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中心線振り分け公差の許容範囲と同軸度の考え方
2010/06/22 11:13
- 円柱の中心線振り分け公差について質問です。大きい側の外径はφ40 +0/-0.021、小さい側の外径はφ20 ±0.2という状況ですが、幾何公差による同軸度の図面指示はないようです。
- この場合、どの程度の中心線振り分けが許容されるのでしょうか?また、形状が円柱ではなく平板の場合でも同じような考え方を適用できるのでしょうか?
- JISハンドブック製図を見てもこのような内容は記載されていないようです。詳しい方、ご教授いただけると幸いです。
中心線振り分け公差
2段の円柱があり、大きい側の外径はφ40 +0/-0.021 小さい側の外径はφ20 ±0.2。 幾何公差による同軸度等の図面指示はありません。このような場合同軸度(中心線振り分けの寸法ずれ)はいくつまで許容出来るのでしょうか。 又、形状が円柱ではなく平板の場合でも同じような考え方(この場合、同軸度ではなく対称度となると思われます)を適用してよいのでしょうか。JISハンドブック製図を見てもこのような内容は記載されていないようです。御存知の方、御教授くださるようお願いいたします。
質問者が選んだベストアンサー
JIS B 0419:1991 普通公差 ― 第2部:個々に公差の指示がない形体に対する幾何公差
では、同軸度に公差は規定されていませんが
備考で
同軸度は、半径方向の円周振れが同軸度と真円度とからなるので、極端な場合には、表4 に示す円周振れ公差の値と同じ大きさでよい
となります。
一応
JIS B 0405:1991 普通公差 ― 第1部:個々に公差の指示がない長さ寸法及び角度寸法に対する公差も参考して下さいね。
ちなみに、半径と直径も長さ寸法に含まれますよ。
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お礼
2010/06/23 07:55
御回答頂き有難うございました。
現状JISではサイズ寸法だけで同軸度の許容範囲は解りません。
JIS B 0419の普通幾何公差では,極端な場合にだけ円周振れと同じ大きさでよい・・・とありますが,そもそも円周振れ≠同軸度,円周振れ≒同心度ですからJISの規定自体にはかなり無理があります。
したがって,同軸度の指示がない場合は,許容範囲も無いと考えるしかありません。
お礼
2010/06/22 21:28
御回答頂き有難うございました。
JISハンドブック製図を色々と調べているのですが
なかなか解釈が難しいですね。
お礼
2010/06/22 13:49
早速の御回答を頂き有難うございました。
スッキリ致しました。