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鋼管を圧縮(潰す)ために必要な荷重
2023/10/18 08:42
- 鋼管を圧縮するために必要な荷重について計算する方法について教えてください。
- 薄肉円筒や曲がり梁の解析を考えましたが、理解できませんでした。どのように計算すれば良いのでしょうか?
- 鋼管が変形を始める荷重(降伏点)を知りたいです。解析が必要なのでしょうか?
鋼管を圧縮(潰す)ために必要な荷重
2010/03/01 11:53
鋼管(一般構造用炭素鋼管)を圧縮する(潰す)ために必要な荷重について計算したいのですが可能でしょうか?解析するしかないのでしょうか?
前回にも同じような質問をさせて頂き、アドバイス頂いた内容で薄肉円筒・曲がり梁から考えたのですが理解できませんでした。
↓P
○ (鋼管:φ89.1 2.8t 耐力:235MPa 引張強さ:400MPa)
φ114 3.2t
鋼管を置き、真上からPを与える時でも曲がり梁で計算できますか?
鋼管が変形を始める荷重(降伏点?)だけでもよいので
ご教授頂きたく宜しくお願い致します。
回答 (4件中 1~4件目)
パイプの断面係数ってどうやってと思ったらぐぐったら出てきた
http://www.geocities.jp/iamvocu/Technology/kousiki/kousikidanmen.htm
まあ、そこからうねうね計算すればよいが
どうも 40tとか1.58t とか出てきてるので
答えを えいっと出してみた
http://mcnc.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20100304212951.jpg
φ89.1 2.8t L=1000mm 両端固定 ベタ置き
4tをかけたとき 側面にかかる応力は
500MPa を超えるので 潰れてるはず
ちなみに 感覚的に答えると
2.8t の アーチ型 の 鉄板 4t トラックが踏めば 潰れると思う
40t も耐えれたら すごいと思う
そうです
みんな構造計算のほうを使ってるが
構造計算は
卵を何個か置きその上にガラス板をひいて満遍なく荷重をかけた場合の計算だからとても大きな値になったりする
上のソフトは有限要素法なので、細かく分けてその部位にかかる
圧力を計算してるので
極端に集中加重がかかっていても、破断するとは限らない
上記の場合、周りに引っ張られて もつかもしれない
本当はパイプベンダー とか プレスの 方を使うんだと思うんだが
プレスは 板なのでそのままずばりはない
パイプベンダーはいまいち感覚で作ってるみたい
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この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
仕事が早く終わりましたので、お答えします
また、長くなりましたので 再度、回答し計算式も公開します
昨日、計算したものをtextにしておきましたので参考になれば
便覧:曲がりはりの計算式によりました
ρ0=1/2*(89.1+2.3)=43.4 e1=h/2=2.3/2=1.15
k=-1+ρ0/h*LOGe((2ρ0+h)/(2ρ0-h))
=-1+43.4/2.3* LOGe((2*43.4+2.3)/(2*43.4-2.3))
=2.34141274686905E-04
M=Wρ0/2*(cosφ-2/(PI(1+k)))
=W*43.4/2*(1-2/(PI*(1+2.34141274686905E-04)))
=7.88858476199253*W
N=-W/2*cosφ=W*1/2*1=0.5*W
A=2*h*b=2*2.3*300=1380mm2・・・300では89.1x3倍程度が限度かも
σ=N/A+M/Aρ0(1+1/k*e1/(ρ0+e1))
=0.5*W/1380+7.88858476199253*W/1380/43.4
*(1+1/2.34141274686905E-04*1.15/(43.4+1.15))
σ=235よりEXCELのゴールシーク使用しWを見つける
W=15650.78N=15.65KN=1.58ton・・・なぜこんなに数値が違うのか・・・
よく判りません。それにしても、40tonとは、随分と違いますね~
恐らくどこか間違いでしょうが、こちらも正解だと断言できないのが辛い
お礼
2010/03/05 13:11
式は参考書を見ながら理解できました。
ここでのe1は中立軸からの距離ηの事だとおもうのですが、h/2はなぜでしょうか?
参考書にはη=-{κ/(1+κ)・r}とのっています。
このηで計算すると-100tとなりました。手計算ですが・・・
マイナスは圧縮と捕らえていいのでしょうか?
この式は回答(1)と同じなんでしょうか?σ=で展開してみましたが最後までたどり着く事が出来ませんでした・・・。
解析か実際に成形してみるしかないのでしょうか。
ご協力ありがとうございます
曲率半径を1/2(89.1-2.3)=43.4とし、h=2.3,b=300として考えてみれば如何?
回答1さんの「長方形断面 h=ro-ri」も同じことを言っているようですが、
詳しくは材料力学便覧の曲がりはりを良く見て、計算すればできると思います
返信が遅くなりましたが、h*bの長方形断面と考えればh=t=2.3mmです
先程、試しに計算したところ、φ89.1xt2.3では7113Nで降伏し始めると出た
これは前回私がザックリ二辺固定平板でP=7459N?とした値に何故か近いです
しかし改めて計算してみると結構大変でlogは有るわ、EXCELでゴールシークも
使ってやっと出した答えだが、ザックリと大して違わないのに少しがっかりだ
尚、計算結果には当然ながら責任は持てません。現物で検証してください
再計算してみると、何と倍近く違っていました。15650N→≒1,600kgfでした
お礼
2010/03/02 14:01
ありがとうございます。
hは板厚ですか?
ありがとうございます。
これは回答(1)の式を使っての計算値でしょうか?
回答(1)の式でcosφ=1として計算したところF=150tほどの計算値になりました。
ちなみに)κ=1.407×10^-3
η=0.06063
S=690mm2
σθ=300と仮定しました。
これはありえないと思うのですが、実際に実験できる機会がないので困っています。
計算頂きありがとうございます。
何かアドバイスありましたらお願い致します。
補足
2010/03/04 15:12
もし今回のような経験がおありでしたら経験値からアドバイス頂ければと思います。
κ=3.511×10^-4
η=0.01514
でした。申し訳ありません。
これでも最終Fの値に大きく変化はありませんでした。
以下 計算式の一例を示します。詳細は材力の教科書を参照下さい。
外力Fを受ける円筒の内部応力(曲がりはり)
σθ=[2/(1+κ)π+1/κ {2/(1+κ)π -cosΦ}・η/(r+η)] F/2S
κ =r/(ro-ri)・Ln{(1+e/r) /( 1-e/r )} -1
e=(ro-ri)/2
F
↓A
→B ○
A点において cosφ=1,B点においてcosφ=0
一般的にはB点で最大となる。
S:Fによる圧縮投影面積
κ:曲がりはりの断面係数(長方形断面 h=ro-ri )
η:中立面からの距離
下記の体験版プログラムの中に曲がりはりの計算があります。
http://techon.nikkeibp.co.jp/books/visual_sample/bookw.html
ここではrは円筒の中心半径,SはFに対し直角な圧縮面の断面積
hは厚み方向の高さになります。実際の変形点はもっと大きいと思いますが,
計算ではσθを耐力235MPaとしてFを算出すればよいでしょう。
ここではro:円筒外径,ri:円筒内径であり,h=ro-ri は厚みを意味
します。Fは2ヶ所(2S)で支えるので基準となる応力はF/2Sです。
したがってS=厚み×長さ になります。
当方の計算でも約40tになりました。感覚的には大きい気がしますが,長さ
300mmに亘って均等に押すという仮定に問題があるのでしょうか。線荷重では
1300kgf/cmに相当します。
中立面の距離η=-{κ/(1+κ)・r}=r-h/Ln(ro/ri)であり,第二項
を級数展開して数値で求めました。結果の数字が妥当なのか,どこかに盲点
があるかもしれませんが,確認には時間が掛かりそうです。
どなたか,解析ソフトを使って解析していただけるとありがたいですが。
お礼
2010/03/02 13:43
ありがとうございます。
ここでrは曲率半径だと思うのですが、Sの圧縮投影面積とは断面積ですか?
hは断面積の高さではないのですか?
またσθを耐力235MPaとしてFを算出するのでしょうか?
質問ばかり申し訳ございません。
面倒でない程度で、よろしければ教えて下さい。
大変勉強になります。
1.参考書を見ると、断面係数κの式にはr/h・・・と直接hが入っていますが、h=ro-riはどういった意味があるのでしょうか?
(ちなみにri,roはどこの値ですか?)
2.Sは円筒を反割り(かまぼこの中空版のような)にしたときの断面、つまりは厚み×長さ×2(左右2箇所)ということでよかったですか?
お時間あればお願いします。
わかりました。ありがとうございます。
κ=1.407×10^-3
η=0.06063
S=840mm2(2.8×300)
σθ=300と仮定しました。
cosφ=1
r=43.15
これで計算したところF=180tとの計算値になりました。
もし今回のような経験等おありでしたら打倒かどうかご教授下さい。
私的には180tはいくらなんでも大きすぎると思います。
宜しくお願い致します。
ありがとうございます。
cosφ=0として約40tでしょうか?
一番初めに回答頂いた図で、Aは荷重(作用点)、Bは反力ということになりますね?
B点でcosφ=0(計算値約40t)、A点でcosφ=1(計算値約180t)となりました。これは180tで変形(降伏)し始め、B点で反力40tを受けるという事でしょうか?
η=-{κ/(1+κ)・r}で計算しましたが要素奇知様と同じでしょうか?
上記計算値(40t、180t)は初めのマイナスを考慮していませんでした。これを使って計算しなおすとη=-0.01514となります。
これを含め計算しなおすと、
cosφ=1で約50tになり、cosφ=0では2メガtとかなり大きい数字がでます。
出来る限りの回答で結構ですのでご教授下さい。
やはり解析が必要なのでしょうか・・・。
これまで教えていただいた事は非常に参考になりました。
この計算でいくとφ89.1でもφ114でも、厚みが2.8mmなら約50t
厚みが3.2mmになると約58tとゆう結果になりました。
感覚的には径が大きくなると潰れやすい気がしますがどのように思われますか?
最後に経験でも良いので教えてください。
補足
2010/03/02 16:46
先ほど、厚み×長さ×2と書きましたが、F/2Sの2は2ヶ所を意味する2でしょうか?それならばSは厚み×長さになるのですか?
κ=3.511×10^-4
η=0.01514
でした。申し訳ありません。
これでも最終Fの値に大きく変化はありませんでした。
ちなみにcosφ=0で計算するとF=約40tとなります。
ここまで差が開くのでしょうか?
お礼
2010/03/05 11:10
ありがとうございます。
.jpgの図はφ89.1 2.8t L=1000mm 両端固定 ベタ置き 4tをかけたときのものでしょうか?