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亜鉛ダイキャストの塗装後の膨れについて
2023/10/18 14:20
- 亜鉛ダイキャストの塗装後の膨れについて困っています。
- 現在の工程では膨れが多く、直行率が10%という状況です。
- 膨れを減らすための解決策や改善事例を教えていただきたいです。
亜鉛ダイキャストの塗装後の膨れについて
2011/08/10 10:09
亜鉛ダイキャスト鋳造
バリ取り全面研磨
↓
アロジン処理
タコ掛け
↓
アクリルウレタン塗装
乾燥 100℃ 50分
の工程で加工を行うと塗装後の膨れが多く直行率が10%という状況で困っています。
膨れは素材の中より発生しているものが多く出ています。
製品の形状が難しいと言われればそれまでなのですが、直行率を上げる為に何か方策は無いか苦慮しております。
現在は素材にあらかじめ熱をかけて膨れたものは除く方法をトライしております(この分は結果待ち)
この方法が駄目なら乾燥温度を下げてがあるのでしょうが、保管期間等の問題がありコスト高に繋がってくるのでは?と懸念しております。
何かしらの解決策や同様の問題があり改善出来たと言う事例があれば教えていただきたいのですが・・・
宜しくお願い致します。
素材に熱をかけて膨れたものは除去して塗装のトライ結果が出ましたので
追記致します。
20ヶトライを行い、
膨れが発生したものは10ヶ
膨れが発生しなかったものは10ヶ
発生しなかった物を塗装しましたが10ヶ中、7ヶに膨れが
発生しました。
トライは無駄に終わってしまったようです。
回答 (3件中 1~3件目)
鋳造側からの意見です。鋳造素材の品質を上げないと完全解決はできないと考えます。それには鋳造用金型において、ゲートから品質の良い溶湯を、金型内からは効率的に排気してやる必要が有ります。詳細は以下URLを参照ください。
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亜鉛ダイカストの場合は高温の場合、素材の膨れの発生があります。
しかし、100℃ではそのようなことは考えられませんので、塗膜の下の
素材のピンホールの原因による膨れと考えられます。
アクリルウレタン塗装では塗膜の厚みがつきやすいので、ピンホールからの
空気の抜けがなくなり、風船状態による膨れが発生するのだと考えられます。
この場合も高温で乾燥する場合にこのような不具合の発生がありますが、
100度では高温とはいえませんですね。
そこで、この解決方法は2度塗り、2回乾燥をお勧めいたします。
まず、1度目の塗装では薄く塗装をいたします。10~15ミクロン位の
薄膜で塗装、乾燥をいたします。この厚みですと、膨れの発生は無いはずです。
そして、続けて2回目の塗装をおこないますが、これは通常の肉厚の塗装を
おこないます。この方法ですと、素材からのピンホールによる沸きの発生は
ホボ解決すると思います。
お礼
2011/08/11 09:17
回答有難うございます。
早速、塗装業者と打ち合わせを行い検証してみます。
塗装用途・目的にもよりますが、
ご参照ください。
お礼
2011/08/10 17:25
回答、有難うございます。
今後の参考とさせていただきます。
お礼
2011/08/21 08:50
回答ありがとうございます。
鋳造段階での改善となると金型を修正する必要が発生します。
形状が複雑なこともあって改善は相当難しいようです。
鋳造業者も何社も変更になるような所謂、曰くつきの製品の様です。