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丸モノの位置決め方法とは?
2023/10/18 08:32
- NC横中ぐり盤での丸モノの位置決め方法について質問です。
- 具体的な加工工程として、イケールにワークを張り付けて表面にM12を12か所、ワークをイケールから外し、裏返しにしてM12を12か所、イケールをテーブルから降ろし、ワークをテーブルに置き外周面にφ10を12か所加工という順で行います。
- 同一線上に穴位置を合わせるための方法を教えていただきたいです。ケガキ線を入れて黙視にて位置合わせするしかないのでしょうか?
丸モノ 位置決め方法
2010/03/05 14:07
いつも勉強させていただいております。
加工初心者です。
NC横中ぐり盤でのリング状の穴あけで困っています。
ワークφ1200×φ1000×100L S45Cにて裏表端面に30度ピッチでM12の加工、外周面に内径側に向かってφ10×80Lの穴加工があります。これも30°ピッチ。
基準となる0度の同線上にすべて穴位置を合わせるにはどうすればよろしいでしょうか?
ケガキ線を入れて黙視にて位置合わせするしかないのでしょうか?
ご教授のほどよろしくお願いいたします。
みなさん、ご回答ありがとうございます。
加工工程は、
?イケールにワークを張り付けて表面にM12を12か所
?ワークをイケールから外し、裏返しにしてM12を12か所
?イケールをテーブルから降ろし、ワークをテーブルに置き外周面にφ10を12か所加工
という順で行こうと思います。
?から?、?から?の加工をするときに穴位置の角度がずれないようにするには(同一線上にするには?)?
回答 (7件中 1~5件目)
2ヶ月前に同様部品の不具合で奔走しました。
同程度の外径で厚み300mm程度の製缶品表裏それぞれ32箇所の
M12とM10施工を外注し(旋盤加工含む)完成後
機械に組み込み時にピッチの位相ずれが発覚して(ピッチ径部で約3mm)
組み立て作業をストップ、別部品の追加工でクリアしました。
是正処置でメーカーと打ち合わせを実施しました。
原因は設計図上で、表裏関係の位置精度が記載されていない。
(芯と位相を合わせるのが常識と思うが)
それと加工者の注意不足もありました。
加工メーカーは図面上で表裏のねじ穴位相位置が絶対値で±0.05mm
ですと、ワークのつかみ換えまたは、位置変えを行うと精度保証できない。
弊社図面でNC加工指定の場合は、よくこの書き方をします。
しかし±0.2mmならば外径部のケガキ線利用で問題なく加工可能との
回答でした。(目視あわせ)
弊社はこの±0.2mmレベルの精度で問題ないので、図面への精度書き込
みと加工業者への注意で是正処置としました。
段取り変えのある加工品は要求精度を明確にすべきと思いました。
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その加工法だとM12を基準にするしかなく
?で加工した後
M12の穴にピンをいれ(下穴で決める)
(頭がピン形状のものをねじ止めもあります)
精度は出ません
まあ、それで加工しているところもあるけどね
?上が平面、下が凹面 (横にするとこんな感じ→ 】)
のブロックを用意する
?凹面をアロンアルファでワーク側面に接着する
?コレットチャックホルダの先端にスモールテスタを取り付ける
?回答(4)さんと同じ方法で、接着したブロックの平面が機械X軸
と平行になるようにワークを取り付ける。
?ワーク外周の頂点を探る。
?加工後にブロックを叩いて外す
イケールやテーブルにワークを直置きせずに、ブロックなどで浮かせ
て取り付けるのであれば、回答(4)さんの方法が確実ですね。
みなさんと違ったやり方で
正面側のM12をたてます。
そのネジ穴を利用して適当な板を貼りつけ、通りを出して固定します。
以後の工程ではその板で通りを出せば位相が揃うかも。
ピンゲージの方が簡単ですね。
小生も、回答(2)さんと同様となるのですが、
M12の下穴加工を一箇所、口元10mm程度H7又H8で加工し、ピンを差し込み基準とするか、
φ10×80Lの穴加工を一箇所、口元10mm程度H7又リーマ(H8)で加工し、ピンを差し込み
基準とするか、のいずれかやり易い方を選択し、検討してみて下さい。
M12ねじ加工は、一箇所ならハンドタップで最後に加工しても良いのでは。