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プラスチック外装機器の絶縁試験について
2023/10/18 06:33
- 初めて製品の耐圧試験・絶縁抵抗試験を行う際に、プラスチック外装の機器で行うことになりました。
- 電安法の解釈によると、金属製以外のものは器体の外郭に金属はくを充電部との間にすきまなくあてる必要があります。
- 具体的に金属はくには鉛箔や銅箔テープなどが適しており、すきまなくあてるとは隙間を残さず巻きつけることを意味します。
プラスチック外装機器の絶縁試験について
2010/04/27 15:22
この度、初めて製品の耐圧試験・絶縁抵抗試験を行うことになりましたが、
よりによってプラスチック外装のものでした。
(AC入力、変圧器なしの機器です)
電安法の解釈を読むと、金属製以外のものは
器体の外郭にすきまなくあてた金属はくと充電部との間において行う、とあります。
この場合
1.具体的に金属はくとはどのようなものが適しているのでしょうか?
鉛箔・銅箔テープなど?
2.すきまなくあてる。とはそれこそギッチリ隙間無くグルグル巻きにしてしまうような感じでしょうか?
恐れ入りますが、アドバイス頂ければ幸いと存じます。
回答 (1件中 1~1件目)
金属箔は、調理用のアルミ箔が一般的に使われていると思います。
考え方としては、「ギッチリ隙間無くグルグル巻き」でいいと思います。
できる限り密着できるように、大きな皺を作らないで全体を包むように巻き
付けることが重要です。
具体的に規定に書いてある訳でわありませんが、アルミ箔を密着させるには、
アルミ箔の外側を弾力性のあるもので覆うことが必要でしょう。例えば、
電気絶縁用のビニルテープなどを巻き付けることも有効と思います。
面倒なことを書きましたが、プラスチック外装の製品の耐圧試験・絶縁抵抗
試験は、まともな設計であれば十分なマージンをもって合格するのが当たり
前です。樹脂ケースの合わせ目やねじ頭など、耐圧試験の弱点部となるよう
な箇所に対して、金属箔がきちんと密着していれば実用的な試験条件として
は大きな支障はないと思います。
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