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アルミダイカストへの塗装が剥がれる原因とは?
2023/10/18 13:41
- アルミダイカストに粉体塗装を施す際に、沸騰水試験を行った結果、塗装が剥がれてしまいます。
- 製品は5カ月前に成型され、倉庫で保管されていましたが、塗装の前処理や保管状態に問題はありませんでした。
- 成型直後と数カ月放置した物では塗装の強さに差はあるのか、サンドブラストはデリバリーの関係で困難です。
アルミダイカスト(ADC12)への塗装
2011/08/30 16:09
アルミダイカストに粉体塗装を実施しようとしております。
実際に製品に塗装したものを沸騰水試験を行うと剥がれてしまいます。
(90度以上の純水で2時間茹でます)
その製品は約5カ月前に成型されて、倉庫で保管されていた物です。
保管方法は、2次加工後に簡単な水洗浄を行い、乾燥後、段ボールに入れて
保管しています。
前処理は、アルカリ脱脂→水洗→中和・表調→水洗→鈍化→純水洗です。
5か月放置したダイカストの表面は、塗装が上手くいかない物なのでしょうか?
サンドブラストを実施しようとも考えたのですが、デリバリーの関係で困難な状況です。
成型直後と数カ月放置した物では塗装の強さに差は有るのでしょうか?
御教示ください。
宜しく御願い致します。
回答 (1件中 1~1件目)
アルミダイカストに粉体塗装を実施し、沸騰水試験(90度以上の純水で2時間茹でる)を
行う事は適正なのでしょうか?
ダイカスト内のガスは、90度以上の純水で2時間茹でる沸騰水試験で、どれ位膨張する
のでしょうか?
また、粉体塗装のガス透過性(脱気)は、粉体塗装仕様で確保できているのでしょうか?
> 成型直後と数カ月放置した物では塗装の強さに差は有るのでしょうか?
の記述ですが、成型して直ぐに粉体塗装を実施し、沸騰水試験した実績はあるのでしょうか?
また、粉体塗装膜は樹脂みたいなもので、熱クリープや連続使用温度はどれ位でしょうか?
粉体塗装とアルミダイカストの線膨張係数の差や、ガスの膨張?、等々での応力で
粉体塗装膜密着部が変形しているとかは、考えられませんか?
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補足
2011/08/31 09:36
回答有難う御座います。
試験が適正であるかとのご質問ですが、本部品は屋外で使用する為、厳しい条件にて試験をしております。
ガスの膨張につきましては、知識不足で分かりませんが、塗装する前に140℃で水切り乾燥し、塗装の焼付も200℃程度で行う為、ガスが含まれていた場合、焼付の段階で気泡が発生すると考えられます。
脱気については、確保できていないと思われます。
追記有難う御座います。
成型して直ぐに塗装した実績はあり、その際は沸騰水試験はOKでした。
今回は新しい色を試している最中で、同じ部品で沸騰水試験がNGでした。
>また、粉体塗装膜は樹脂みたいなもので、熱クリープや連続使用温度はどれ位でしょうか?
粉体塗装とアルミダイカストの線膨張係数の差や、ガスの膨張?、等々での応力で粉体塗装膜密着部が変形しているとかは、考えられませんか?
申し訳ありません。
塗装について素人の為、その辺りの情報が良く分かりません。