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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:エア用インパクトレンチの故障について)

エア用インパクトレンチの故障について

2023/10/18 09:25

このQ&Aのポイント
  • エア式インパクトレンチを使用してM10ボルトを締める際、ソケット長さが寿命に影響することがあるのでしょうか?
  • 250mmのソケット長さの場合、エア用インパクトレンチの寿命が圧倒的に短くなる問題があります。その影響とは何でしょうか?
  • 長いソケット長さがインパクトレンチに及ぼす影響やその結果について教えてください。
※ 以下は、質問の原文です

エア用インパクトレンチの故障について

2010/02/19 12:18

エア式インパクトレンチを使用し、M10ボルトをトルク20Nmで締めていますが、ソケット長さによってインパクトレンチの寿命が全く違います。
ソケット長さは、250mmと75mmです。
250mmの寿命が圧倒的に短いのですが、ソケット長さによるインパクトレンチへの影響はあるのでしょうか?
また長い為に、受ける影響は何があって、その影響がインパクトレンチにどう影響するか、教えてください。

回答 (1件中 1~1件目)

2010/02/19 18:01
回答No.1

判り易く言えば、作用反作用の反作用でのエネルギー蓄積量の違いと思います。
具体的には、インパクトレンチからM10ボルトへ掛かるエネルギー(作用)は同じです。
が、ねじが締まり終えて着座すると、反作用がインパクトレンチ掛かります。
通常のモータ式レンチでは、反作用でレンチが逆に廻ろうとします。
インパクトレンチは、楔作用でソケットを廻し大きなトルクを発生させますが、ねじが
勝手に緩まない事や、斧で薪を割るとき斧が薪に食い込んでも斧自体が自然に抜けない事
と同じで、その大きな力が反作用になって戻ってきてもインパクトレンチの取手に掛から
ない構造になっています。
もう一つ例を挙げると、ウォーム減速機はコンパクトで大きな減速比を生み出しますが、
大きな減速比の物ほど、入力軸からは出力軸は廻せますが、出力軸から入力軸は廻せません。
無理に廻すと入力軸は廻らなく、壊れてしまいます。
さて、元に戻りまして、M10ボルトからの反作用エネルギーは、ソケットにも蓄積されます。
ソケット長さ250mmと75mmの仕様の差は、ソケット長さのみで他は同じです。
ソケットへのエネルギーは、ソケットのねじりによって蓄積されます。
また、磨耗対策の熱処理等で硬度を上げ、ねじり応力も上がっていて、大きなエネルギーを
蓄積できるようになっています。
そのエネルギーが、反作用で帰ってくるので、壊れる原因となります。
ウォーム減速機の壊れ方の内容に類似しています。
でも、実際は壊れる程の反作用の力が加わるのではなく、疲労強度(疲れ)で壊れます。
破損より小さい力でも、数多く加わると壊れる事がある疲労強度(疲れ)です。
反作用の力も取手には加わりませんが、レンチから取手間で加わり、疲労回数としてカウント
されます。(反作用の力が大きい程、破損までの回数が少ないので、壊れ易いです)

輪ゴムやゴム紐をねじって駆動する玩具類があります。
例えば、プロペラ式の竹籤とビニールの軽量飛行機等がそうです。
そのゴムは、長い程エネルギーの蓄積が大きいのと同じで、ソケットも鋼の棒状なので、
弾性力がありねじりのエネルギーは蓄積されます。
また、インパクトレンチは“抗力”という工学用語でしめす反力を伝えない構造をして
いますから、実感がないと思います。
モーター式レンチやナットランナーを1本だけ使用すると、反力が実感できますよ。
難しい用語が出ていたら、用語検索をして貴殿なりにマスターして下さい。

ねじも反力である軸力をトルクに変換できない機構です。
ですから、車のステアリングは、タイヤが異物等で蛇行しても、殆どハンドルへその力が
伝わらない現象も前述とにた内容となります。

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