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グラスウールと鉄板の透過損失について
2023/10/18 06:24
- ブロワの防音カバー(グラスウールt25×2+鉄板t2)の減音量を計算する方法について知識がなく困っています。
- また、グラスウールと鉄板の減音量(透過損失)に関する情報を知っているメーカーやHPなどを教えていただけると助かります。
- 初心者向けの防音計算方法を教えていただけると嬉しいです。
グラスウールと鉄板の透過損失について
2010/05/06 22:14
ブロワの防音カバー(グラスウールt25×2+鉄板t2)の減音量[dB(A)](機側1m)を計算したいのですが、計算方法について知識が無く苦慮しております。どなたか、計算方法を指南していただけないでしょうか?
または、単純に上記材料の減音量(透過損失)に関して情報のあるメーカーさん等ご存知であれば教えていただきたいです(HPなど)。
計算条件
防音カバー寸法・・・1000L×500W×700H
カバーと地面の隙間・・・最大2mm
グラスウールの吸音率・・・0.7M (JIS A6301を参照)
ブロワ騒音値・・・76dB(A)@200Hz
ネットでいろいろ調べてみた結果、以下の導出を試みましたが間違っていますでしょうか?
TL = 10*log(1-α) = -5.22 [dB(A)]
TL:グラスウールの減音量(透過損失) [dB(A)]
α:グラスウールの吸音率 0.7 [ - ]
鉄板(圧延鋼材)の減音量に関しては、吸音率がよく分かりませんでしたので、計算しておりません。
防音に関しては初心者でして、計算精度よりも簡易的な計算方法についてご教授いただけたらと思います。宜しくお願い致します。
回答 (1件中 1~1件目)
厳しいことを言いますが、遮音と吸音の区別はお判りでしょうか?
騒音源を隙間なくすっぽり覆うことができれば、材料特性から遮音性能を
計算できます。
ブロワの場合、吸気や排気部を完全に覆うことは難しそうに思います。
このように音が漏れる部分があれば、カバーで覆った部分と、音が漏れる
部分をそれぞれモデル化して組み合わせて考える必要があります。
使うモデルによって計算式が異なります。
遮音の基本的な理論では、単位面積あたりの質量が大きい材質は有効です。
遮音性能で同じ厚さの鉄と吸音材を比べたら、圧倒的に鉄の方が遮音性能
が高いことになります。
鉄の容器の内側に吸音材を貼れば、容器内の音響エネルギーを吸収する作用
がありますから、外に漏れる音量を低減させる効果は期待できます。
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補足
2010/05/07 00:06
回答有難うございます。
遮音と吸音の区別はよく理解していないです。
グラスウールは、遮音性は高くなくむしろ吸音性に優れるというのは、先程ネット知りました(というレベルです)。
ご指摘の隙間に関しましては、大きく2箇所(吸気口と排気口)があり、どちらも150mm角程度の開口となっています。開口場所は長手端面の中央です。
これらの隙間を考慮した場合の減音量の計算方法についてご教授いただけますでしょうか?
また、他に必要な計算条件等ありますでしょうか?
よろしくお願いいたいます。