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耐震金具設計の計算方法と参考式について
2023/10/18 13:22
- 重量600kgの半導体装置をLアングルで四隅固定する耐震金具の設計方法について知りたいです。
- 耐震金具の設計において、具体的な計算方法や参考となる計算式について教えてください。
- また、この耐震金具設計にはどのような要点があり、安定した固定を実現するためのポイントを教えてください。
耐震金具設計
2011/09/26 20:33
半導体装置で重量600kg程でLアングルで四隅を固定する耐震金具の設計を行いたいのですが計算方法を教えてください。
また、参考となる計算式等もお願い致します。
回答 (5件中 1~5件目)
プラント機械や設備機械の設計では未だに震度法による計算が認められている
これは簡易的で判り易く計算も容易だからでもあります。↓URLは参考になる
ものが多いだろう。基本は、重心位置を算出にそこに地震の慣性モーメントが
作用し、それに耐えうる構造であると証明すれば良いのです。それと機械分野
により設計法や基準があったりします。半導体装置では特殊な部分がありそう
http://www.kawamura.co.jp/electric/faq/pdf/b_taishin.pdf
従って新耐震設計などによる地盤を考慮した振動係数や固有振動周期などの
旧来からの手法に慣れている古い設計者には、簡単な構造であれば即、簡便な
手法に行ってしまう。ただ、建築基準法でも先の震度法は依然として認められ
ている筈です。詳しくは。。。↓URLを参考しにてください
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%80%90%E9%9C%87%E5%9F%BA%E6%BA%96
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前工程装置と後工程装置でも、やり方が少し異なるんだが、レベルアジャスターに馬蹄形金具
をセットして、押さえて止めるやり方をします。
(セット方向を四隅で工夫すれば、横Gにも対応できます)
これは、地震の時の装置転倒やムービングで配線や配管が破損し2次被害を防止する目的で
装置本体が耐震構造で精度が維持できる内容ではありません。
客先スペックの縦Gと横Gを受けても、(1G=重量の力/重さが掛かる計算で)
※ 馬蹄形金具が変形をしない
※ レベルアジャスターが破損や変形をしない
※ レベルアジャスターと本体接続部が破損や変形をしない
※ 装置本体が破損や変形をしない(精度維持は、難しくても)
計算です。
馬蹄形金具は、タキゲンさんやミスミさんで参考になる物があった筈ですが。
半導体の前工程装置は、フロアがグレーチングであることが多いので、グレーチングでは
なく、梁等に馬蹄形金具を固定する必要があり、工場のフロア図と仕様図/書を入手して
いました。
そんな内容で良いでしょうか?
半導体装置のような精密機械ですと
筐体の四隅を固定して不均等なテンションをかけると
所望の性能が出なくなるかも知れませんよ。
自動車のジャッキポイントのように
構造体として外力を掛けても良いところは決まっているはずなので
まずは装置メーカーに地震対策案を出してもらうのが先だと思います。
金がなくても「金は無いが何とかしたい」と要望を言ってみるべき。
>綺麗な寸法にした方が、加工しやすい
これは妥当とは思えないが、、、カット、曲げの実力を考えたらミリ単位で納得すべきかも
>少し長さが足りなくても実機では挿入できる
絵に描いた綺麗な円弧には作れないなど、理由があってのことと思え、それは?絵?よりも現物の?餅?をみるべき。
車ハーネス長をケチッたせいのリコール案件というのも似たような問題。
>固有振動数を回避するための形状と寸法が狙えないんじゃないか不安
折り合いを付ければよいだけでは?
パイプ単体の評価なら絵でやるか餅に合わせるか、そんなに違いは無いはず。
筐体から何から全て組立て状態でシミュレーション?
室内機なら全分解のクリーニングを依頼してシゲシゲ見つめていたが、特段の振動対策はなかったような
>先輩の設計には共振回避という概念はない
問題になったこと無ければそれで済むのかもしれない。評価テストで問題になれば支えの後付追加なんぞ簡単だよと言われれば?
私宅のも、リコールに匹敵する設計サボりが発覚したが、公表せずコッソリ修理し続けてます。設計者追いまくられてそう・・・評価テストもまともにやってない。
大チョンボ
別質問に用意した回答です。無視してください。スミマセン
出直し・・・・
ルネサス那珂工場の報道みてると参考になるかと
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20110427/191495/?ST=print
>敷地内で計測した揺れの加速度は950Gal
これを基準値とするのか、厳しくするのか、緩めてC/Pを狙うか、考え方次第。経営トップの判断で決めてもらわないと動きようがない。
>天井に配置していた電力ケーブルが震災時にラックごと落ちた
>N2棟のクリーンルーム内では生産設備のパーティションが崩れたほか、天井の一部が脱落。
>N3棟(300mmライン)のクリーンルームでは、壁が崩落して鉄骨が露出した。
建屋自体や施工の問題。
>製造装置を固定する耐震用の金具も変形し、設備が数cmほど移動した
ユーザー側では、これを少し強くする程度に留まるのではないかと思うが。。。。
拠り所を床にアンカーを設けるのか天井から吊すのか、建てた所と要相談。装置の固定箇所もメーカーと要相談。
半年、延べ8万人で完全復旧したが、関係ゼネコン、設備メーカにデータ、教訓が集積したはず。よって、このような簡単そうな処置もメーカ主導が好ましいのでは
まじめに剛体設計するとすごいことになるので
制振構造
http://www.weblio.jp/content/%E5%88%B6%E6%8C%AF%E6%A7%8B%E9%80%A0
にするか
免振
http://www.menshin.biz/
↑
こっちは防振ゴムの設計でやりやすい