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Φ14丸棒への穴あけ方法について
2023/10/18 05:19
- 質問者はΦ14のSWCH20K(冷間圧造用炭素鋼線)にΦ6の穴をあけたいとのことですが、プレス加工で可能かどうか疑問を持っています。
- 質問者は切削による加工方法としてドリル→リーマ加工を考えていますが、他に方法があるかどうか知りたいと述べています。
- 質問者は穴あけ方向として、丸棒の中心軸に対して直角方向からの穴あけを希望しています。
Φ14丸棒への穴あけ
2010/06/04 15:25
いつも参考にさせてもらってます。
客先からの問い合せです。
Φ14のSWCH20K(冷間圧造用炭素鋼線)にΦ6(+0.08~-0.05)の穴をあけたいとのことですが、ロットが大きいのでプレス加工を希望しています。
公差が小さい上にバリなしを要求しているのですが、
・はたしてプレス加工で可能か。2工程ほどなら工程かけても可らしいです。
・自分の経験上では切削によりドリル→リーマ加工が適切とおもうのですが、他に方法があるかどうか。
前述のとおり、プレス加工ではなく切削による加工とは思いますが、皆様のお知恵を拝借したく質問させてもらいました。
宜しくお願いいたします。
穴あけ方向ですが、当然ながら丸棒の中心軸に対して直角方向からの穴あけになります。
質問者が選んだベストアンサー
切削加工の観点からすると、Φ6(+0.08~-0.05)の公差であれば
超硬ドリルを使用すればリーマは不要でしょう。
ロットが大きいとのことですので、加工能率や工具寿命(工具交換
頻度を減らす)の観点からも有利と考えます。
また、添付URLのスターティングドリルを併用することも有効です。
出口側のバリ対策としては、ドリル抜け時の送り速度を少し下げ
ることが考えられます。
>>スターティングドリルですと位置精度等で有利になるのでしょうか
その通りと考えます。
スターティングドリル→いわゆる普通の超硬ドリル
でイケると考えます。
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その他の回答 (4件中 1~4件目)
丸棒ドテッ腹の穴あけ
ドリルは回答(3)のような剛性を持たないと横滑りして不安定な加工だと思います。
冷間鍛造は素人だが、これ、一旦対辺をフラットに潰してからの穴加工なら出来るのでは?
ドリルでも同様、フラットに潰せば何の問題も無くなる。
そのような形状変更をお願いしてみたらどうでしょうか? 径仕上げをして嵌めあうような部品なら丸形が必要だろうが、鋼線をそのまま使うのなら・・・
お礼
2010/06/08 13:38
ありがとうございます。
円筒、球状の曲面に穴をあける時はいつもフラット面が欲しくなります。
今回の事例では工程をなるべく減らしたい(ほとんどの場合そうだと思いますが)とのことなので、フラット面作成は却下されました。
製品に問題がないのなら、プレス打ち抜きできるくらいまで広げて薄くできればよかったのですが。
ただ、精度など有利になることも多くなる方法ですので、今後に生かして行きたいと思います。
数量が多いならば、冷間鍛造で作成するのが一番ではないでしょうか。
必要なら、ドリル、リーマで仕上げということではないでしょうか。
要求者はこれをプレスと言っているように思われます。
http://www7b.biglobe.ne.jp/~fuyo/cc777pic.pdf
お礼
2010/06/07 08:53
ありがとうございます。
問い合せをしてきたところは、小型のプレスと溶接、組付けをしているところですので、打ち抜きや塑性加工としての「プレス」なんですが、さらにその先の発注元は冷間鍛造をやっているところらしいです。
それらから推測するとどうやら鍛造では困難(不可能?)なものと思われます(弊社はプレス金型ですのでなんともいえないのですが)。
他の方の回答によると、「打ち抜きプレス加工」より切削の範疇との回答が多いので、いずれにせよ話を詰めていかねばなりませんが、鍛造での成形も打診してみたいと思います。
片肉3.5なので
プレスで抜いたら
大変なことになりそう
お礼
2010/06/07 08:46
有難うございます。
問い合せを受けた時点で、社内では無理ではないかとの見解は出していたのですが、何分この業界は会社ごとの情報の隔たりが大きく、井の中のナントカであってはならないと思っていたのですが、やっぱり大変なことになりそうですね。
お礼
2010/06/07 08:59
有難うございます。
超硬ドリルのみで可能とのこですが、いわゆる普通の超硬ドリルで大丈夫なのでしょうか。考えているのは、
センタードリル→超硬ドリル です。
このスターティングドリルですと、位置精度等で有利になるのでしょうか。そのようであれば一度検討してみたいと思います。