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深溝玉軸受のフレッチング対策用グリースとは?
2023/10/18 12:20
- 深溝玉軸受の駆動系に使用されるグリースには、フレッチングコロージョンを防止する効果があるものがあります。
- 軸受メーカーやグリースメーカーのHPには、耐フレッチングコロージョン用のグリースについての情報は載っていません。
- 使用温度範囲は-40~+120℃程度が推奨されています。
深溝玉軸受のフレッチング対策用グリース
2011/11/11 15:02
駆動系の軸受に深溝玉軸受を使用しています。
予圧をかけてスキマはある程度除去しています。
軸受の動きとして、小さい角度での揺動なので軸受内のフレッチングコロージョンが心配されます。
軸受メーカや主要グリースメーカのHPを見ても明確に耐フレッチングコロージョン用のグリースと言うのは検索されませんでした。
推奨のグリースがあればご教授下さい。
使用温度範囲としては-40~+120℃程度です。
よろしくお願い致します。
回答 (3件中 1~3件目)
> 小さい角度での揺動なので軸受内のフレッチングコロージョンが心配されます
振動や衝撃が加わり、本来は転がりとなっている(ボールと内輪又は外輪の)接触
が滑るために、摩耗が促進され摩耗粉が腐食し抵抗増加になる内容なので、本来の摩耗と
大差がない摩耗メカニズムです。(摩耗粉が発生する内容では、)
さて、与圧仕様での使用なので、耐荷重用のグリースで、使用温度範囲-40~+120℃
を普通に選択すれば良いと思います。
URLを確認しますと判りますが、JISでの規定内容よりNLGI(アメリカ潤滑グリース協会)
の規定や“合成油系グリース”での選択がベターと思います。
使用温度や耐荷重内容以外は、あまり考慮が必要ないと考えます。
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高速スピンドルみたいな物では無いなら
モリブデン入りのグリスでも使用可能
一歩進んで「ドライコーティング」という手もあり?
やはり 一番のお勧めは「GRP」だが
昔の船乗りが
「舟板一枚 隔ててで天国と地獄」と言っている。
極限の状態では紙一重でコロッと状況が変わる
切削でも切削油の種類一つで状況は一変します
特殊なコーティングやオイル・添加剤は
時には「魔法の粉」となるが 極限で無ければ実感するのは困難
保険的な意味合いで使うなら問題は無いでしょうが
実機で壊す位のテストして比較が望ましいと考えます。
>「舟板一枚 隔ててで天国と地獄」
訂正
「舟板一枚 隔てて天国と地獄」
お礼
2011/11/14 09:30
アドバイス有難うございます。
ドライコーティングは、初めて聞きました。
詳しく調べてみようと思います。
「GRP」も参考にさせて頂きます。
高回転速度では無く小さい角度での揺動での使用なので、高粘度の
グリースが適しているように思われますが、-40~+120℃の使用範囲
は過酷ですね。
-40℃では、ミスト潤滑も適応できないと思われます。
素直に、グリースメーカにご相談することをお勧めいたします。
「GRP」のWEBサイト拝見いたしました。
物凄い性能ですね。脱帽です。
お礼
2011/11/14 09:27
アドバイス有難う御座います。
商社経由でベアリングメーカに相談していますが、グリースメーカに直接相談してみます。
お礼
2011/11/22 09:54
お礼が遅れ申し訳御座いませんでした。
「耐荷重用のグリース」がキーワードですね。
これで少し絞り込めます。