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浄化槽の蓋を縞板に変える際の材料の大きさについて
2023/10/18 20:28
- 鉄工所が浄化槽の蓋を縞板に変えるため、亜鉛メッキの見積もりを頼まれました。
- 浄化槽の蓋の大きさは1200×1800と720×1350で、耐荷重はT6とT20です。
- 板厚や支持の仕方について詳しく調査しているが、まだ解決策が見つかっていない。
浄化槽の蓋を縞板にした時の材料の大きさ
2012/12/20 06:13
鉄工所を経営しているのですが、建設屋から浄化槽の蓋をやりかえるのに、縞板の亜鉛メッキで見積もりをしてくれと頼まれました。ちなみに今までに構造計算はした事はありません。
前の物は、鋳物でつくってあり、耐荷重がT6とT20と書いてありました。
大きさは、1200×1800と720×1350で、蓋の大きさが1200×1800が一枚445×1180。720×1350が700×650です。いろいろと調べると、耐荷重の計算の仕方とか書いてあり、T20に関しては、板厚が25mmとか、31mmとか書いてあります。
普通は(?)、板厚を少なくして、下にアングルまたは、フラットバーを@200から@300ではわすと思いますが、なかなか見つからないです。
できましたら、参考になるお答えを頂きたいです。
昨日、建設屋に確認したところ、法律の問題はないと言われました。あくまで私有地だそうです。建設屋の上に、専門の業者(元請け)がいて、何回かしていると言っていました。道路になると、少し違うようですが。
回答 (51件中 11~15件目)
メイン梁構造を、 T-6 ; t6mm
T-20;t12mm ↓
┌──────╲╲─────────────┐── 縞鋼板
└┬┬─────╲╲──────────┬┬┘── T-6 ; t6mm
││フラットバー╲╲ T-6 ;w 38mm ││ ↑ T-20;t12mm
││ ╲╲ T-20;w 65mm ││
│├────────╲╲───────┤│ アングル
│└────┐ ┌────┘│ T-6 ;L-50×50×6
└─────┘ └─────┘ T-20;L-90×90×13
又は、
┌────╲╲───────╲╲──────────────┐
└┬┬───╲╲────┬┬─╲╲───────────┬┬┘
││200mm ╲╲ ││ ╲╲ T-6 ;t 6mm ││
││ピッチ ╲╲ ││ ╲╲ T-20;t12mm ││
│├──────╲╲─┤├────╲╲────────┤│
│└────┐ │└────┐ ┌────┘│
└─────┘ └─────┘ └─────┘
ですね。
さて、断面係数は、
※ T-6 上画像; 29957mm^3 下画像; 44935mm^3
※ T-20 上画像;201659mm^3 下画像;302488mm^3
として、
許容応力は、
★ 445mm×1180mm
T-6の場合、
上画像;{(6000kg×0.4)×(1180mm×1/2)}÷29957mm^3=47.3kg/mm^2
下画像;{(6000kg×0.4)×(1180mm×1/2)}÷44935mm^3=31.5kg/mm^2
T-6の場合で、補強L-65×65×6とした場合
上画像;{(6000kg×0.4)×(1180mm×1/2)}÷52333mm^3=27.1kg/mm^2
下画像;{(6000kg×0.4)×(1180mm×1/2)}÷78499mm^3=18.0kg/mm^2
横(幅)補強も、FB-50×6に変更した方が良い
中央のMaxモーメントが掛かる箇所が、F.B.にてBOX構造になり、縞鋼板幅寸法が効くので、
【SS400相当品で、下画像条件が、ギリギリの条件で使用が可能だが、推奨はしない】
T-20の場合、
上画像;{(20000kg×0.4)×(1180mm×1/2)}÷201659mm^3=23.4kg/mm^2
下画像;{(20000kg×0.4)×(1180mm×1/2)}÷302488mm^3=15.6kg/mm^2
【SS400相当品で、下画像条件が、ギリギリの条件で使用が可能だが、推奨はしない】
★ 700mm×650mm
T-6の場合、
上画像;{(6000kg×0.4)×(700mm×1/2)}÷29957mm^3=28.0kg/mm^2
下画像;{(6000kg×0.4)×(700mm×1/2)}÷44935mm^3=18.7kg/mm^2
中央のMaxモーメントが掛かる箇所が、F.B.にてBOX構造になり、縞鋼板幅寸法が効くので
【SS400相当品で、下画像条件が、ギリギリの条件で使用が可能だが、推奨はしない】
T-20の場合、
上画像;{(20000kg×0.4)×(700mm×1/2)}÷201659mm^3=13.9kg/mm^2
下画像;{(20000kg×0.4)×(700mm×1/2)}÷302488mm^3=9.27kg/mm^2
【SS400相当品で、下画像条件が、ギリギリの条件で使用が可能だが、推奨はしない】
縞鋼板やアングル、F.B.の強度が、
◆ SS400相当品であれば、引張強さ;400N/mm^2(41kg/mm^2)、降伏点;235Nmm^2(24kg/mm^2)
◆ SS330相当品であれば、引張強さ;330N/mm^2(34kg/mm^2)、降伏点;195Nmm^2(20kg/mm^2)
以上から、蓋の部分は周囲より若干高くする施工条件で、蓋の上に駐車していて地震等がくる場合
の条件設定では、降伏点の1/1.5以下に許容応力を設定する必要があります。
<これは、最低限の強度なので、できれば建築法等での確認をしてください>
なので、SS400相当品であれば 降伏点;235Nmm^2(24kg/mm^2)×1/1.5=16kg/mm^2以下、
SS330相当品であれば、降伏点;195Nmm^2(20kg/mm^2)×1/1.5=13.3kg/mm^2以下が妥当でしょう。
無責任な記載ですが、質問者さんの勘での記載は、道路法や建築法に準拠しない場合では、
上回答内容をみれば、割といい線行っています。
後は、質問者さん若しくは建築屋さんが、どの程度の条件を望んでいるかで、色々と計算条件
が変わります。
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まづ浄化槽の蓋を1200×1800と720×1320で各々A,B型と名付けてみました
でT-20A,BとT-6A,Bの4種類について設計計算し終わりました
FBタイプにすると当然、補強が増える
FBサイズと本数、そしてCHPの厚さを考えるとコスト的には以下が良いと思う
またCH型ですと単純梁としても先の案で行けますが、CHPは厚くなります
従って材料費と加工の人件費を考慮して決める必要が生じるから難しい
T-20A,BでCHP-4.5、T-6A,BはCHP-9にして補強は・・・
時間が無くなったので、来年にしましょう
では、よいお年を
>蓋一枚の1180方向に補強のFBを入れるのではなく、445方向にFBを入れたいと思っています。
>ここに支えはないという場所にアングルをいれる予定です
↓で良いのかな?
|<-----450------>|<-----450----->|<-----450----->|<-----450----->|
┌───────┬───────┬───────┬───────┐---------
│┌─────┐│┌─────┐│┌─────┐│┌─────┐│---- ↑
││┌───┐│││┌───┐│││┌───┐│││┌───┐││ ↑ |
│││ │││││ │││││ │││││ │││ | |
││├---┤│││├---┤│││├---┤│││├---┤││ | | ←フラットバー
│││ │││││ │││││ │││││ │││ | |
││├---┤│││├---┤│││├---┤│││├---┤││ 1180 1200
│││ │││││ │││││ │││││ │││ | |
││├---┤│││├---┤│││├---┤│││├---┤││ | |
│││ │││││ │││││ │││││ │││ | |
││└───┘│││└───┘│││└───┘│││└───┘││ ↓ |
│└─────┘│└─────┘│└─────┘│└─────┘│---- ↓
└───────┴───────┴───────┴───────┘---------
|<-----445---->| |<-----445-->| |<---445---->| |<----445--->|
┌-----------┐ ┌-----------┐ ┌-----------┐ ┌-----------┐ ←フタ断面
└ ┘└ ┘└ ┘└ ┘ ←受けアングル
|<-----450------>|<-----450------>|<-----450------>|<-----450----->|
↑
受けアングルを左右張り合わせならアングル幅は10mmになるので
フタ幅は440以下になると思うのだが?
それともアングル材の下にフラットバーを横付けして?
┘-
↑アングル
↑フラットバー
┴ ←のような逆T字形を作るの?
ただ、これで期待する強度は確保できるの?
それともこのアングル受け材には強度を持たせないの?
工場とかでよく見かけるグレーチングフタとかは
チャンネルでフレームを作ってそこにt3くらいの縞板フタをかぶせるだけなのだが?
もちろんトラックとかの車両重量を支えるのはチャンネルフレーム
縞板の裏にアングル材を貼り付けるけれど
それは縞板を持ち上げた時に自重で撓まないだけの補強
> ┬─────┬ 縞鋼板 板厚;t6mm 板厚;t12mm
t12???こんな超超超重たいフタどーやって開け閉めするの?
そのためだけにクレーン車を呼んでくるの?
フォークリフトで持ち上がる?
板厚;t12mm
フタ1枚の重量約5t?
おっと、計算間違えた
フタ1枚の重量約5t? > 50kg
訂正してお詫び致します
これだから専門外のことに首を突っ込むとヤバイ
年越す前に気づいて良かった
皆様良いお年を
長手方向の断面は、
│← 445mm →│ 荷重区分 T-6の場合、 T-20の場合、
│ │
┬─────┬ 縞鋼板 板厚;t6mm 板厚;t12mm
└- -┘ アングル L-50×50×6 L-90×90×13
両側のアングルをT-6はFB-32×6で、T-20はFB-65×12で、つなげる。
そのピッチが200mmなので、縞鋼板が荷重で“への字”に折れることは、質問者さんの経験上では
ない。<タイヤ設置面積は、T-6;20cm×24cmで、T-20;20cm×50cmなので、問題ないと思う>
以上から、画の断面係数を算出し、
モーメント;(荷重区分×0.4×1000kg/ton×1/2)×(スパン 1200mm×1/2)÷画の断面係数 mm^3
で許容応力を求め、妥当性(持つかどうか)を確認する。
それか、
│← 445mm →│ 荷重区分 T-6の場合、 T-20の場合、
│ │
┌──────┐ 縞鋼板 板厚;t6mm 板厚;t12mm
└- -┘ アングル L-50×50×6 L-90×90×13
の画の条件で確認するかです。
上下の画の違いは、断面係数算出の高さが、上の画は 縞鋼板板厚+アングルの大きさで、
下の画は アングルの大きさだけになります。
後、
> 多分図面の段階で多少の寸法の誤差が生じたと思います。
は、設計を依頼しているのであれば、前述で記載のような計算書も作成してもらってください。
材料取り程度の図面作製と作図者のスキルであれば、上下の画の仕様を明確にすれば、簡単な
計算は回答者でやってくれると思います。
やっと、ここまでこれましたね。
でも、T-6の場合とT-20の場合の質問者記載内容が、お礼や補足毎にチグハグで、条件は質問者の
仮定条件であるか、どちらか片方なのか、やり変える浄化槽が2箇所ありT-6条件とT-20条件なの
か、判らないのが不安材料です。
lumiheartさんの図を見やっと判った。どうも私が勘違いしていたようですね
後の先アフターユーさん、すみませんでした。もしこのような浄化槽であれば
交叉梁にはならずに部分等分布荷重を受ける単純梁となり、両サイドについては
3辺支持、中央については単純支持になってしまうので計算自体が大きく変わる
初めの>T20に関しては、板厚が25mmとか、31mmとか書いてあります
これに気を取られてしまったのだが、既存鋳鉄蓋と同じ強度を有すれば良いと
は限らず耐荷重がT6とT20について新規に設計する必要があるように思えます
また敷地内での耐荷重がT6とT20というものの定義が↓「荷重区分」であること
を元請けの建築屋に確認しなければならないのと、既存の浄化槽本体の基礎部が
回答(36)さんの通りとすれば浄化槽本体の内寸法が計算するには必要になる
確か>コンクリートが、200mmとあったので、これを考慮したスパンとしての
強度計算でなければならないということになりますね
休み中、気が向いたら「部分等分布荷重を受ける単純梁」として計算をして
みようかなと思います。できたら、また投稿するので、乞うご期待を
質問者からの返信を待っていたら来年になってしまいそうなので良いかな?