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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:寸法測定精度についてです)

部品の寸法測定精度についての基準とは?

2023/10/18 11:26

このQ&Aのポイント
  • 部品の寸法測定精度について、どの程度まで計測すべきか悩んでいます。三次元測定器を導入したものの、NGとなる部品が増えてしまっています。寸法を正確に測ることは重要ですが、非生産的で効率が悪いと感じています。適切な基準を設けるための資料や判断方法が欲しいです。
  • 部品の寸法測定精度について悩んでいます。三次元測定器の導入前には問題がなかった部品が、導入後にNGとなることが増えています。正確な寸法測定は重要ですが、現在の精度は適切なのか疑問です。非生産的で効率が悪いと感じています。適切な基準や判断方法を教えてください。
  • 部品の寸法測定精度についての基準について悩んでいます。受入検査において、三次元測定器の導入によりNGとなる部品が増えています。0.001mmでも寸法が外れているとNGと判断されるため、非常に厳格な測定が必要です。しかし現在の精度は非生産的で効率が悪いと感じています。適切な基準を設けるために、資料や判断方法を探しています。
※ 以下は、質問の原文です

寸法測定精度についてです

2011/12/23 20:18

部品の寸法測定はどの程度まで細かく計測するべきでしょうか。
よい書籍、JIS規格などあれば教えてください。

機械メーカー(受注生産、生産機械です)にて購買を担当しているものです。
当社では受入検査において、三次元測定器を導入しました。
一部の部品を三次元測定していますが、導入前に比べNGとなる部品が多く発生してしまいます。
今まで計測できなかった印ろう部などの千分台の寸法まで計測できるようになり、0.001でも寸法が外れているとNGという判断を検査部署がするためです。

三次元測定器によって正確な寸法が測れるのはいいことだとは思いますが、現在の部品加工係、外注先の技術からは少々酷な精度だと感じています。
またいかんせん非生産的、非効率的な気がします。
私の知る限り、該当部品について三次元測定器導入前に、大きな問題が起こってはいませんでした。

そこで寸法をどこまで正確に測るべきか、基準を設けるべきではと考えています。
よい判断基準となる資料があれば教えてください。

よろしくお願いします。

回答 (6件中 1~5件目)

2012/01/11 21:20
回答No.6

JIS では、
  JIS Z8318 製図-長さ寸法及び角度寸法の許容限界記入方法
など製図の規定や
  JIS B0419 普通公差 - 第2部 : 個々に公差の指示がない形体に対する幾何公差
をみても、そこにある数値は測定誤差を考慮してません。

公差数字が等号を含むのか ≦ ≧ 含まないか < > についても明確でない。これは純数学と違うので議論不要の主旨と思われ。

  JISB0401-1 寸法公差及びはめあいの方式―第1部:公差,寸法差及びはめあいの基礎
も同じ

これらで測定誤差まで言及してしまうと議論がスッキリしないので、それは規格を利用する者に任せている。
なので図面の公差を適当に書くだけでなく、その測定・検査での誤差についての運用規則を決めなければなりません。社内に留まらず外注には必ず及ぶ。納品先にも及ぶが、これは先方が主体となって取決すべきもの。


一方、JISは測定誤差を考える際に役立つものも用意している。
  JISZ8401 数値の丸め方
社内規定で全般に適用すると宣言しても良いし、図面にこの規格番号書くだけで適用の意志表示。
  10 0/-0.1
  10 0/-0.10
との違いが明確になる。単純四捨五入なら前者は 10.04~9.85 まで合格!
ヲイヲイそりゃマズイといい加減に公差を書いてきた設計者はクレームを言う。
後者で書けと指導すると 10.004~9.895 が合格。これでほぼ従来通りのレベルとなる。
これに拠らなくとも、測定器を指定する方法もあるし、個々でなく全てをカバーしての規定化も有り得る。

ゼロの問題がすでに出てますが
  http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=255909&event=QE0004
  No.38052 有効数字(有効桁数)について

ゼロを特別扱いする根拠は無いし、実際の測定を考えても保証できない。

公差が厳しく測定が難しいはめあいについては、限界ゲージ検査を導入するなら、ゲージに設けたマージンが働いて矛盾無く検査できる。
正常と認められたゲージをパスしたなら(別のゲージでアウトでも)合格と判定する規定は知っておくべき。


それと回答(4)の【参考】 不確かさの入門ガイド
統計理論が必要で難解だが重要な知識です。

付け加え
  計測の不確かさマイクロメータ、ノギスの事例
  http://www.espec.co.jp/image/pdf/pdf/j_techr33.pdf
  http://www.iajapan.nite.go.jp/jcss/pdf/koukaib_f/JCG201S51-04.pdf
  http://www.iajapan.nite.go.jp/jcss/pdf/koukaib_f/JCG201S51-03.pdf

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2011/12/27 14:01
回答No.5

三次元測定機を扱う者です。

三次元測定機は高精度な測定を可能にしますが、
測定方法、評価方法、段取り方法などによって誤差が発生します。
図面で指示された許容値が判断基準となりますが、
三次元測定から出力された結果だけで判断すると危険かも知れません。
例えば直径であれば…
・基準面はどこか?
・測定した深さはどこか?
・形状(真円度)はどうなっているか?
・測定点数は何点か?
などを把握した上で判断する必要があると思います。

方法と結果が妥当かどうかの判断をした上で問題が無く、
それでも許容値外であれば修正や作り直しの必要があるかも知れません。
ただ、今までの検査方法で問題が無いのであれば、
三次元測定での結果で0.001程度の微小な許容値外はNGとする必要は無いと思います。
方法によりますがその程度の誤差が生じる場合もあります。

弊社でも生産機の部品を測定する事がありますが、
微小な許容値外は現場の方の意見を聞いて判断してもらっています。
許容値内に全て収めるのはいいことですが、
皆様も仰っている通り工数、コストの面で勿体無いと思います。

資料などは無いですが、質問者様に参考になればと思います。

2011/12/25 10:44
回答No.4

うーーーんと
有効数字を知らないんだと思う
三次元測定以前が1/100なら
1/1000は四捨五入 おr 切り下げ おr 切り上げすべき

わけのわからない人には交差ギリギリのものだし
もしこれが技術革新で1/10000まで図れるものができたらNGなの
もしNGなら今までOKだったものもNGだね

2011/12/24 11:00
回答No.3

問題点は2つあると考えます。

1)仮に使用上問題の無いものをNGとするなら、前提となる図面公差に問題がある

  闇雲な精度要求はコストアップの重大な要因です。

2)三次元で表示された寸法の信頼性の問題
  機械加工時に三次元測定機で測定しながらの加工は無いだろうし
  基本的に単一寸法(径や長さ)なら2点間距離の測定
  内径寸法などは3点マイクロとシリンダーでの測定で差が出る事も多い
  真円度との複合的評価なら3点マイクロの使用は簡易的は有効であるが
  真円度を規定しなければ2点間の寸法が許容値なら合格

  研削やラップされた面での 1/1000 の評価ならまだしも
  面粗さの分も考慮しているのか?
  プローブの先端は球形状だが 外測マイクロの先端は面形状
  重要な寸法なら測定方法の指示も必要と考える。
  
  運用面でも測定室の温度管理・測定物の温度管理は?
  恒温室でも床と天井付近での温度差は?

  三次元測定機を信頼するのも良いが
  そもそも 保証精度をよく確認してみて下さい

  http://www.mitutoyo.co.jp/products/zahyou/crt_as.pdf 

  ついでに 三次元測定機の校正に使われるのはブロックゲージの応用品

  http://www.mitutoyo.co.jp/products/gaugeblock/master.pdf

  製造現場で寸法の基準となるのはブロックゲージです。
  

>0.001でも寸法が外れているとNGという判断を検査部署がするためです。


例に上げた CNC3次元測定機 の本体精度だと

最大許容指示誤差 1.7+3L/1000  最大許容プロービング誤差 1.7μm

100mmの測定だと最大許容指示誤差は 2μm
この測定機では 0.001 の誤差をNGとするのに整合性を担保できない。

実際に寸法が外れていても(3次元が正しくても)他の測定方法での確認が必要ですよ。

下請けさんの逆襲に遭わないうちに 社内で検証するべき。

2011/12/23 22:21
回答No.2

どの程度まで・・・非常に難しいことです。
三次元測定器などのデジタル測定(デジタル表示という意味ではない)では、人間の感覚などのアナログ的要素、さじ加減が一切含まれません。
たとえば0~+0.021という交差に、組み立ての立場なら、+0.022でもOkとして、逆に0を嫌います。
精度も大切ですが、問題なく使えるかも大切です。
検査部署でNGとなっても、設計や組立に確認をとるなどの配慮が必要かと思います。
しかし、最近は責任を負いたくないという思いから、必要以上に交差を厳しくし、交差は絶対に守るものとする傾向にあるのも事実です。
測定は出来る限り正確に計る事は重要ですが、プラスαの特例という形でも良いので、アナログ的要素を加えて行くことが必要であると思います。

お礼をおくりました

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