ベアリングの回転トルクを計算する方法と種類について

皆様が回答されている内容に対し、一点抜けている項目があります。
またそれが一番厄介なものです。
それは潤滑油です。
オイルでもグリースでも共に動粘度というものがあり、
この動粘度は回転数によるトルクの上昇に非常に大きな影響を与えます。

また、この計算に関しては、有数のベアリングメーカくらいでしか、算出できません。
残念ですが、まずはメーカへの相談が第一を思います。

> 内輪回転時の回転トルク値をしりたいです。
> 条件としてアンギュラベアリングはＤＢ組合せ、軽予圧です。
> 軸受けに掛かる荷重を変えると回転トルクが何Ｎ・ｍ変化するか計算したいです。

基本的には、ころがり摩擦係数での力＝荷重×ころがり摩擦係数と同じ考えです。

ですから、
軸受けに掛かる荷重×ころがり摩擦係数×（軸芯～ボールの中心までの）半径
で回転トルク[Ｎ・ｍ]を計算します。
（ころがり摩擦係数はカタログに載っていた記憶がある）

以上が基本内容ですが、今回は“軽予圧”なので予圧以上の荷重が掛からないとボールは
弾性変形しません。（言い換えれば、荷重ゼロでも予圧分の荷重が掛かっています）
因って、
荷重が与圧分以下の場合は
軽予圧分の荷重×ころがり摩擦係数×（軸芯～ボールの中心までの）半径
で回転トルク[Ｎ・ｍ]を計算し、
荷重が与圧分を超える場合は
軸受けに掛かる荷重×ころがり摩擦係数×（軸芯～ボールの中心までの）半径
で回転トルク[Ｎ・ｍ]を計算します。

詳細な計算手法は、ベアリングメーカーの技術員に確認するとよいでしょう。

≻ ベアリングの回転トルクを求める計算式とかありますか。

＊ 何に対しての回転トルクですか？
　 内輪？外輪？###回転時のベアリング？

＊ 回転トルクは、許容回転トルクですか？
　 ベアリングメーカーのカタログに載っている内容の

ベアリング選定をメーカーカタログに沿ってやって行けば、回転トルクを求める計算式？
も通常は判ってくるんですが…。

一般的な考察では、回転動力がベアリングに作用する事になります。
そして、回転動力P(kW)は、
P(kW)＝2×π×N(rpm)×T(kg･m)÷(102×60)
の計算で求めます。
動力；P(kW)、回転数；N(rpm)、トルク；T(kg･m)

さて、
> 荷重によって回転トルクは変わると思うのですがその計算式を探しています
荷重とは、ベアリングに掛かる負荷ですか？
荷重によって回転トルクは変わると思うとは、回転抵抗の事ですか？
モータの動力選定時等の回転抵抗。
これなら、荷重×（軸芯～ボールの中心までの）半径×摩擦係数（ボールなので5/1000位）
でしょうか。
それに、シール等がある場合には、その抵抗も加味します。

以上と異なる場合なら、何処かに引掛かった場合の反力をベアリングが受ける想定計算
でしょうか？

お礼

2011/07/12 16:13

内輪回転です。
荷重によって回転トルクは変わると思うのですがその計算式を探しています。
ＮＴＮのカタログには載っていませんでした。

質問者

ベアリングは100万回の寿命を保証する負荷容量を基準に選びます。下記サイ
トの軸受選定に関する項目をご覧下さい。