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2010/02/22 09:55
客先とのトラブルを避けるためにパーティングラインに関する自社規格を明確にしようと考えています。「JISハンドブック2007-68金型」を参考にしていますがどのようなスタイルにすれば、誤解なく矛盾なく決められるのか、ピンときません。
基本的には樹脂ごとの製品「基準寸法の区分」で管理すれば良いのでしょうが、パーティングラインの有無に関しては後々になって、客先からの厳しい要求を受けることが多く困っています。現状の部品図には当然、客先要求を盛り込むように気をつけていますが(コノ面P.L不可など)問題は図面上明確でない部分です。外観でも基準でもない部分が後々になってただ「目立つ」という理由でトラブルなり得ます。規格が一つできれば営業ツールとして事前に客先打ち合わせに活かし、トラブルが減るのではと考えています。
どのような規格・資料を参考に、またどのような点にポイントをおいてまとめると矛盾が出ないかアドバイスいただけたらと思います。
言葉の使い方が悪く申し訳ありません。今回規格化したいのは「 型ずれの許容値 」に関する定義です。適用範囲、「この規格はJISを基に「 型ずれの許容値 」に関する弊社の規格値として規定する。」・・・例えばこのような文言で始まる文書になろうかと思います。
JIS検索サイトで調べる限り、樹脂成形に関する「 パーティングライン 」「 型ずれの許容値 」を規定するものは無いと思いますが?
(モールド、樹脂、プラスチック and 型ずれ それと PL で検索)
JIS B0403 鋳造品-寸法公差方式・・・
には『型ずれ:鋳型の組合せの構成部分の不正確に起因する鋳造品表面の相対的な変位』と『公差等級』があり、より精度上がるはずのダイカストもこの規格に含んでいる。
寸法のオーダを無視すれば内容としては近い。
現実的にそのような規定が可能なのか、半素人には理解しにくいです。
パーティングラインに起因するのは製品の段差とバリ。たしかに前者なら測定可能で話の?食い違い?は生じない。後者は寸法定義が難しい。
?ショートするから圧上げるとバリが目立ってきた。バリが出ないよう型締め上げると段差が変わった?が常態ではないか?
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基本的に意匠面は不可
角につけるのが基本だと思うが
Rの上点だと バリ取りの時 R形状を作らないといけないのでめんどくさい
穴としては、直線上 平面部 と後工程は楽
だけど、金型屋は面の切れ目 R部に 付けるんだよな
例
http://mcnc.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20100222110947.jpg
型ずれ や 後工程のことも考えて 製品も金型も設計するべき
上記の方法だと型ずれしてもわからない
R形状は バリが貼るとけっきょくR形状は作らないといけないので 右も左も手間は一緒
製品設計時に 右の形になっていれば R形状まで作らなくていいので
製品コストはそうとう下がる
バリ取りとかは、基本、人の手でしかできないので
この辺考えると、中国に行ってしまう(人件費の安い国へ)
そう考えると、図面1枚の書き方で 日本経済はよくなるのかもしれない
ついき
http://monoist.atmarkit.co.jp/fmecha/articles/mold/03/tubo03a.html
>>型ずれの許容値
数値で出すのは難しいと思う
現実 単純にX-Y方向に並行にずれているわけではなく
ねじれていたり 型締めが悪かったり
数値で出すと測らなければならず
後跡面倒になるのは目に見えているので
限度見本を作り、日本人特有の玉虫色で
2010/02/22 16:08
回答ありがとうございます。
おっしゃるとおり、面の切れ目R部につけがちです。
多少の提案は通りますが基本、客先設計を飲むしかないです(泣
中国に工場を持つ客先からの受注であればなおのこと。。。
追記わかりやすい資料ありがとうございました。
やはり私らも基本は一品ごとの限度見本なんですよね。ただ、息が長い多品種小ロットを狙った営業活動しているのでどうしても5年後10年後の客先担当チェンジでクレームに次ぐクレームの発生。。。事前に数値基準を決めておけば、問題になったときだけ、その時だけ測定して範囲内なら有償の金型改修に交渉できればと思っています。最近は融通がきかずなかなか玉虫色が通りにくいです(泣
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2010/02/23 19:37
回答ありがとうございます。
私が参考にしていた「JISハンドブック2007-68金型」にもJIS B0403 鋳造品-寸法公差方式は記載されていましたが、確かに樹脂成形に関する型ずれの規定は特に記載されていませんでした。やはり、存在しないのですかね。JISに無いからには無い理由があると思うのですが、今回自社規格を作ってしまうと後々何か問題が出るのでしょうか。
やはりJIS B0403 鋳造品-寸法公差を基に作るしかないのでしょうか。