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バカ穴とタップ穴を使用した部品の締結に関して
2023/10/18 06:22
- バカ穴とタップ穴を使用して部品を締結する際、他箇所からの累積した公差の最大誤差分をバカ穴で吸収させるためには、大きなバカ穴が必要になる場合があります。
- バカ穴のサイズが大きくなると、取付誤差が増えて他の部分に影響が出る可能性もあるため、注意が必要です。
- 一般的にはΦ3.2~3.5程度のバカ穴が使われることが多いですが、具体的な部品や使用状況によって異なる場合もあります。
ばか穴寸法につきまして
2010/05/10 18:31
お恥ずかしい質問かもしれませんが、
バカ穴とタップ穴にて部品を締結する際、他箇所からの累積した公差の最大誤差分をバカ穴で吸収させようとすると、M3ねじであれば、最小Φ4などの大きなバカ穴が必要になってしまう場合が、時々あります。
(位置の公差は主に±0.2~0.3程度です)
バカ穴なので大きいぶんには構わないのかもしれませんが、
あまり大きくして取付誤差が増えると、他の部分に影響が出る場合もあり
なんとなく抵抗があります。
※数台の製品なので二乗和平方根などは使用していません。
Φ4程度のばか穴はよくあることなのでしょうか?
webなどで調べた限りではΦ3.2~3.5が通常のようですが、
皆さんのほうでは如何でしょうか?
回答 (7件中 6~7件目)
うちではたまにやります。使う状況と注意点は下記の通りです。
(うちも一品ものが主です)
【使う場合】
穴の位置精度が期待できない場合。たとえば…
1.製缶・板金もので溶接前加工をする時
2.寸法の基準があちこちする時
(たとえば長いパイプの端と端に穴を開けたい時…
本来なら片端からの穴位置と穴間隔を寸法指示しますが、
採寸しやすさを優先して2穴とも端からの位置を指示することが
なくはありません。)
3.穴ピッチが離れる時
※ NCで位置を出すときはφ3.5より大きくすることはあまりありません
(穴の位置精度はJISの加工精度中級を目安にしてます)
【注意点】
・座面が少なくなるので、大きくしかも厚めの丸座金をかます
・位置精度も基本的には最悪φ4の穴で±0.5ずれることを前提に
設計する。
(これでもM6の場合と同じですが…)
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製缶だとあまる使われません(M3・4のタップが開けられないDONだから)
私はよく使っていたが喧嘩になる
そんな製造現場だったので ドリル径を大きくしたいのですが
ボルト座の関係があり 3.5 です
面取りして ボルト座なくなった という 間抜けな話もされました
まあ、つぶれるわな
お礼
2010/05/13 15:44
遅くなりましたがアドバイス有難う御座います。
成程、座面のことがありましたね・・・。
失念しておりました。
やはり3.5程度が妥当なとこでしょうか。
どうもありがとうございました。
お礼
2010/05/13 15:52
遅くなりましたが、ご丁寧なアドバイス誠に有難うございます。
1,2,3共に確かに自分の場合でも考えられます。
今回の対象品はサブASSY品で、その取付穴(バカ穴側)がサブASSYの累積公差に依存してしまっており、やむを得ず考えている次第です。
注意点も肝に銘じておきます。
有難う御座いました。