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アキュムレータの封入ガス圧について
2023/10/19 03:44
- アキュムレータの封入ガス圧には最低作動圧と最高作動圧があります。
- 最高作動圧の25%という値は、プラダの圧縮率が上がり、寿命低下に繋がるため注意が必要です。
- 最低作動圧の90%の設定には具体的な理由があり、回路の安定性やパーツの劣化を防ぐためです。
アキュムレータの封入ガス圧について。
2013/10/01 00:18
エネルギー補助用にアキュムレータを使用する場合、封入ガス圧は、最低作動圧の80-90%、最高作動圧の25%、の間で使用すると教わりました。
そこで最高作動圧の25%と言う値は、最高作動圧時にプラダの圧縮率が4倍程度になり、プラダの寿命低下につながると教わり納得できるのですが、最低作動圧力の90%というのはどうしてなのでしょうか?
仮に、油圧回路の最低差動圧が10Mpaだとし、アキュムレータ窒素ガス封入圧力が9Mpaだとします、最低圧時もアキュムレータは完全には膨らみませんよね?
しかし、回路最低作動が9Mpa、ガス封入圧力が10Mpaの場合、回路の最低圧力時に、プラダはパンパンに膨れます、しかしなぜ膨らむといけないのですか?
実際油圧回路で、油圧ポンプを停止した場合(チェック弁などなく、アキュムレータラインに圧力は発生しない場合)回路の圧力はなくなり、アキュムレータはパンパンに膨れますよね?
最低作動圧の推奨値はどの様な理由で設定されているんでしょうか?
詳しい方おられましたら教えて下さい。
質問者が選んだベストアンサー
http://www.hyd-acc.co.jp/tech/index.php?m=Tech2
2.ご使用上の注意点について
A1.
3.液体側の最低作動圧力が、予圧で封入したガス圧力に対して1.1倍以下の低い圧力まで使用
する場合、ブラダがシェル(アキュムレータ本体)内面全体に膨らむことにより、ブラダの
底部がブラダ飛出し防止用のポペットに噛み込んでしまい、ブラダの破損につながります。
直ぐには破損しないが、ポベットが頻繁に効く状態ではプラダが傷んでくる。
アキュムレータの機能と構造
http://www.nok.co.jp/seihin/accu_pdf/accu1-2.pdf
急に圧が抜けると ポペットに噛み込んでしまい が起きます。
アキュムレータはそうなること多いからの書き方と思います。
ゆっくり繰り返すと噛み込まなくともプラダゴムが疲れてくるでしょうけど
補足
2013/10/01 21:24
ありがとうございます、噛み込の恐れがあるのですね、勉強になりました。
しかし、アキュムレータを使用するユニットでポンプを停止すると、アキュムレータラインの圧力が抜けアキュムレータはパンパンになりますよね?
すると頻繁にユニットのポンプを停止することも難しいのではないでしょうか?
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お礼
2013/10/03 11:17
なるほどです!
プラダの膨張時の注意事項、考え方など、知りたかった事が勉強できました!
どうもありがとうございます。