれをどの場合に使い、どう置いたら良いのか途方に暮れています。
例が漠然としていて申し訳ないのですが、
何かヒントになるような、書籍やサイト、または知識を教えて頂けないでしょうか。
さまざまな回答ありがとうございます。
本来であれば回答下さった皆様個々に返事を記入したいところですが、
まだまだ未熟な為、正しい受け答えが出来ない部分もあり、
皆様の回答を基にまた勉強したいなと思っています。
皆様に割いて頂いた時間と、与えて頂いた知識を
無駄にしないよう頑張りたいと思います。
質問者が選んだベストアンサー
マシニング使いがいないから
センターフリフリ否定論者が多いんだろうけど
>>転がしながらハイトゲージでケガク作業
ごろごろ転がしてケガキません
必要以上に設計者が気にしてるだけ
どちらかといえばフリフリの真ん中のほうが加工者は好き
(特にマシニング使い)
設計者は嫌がるだろうと思ってるだけ
ちなみに
穴基準のも好きです
↑
大きい穴 ワイヤーで切った穴 や リーマー通し穴
これらは加工経験者じゃないと わからないんでしょう
↑
バカな加工者は目の前しか見てないので
なぜフリフリがいいのか理解してないが(見た目の工程増えるし)
ただミス頻度は減る
自動化してればどっちでもかまわないが
何度端面おいで5mm間違えたことか
まあ、端面基準でも間違えなければいいけどね
設計者が気にするほどいやではない
一番いやなのは基準があっちからこっちからって成り立ってない図面
↑
普通に図面を書けば起こらない
親切心(現場が電卓計算しないように)で2重寸法で()寸法でない寸法
や
一発で加工できない寸法
製缶もので ピッチ2000とかいうもの
まあ、本来は基準がしっかりして
加工方法も理解されている人 JISに基づいて図面を書けば問題ない
設計者が気にしてるほど実はめんどくさくはない
>>「材料屋さんから仕入れた6F品の
ある3面を(センターを割り出すための)基準としてセンターを割り出し、
そのセンターを(すべての加工の)基準とする」
自体は間違いではないよ
加工者からすれば「ふーーーーん」でおしまい
JIS通り基準をはっきりさせて書いてくれればいい
計算しないように
2重寸法バリバリで()寸法でなく 成り立っていない図面を書かれると
加工者はいいけど 最後の組み付け調整者が泣く
金型屋ならDXFでくれで終了
NOT寸法でかかれてなく
二重線でなく
寸法すらいらない まあ、チェックできないから 必要だが
出来れば片公差でなく フリフリで絵をすべて書き換えてもらって
コーナーRはちゃんとつながっていてくれれば
なお 良いです
↑
中国あたりでは当たり前なんだろうな
いや3Dか
昨日AA付で一生懸命書いたけど消えちゃったので
まあ、土日だし
絵つきで書いてみた
まず
フライス おr マシニングなど
まず、ケがいて加工なんてありえない
ケがくのって大変なので
まあ、そのままバイスに加えて
アキューセンターで
原点を出す
端面出しの方法
http://mcnc.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20100704020530.jpg
フリフリの方法
http://mcnc.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20100704020925.jpg
端面だしの場合
最後に5mmずらさないとイケない
このとき、ずらしたのかずらしてないのか
一目ではわからない
http://mcnc.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20100704021257.jpg
↑
君は見切れるか?
ちなみに5mmずれたらお釈迦である
何もしないと発覚するのは加工後 ← 忙しいときに限ってやる
ちなみにフリフリの場合
間違えるとあさっての方向になるので まず間違えない
フリフリと端面の基準面
http://mcnc.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20100704021627.jpg
端面は2面で決めているがフリフリの場合4面で決めてる
(Z軸は含まないで書いてる)
端面追いの場合
裏返すともちろん原点が変わる
フリフリの場合
原点は変わらない
続きはまた
フリフリを薦めるのはオオボケが起こらないから
↑
5mmズレの問題だけではない
ちなみにこの業界
最後にボタン押したやつが 悪い事になってる
こっちに書こうと思ったが長文でまた書いてしまった
ほかの人が問題視してる バイスの締めすぎによる不具合とか
そんな微妙な問題ではない
5mmだからね
ちなみに5mmなんか見切れないの と思われがちだが
普通にやった分では見切れないよ
普通に図面を書けばフリフリのフリフリで加工する
http://mcnc.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20100704162436.jpg
ちなみにケがいた場合でも
ちゃんと図面の読み方を知ってるやつは
フリフリのフリフリで加工する ← ちゃんとやり方がある
ただセンター振り分けが明確でないから
http://mcnc.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20100704162718.jpg
明確にしろとか言われる場合もある
端面追い
http://mcnc.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20100704162931.jpg
まあ、加工しやすいが穴ピッチが分からないので検図がしにくい
↑
ヒストリー系の3DCADだと穴が100個あろうが1000個あろうがボタンひとつで書いてくれる
ので
手抜きで多用してるけどね
もう少しアルゴリズムが完璧にして 累進寸法や普通の図面のように寸法が入ると
ベスト
CADメーカさんがんばってください
計算させるのがやめさせるために
2重寸法
http://mcnc.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20100704163214.jpg
設計の基本中の基本寸法の入れ方によって 累積一般公差が変わるって言うことをまったく無視されている
↑
の図面をもらったら 原点はどこにでも出来てしまう
端面からxxとして加工されてしまったら
一般公差
http://www.nagai-giken.com/skb0405.html
累積公差は
0.2(300mm一般公差)+0.1(30mmの一般公差)+0.1(20mmの一般公差)=±0.4
にもなる
続きはまた今度
端面追いJIS通り
http://mcnc.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20100705121836.jpg
さきにこっちの方を書いとくべきだったが
JIS通りに端面おいで書くと
この方法になる
比較
http://mcnc.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20100705122242.jpg
現場の要望や計算させないようにすべて寸法追いにした図面と
旧来のJISどおりに書いた図面では
今の機械では ほとんど同じに出来ので
現場ではすべて端面追い計算しなおして加工させるが
厳密には違うものなので
設計者も加工者も理解してないといけないが
理解してないやつ多すぎです
また続くかは不明(一応書くつもりだが)
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その他の回答 (7件中 1~5件目)
回答(6)
>どちらかといえばフリフリの真ん中のほうが加工者は好き(特にマシニング使い)
そのヒトも居るだろうけど、欠点がある。
バイスでワーク固定するならその片側サイド(立型なら左奥)を固定的な原点にするのが原則。位置決め作業は時間がかかるので極力省きたいから。
温度ドリフト分も嫌とか、バイスの固定力によるワーク変形を嫌う冶具ボーラー精度ならやむを得ずクランプ固定になる。
>穴基準のも好き、、、ワイヤーで切った穴
その通り。というかワイヤー加工の基準は、ストレート部を短く仕上た穴でないと誤差覚悟になる(専門カテに議論あり)
回答(4)(5)の振分け電卓計算。
単発金型なら、抜き形状は別としてガイドピン、取付ビス穴などそもそも振分けが多い。ただ十数個加工の程度だからそれで手間は変わらない。
成形金型の大物やプレス順送金型ならCAD/CAM渡し、ケガキする例はもう絶滅。これはドッチでも宜しいとなるから殆ど論がなりたたない。
質問者の3面というのは厚みも含んでいるとするなら、これは問題。
6Fだから平面平行は出ている。寸法のため研削することは無い。イヤ粗加工でヒズミが出る分修正するというなら、ホントに高精度な金型。かつ作業に技能を要し、上側からいくら下側をいくら削れなんて無視してかかりたい(過去私論にあり)
回答(4)電卓計算させるなに賛成です。
金型図面ならばそのまま現場作業図になるのでしょうから定盤での作業、
転がしながらハイトゲージでケガク作業に使うのでしょうからハイトゲージの目盛りの読める数字を書くのが親切でしょう。作業性第一に。現場で使うならば特に幾何公差に拘らないで旧来のJISでよいと思います
基準の基を○で囲み 基○でも
』基でも(ダイセットでよく使う基準コーナーから追う方法)
現場と意思疎通が出来れば。
幾何公差等の整備がされる前は、基準の基を○で囲み 基○-基○としていました。
(今回は幾何公差での使用ではありませんが…)
そして、注記に基○は、加工基準を…と記述すると親切でしょう。
ですが、小生もセンター基準での寸法記入には賛成できません。
理由は、加工現場で電卓計算はさせない寸法記入をしろが設計の先輩方の教えです。
本当に、電卓計算をさせないではなく、足し算を1~2回程度にしなさい。
足し算を5回以上や引き算を入れると、現場での誤りが増えるので、その頃は作業環境が
良い設計室で電卓計算は確りしなさいでした。
幾何公差の対称度,平行度などで表現できると思います。ご検討下さい。
書き手の意図は判らなくでもないが、加工/検査ではセンター振分けは見にくく嫌われる図面。
6Fプレート前提なら、呼び寸法の1/2でセンターライン引くだけ、寸法は端面基準で書く。振り分け寸法には反対だが、それはさておき、基準はあくまで片方の平面。
それで何か支障が? センターが公差分だけズレて困る? 重心が0.1狂って困る? プレートが0.1出張ったら当るパーツが? 無いでしょう。
加工側が端面基準よりセンター基準を好む? そんなことはない。平行基準は1面、ピッチ基準は加工結果のガイドポスト穴・ノック穴にするのが他工程や検査へ移るばあいは便利です。
また外形のセンターが絶対とコダワルなら、6Fプレートを公差0.002とかで削り直しする。なら端面基準でもセンター保証。それもガチガチの金型ならアリです。