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二次せん断についてクリアランスは25%なんていうとんでもない話なのか?
2023/10/18 08:40
- 質問者はブランク材料の中心に直径40mmくらいの八角穴を抜く金型を製作していますが、二次せん断が大きく現れている問題があります。
- クリアランスを10%→12%→15%と次第に広げて行いましたが、まだまだ二次せん断が大きいです。
- 現在ダメモトで25%のクリアランスを検討していますが、果たして25%のクリアランスは適切なのか疑問があります。
二次せん断について
2010/03/02 10:07
ブランク直径:φ80mm
材質:SK5
板厚:3.2mm
のブランク材料の中心に直径40mmくらいの八角穴を
抜く金型を製作しております。
最初はクリアランスを7%の0.22mmで製作したのですが、
実際打ち抜いてみると二次せん断が大きく現れました。
※ちなみに全周において均一なせん断面でしたので、
クリアランスは均一になっていると思います。
そこで、クリアランスを10%→12%→15%と次第に広げて
行ったのですが、若干二次せん断は減ったような気がしますが、
まだまだかなりの二次せん断です。
そこで、現在ダメモトで25%にしようという話になって
いるのですが、識者の皆様はどう思われますか?
果たして25%なんていうとんでもないクリアランスって
あり得る話なんでしょうか?
クリアランスの他に何か致命的な見落としがあるような
気がしてなりません。
どなたかお心当たりのあるかた、アドバイスお願いします。
回答 (2件中 1~2件目)
ブランク径φ80に対し、中央部の八角形穴は抜き落し構造であるなら、ブランク押え力が不足での二次破断発生すると考えます。抜き落し金型構造ではなく、ダイス側(八角形穴部)に材料を拘束する為の構造に変更する事で解決できると考えます。クッションユニットを組み込んでみてください。八角形の抜き力に対し、5~8%の初期荷重を有するバネを内蔵してみるのは如何でしょうかね。試しに高荷重ウレタンを実験的に入れてみて対策できるか、事前に確認する事をお勧めします。当社の場合は抜き平坦度の顧客要求公差確保の為に、順送最終工程のセパレート工程でも同じ金型構造で対策しております。(抜き落しでは製品平坦度確保できない為)
金型クリアランスは最大でも板厚の10%と考えてください。
※八角形の角Rについても注意してください。MINR1.6以上は必要です。
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クリアランスは10%ぐらいでいいと思います。
ストリッパーの圧力が不足しているのではないでしょうか?