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MAG・TIG溶接 強度差について
2023/10/18 13:32
- MAG溶接とTIG溶接の強度差について、一般軟鋼の隅肉溶接を例に考えます。
- 某大手溶接機器メーカーの技術者によると、接合強度としては基本的には同等ですが、TIG溶接の方が素材の完全溶融結合であるため若干強い場合があります。
- 一方、余盛り端部はフランク角度によっては、破壊の起点になる場合もあり、その場合MAG溶接の方が破壊されやすいです。ただし、振動剛性など体積が影響する要素ではTIG溶接の方が弱いこともあります。
MAG・TIG溶接 強度差について
2011/09/12 15:15
ロボット溶接に於ける、MAG溶接とTIG溶接についてお尋ねします。
一般軟鋼の隅肉溶接で、同じ材料で、完全に同じ溶込み(薄板側の20%)・脚長(薄板側の80%)を作った時、溶接強度差はどのようになるのでしょうか?
(当然溶接条件は異なり、のど厚も違います)
某大手溶接機器メーカーの技術者の方に伺った所、接合強度としては基本的には全く同等で、厳密に言えば素材の完全溶融結合であるTIG溶接の方が強い。
又余盛り端部はフランク角度によっては、破壊の起点になる場合も有り、その場合MAGの方が破壊されやすい。但し振動剛性等体積が影響する物は、TIGの方が弱い。との回答を貰いました。
溶接を開発している専門家からこう言われるとそうなのかなとも思いますが、でもなんとなく余盛りの少ないTIGの方が弱く感じてしまいます。
実際の所はどうなのでしょうか?
又このような関連の資料等が乗っているサイト等、どなたかご存知無いでしょうか?
(メーカーさんは知識として回答してくれましたが、資料等は無いとの事で)
回答 (1件中 1~1件目)
細かい事を言えばきりがないので、コストを考慮した仕様で各々の特徴を確認した方が
良いのでは?
接合強度としては基本的には同等と考えています。
後は、コストと特徴に応じた使用方法であるか等でしょう。
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お礼
2011/09/13 08:17
回答ありがとうございます。
やはり基本的には同等なのですか。
当然、本当は各工法毎に特徴が有るんで、それぞれ最適な物を選ぶのですが、MAGでスパッタによる大きな不良を出した事から、現在急務で絶対的な発生源対策として、スパッタの出ない方法=TIGの検討がコスト度外視で行われています。
幸い自分の所はPanasonic TAWERS機台も複数台有るので、あまりコストを掛けずTIG化は出来るのですが、TIGはあまりやった事が無いから、やりたくないと言うのが本音の部分です。
無理して経験値の少ないTIGに急に変えなくても、今ではPanasonic Active TAWERSとかなら、時間掛けて条件設定を完璧に行えば、ほぼスパッタ0で出来るのですが、Active化よりTIG化の方がスパッタ0に関しては確実で、しかも安いですし、強度同等ならTIGですかね。