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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:浸炭の前処理)

浸炭の前処理について

2023/10/18 21:38

このQ&Aのポイント
  • 浸炭の前処理について
  • 焼ならし後に浸炭する実績がないため、品物の品質に不安があります。
  • スケールの剥離による深さのばらつきや、ブラスターによる圧縮応力の影響が気になります。
※ 以下は、質問の原文です

浸炭の前処理

2012/10/11 10:34

SCM420の加工品で焼ならしを依頼されました。
880℃で焼ならしをし、客先に連絡を入れたところ、そのまま浸炭してくれと言われました。普通は仕上げ加工後に浸炭しているので、そのような実績がありません。まともな品物になるのでしょうか?
スケールもついているので、剥がさないと深さにばらつきが出ると思います。
また、ブラスターでは圧縮応力が加わるような気がしますが。

ブラスターは浸炭の前処理です。
焼ならし後、加工仕上げしないで、浸炭してくれと言うことなので、スケールを剥がすために処理しようと思いました。

回答 (13件中 1~5件目)

2015/04/23 21:05
回答No.13

質問は、従来「粗加工→焼ならし→仕上加工→浸炭」だったものを、「粗加工→焼きならし→SB→浸炭」にして問題はないのか、ということと思います。

「ブラスト肌で浸炭できるのか」
確かに普通は機械加工肌です。大気炉での焼ならしで生成したスケールの着いた肌では、浸炭に良くないことは質問と回答の通りです。ブラスト加工でスケールを除去することになります。ただ小生には、それで機械加工肌と同等になるかどうかについてまでの知見がありません。浸炭後の断面硬さ分布を確認するべきと思います。

「焼ならしの効果がなくなる」と「ブラスト応力の影響」
浸炭により焼ならし組織は消滅し、新たな焼入組織に変わってしまいます。その意味では回答(2)の通り、効果はなくなります。

しかし従来、わざわざ粗加工の後に焼きならしをしています。通常は、浸炭性を安定にするために、機械加工性の改善を兼ねて加工前に焼ならしをします。厳しくない製品では、焼ならしを省略することもあります。

しかし浸炭焼入変形を嫌う製品では、粗加工の後に、応力除去のための低温焼きなましをします。残留している応力は浸炭温度に達した時点で消滅しますが、その前の昇温過程で変形を起こすからです。従来工程から見て、この製品は形状精度が厳しいものと推定されます。そう考えるとブラストによる残留応力は、変形を増大させる危険性があります。浸炭後の形状精度を確認する必要があります。
なお、ブラスト応力は浸炭性には影響ありません。

最適工程案。
「粗加工→焼ならし→SB→低温焼きなまし(応力除去)→浸炭」

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この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。

質問する
2012/10/17 11:13
回答No.12

> その温度での焼きならしをした効果が、浸炭ではそれ以上で長時間曝すから飛んでしまう
> ので意味がなくなりますが、浸炭以降には影響せずokです。
をiwanaiは記載して、

浸炭以降のブラスター(研磨)では圧縮応力が加わるような気がしますが、…

質問者さんの問い合わせなら、論理がつながりません。

因みに、冷間鍛造やブラスター(研磨)で全体又は表層部を加工すると、残留圧縮応力が
発生することは、iwanaiも“冷間鍛造”等の別質問でも記載しているが、今回は掌を返す
とは、一貫性がない。

質問者さんからの何時ブラスター処理するかが記載されました。

最終でのブラスター研磨をする場合は、同じ圧縮応力が加わりますが、加工硬化と相まって、
良い方向に作用するので、問題はない程度と考えてください。

2012/10/17 09:33
回答No.11

>ブラスターでは、、、その記載は既に記載済み

? 見直しても理路整然とした答は無い。残留圧縮応力に関することだから書いたのだけど

>(ヾノ・∀・`)ムリムリ[+д+]/ ムリダーヨ!!
飲み過ぎたゲップみたくのこれか?(笑)

>訳が判らん!!
ならどうぞご勝手に、、、しかしもう技術論は尽きたから朝ドラ見たら寝るべし、
   http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=272305&event=QE0004
   No.40092 焼き戻しについて
普段はこのようにタコ足イカ足で虚飾して行数だけ増やすが、内容は↓罵倒3行イカ。イカ下足肴の朝酒はダメ!!

  No.40575 ショットブラストのマスキング方法を教えてください
  回答(1)金ニス ??

スケールよりはしつこいながら吹っ飛ばす対象物。作業そのものが判ってないと思う。

にしても、もう技術論はオシマイだろうし悪罵だけならスルー。
仕事直結の質問なのに朝ドラ気分とアルコール臭漂う素人回答に我慢ならずお騒がせしました。

2012/10/16 23:35
回答No.10

> また、ブラスターでは圧縮応力が加わるような気がしますが。
の記載は、質問者さんのもの。
iwanaiが答えるべきものではないし、その記載は既に記載済み。

2012/10/16 18:21
回答No.9

■ ショットブラストの基本 ■
プラスター(ショットブラスト)は鋼球を使い表面を叩くショットピーニングと、砥粒を使いミガキが目的なサンドブラストの両方の意味で使われる。
ここではショットピーニングの意味だけとして話を簡単化。

プラスターは叩くことで表面に圧縮残留応力を付け、付随して目に見える?程度のキズが付く。
これに曲げ応力(表面は引張応力)が作用すると
  (圧縮残留応力:-50) + (負荷引張応力:+100) = 見掛け応力:50
のように見掛け応力を下げるよう働く?上げ底効果?が期待できる。

残留応力があると原子の間隔は伸縮する。それは0.2%耐力というようにホンの僅かな変化。
原子間隔は0.000000001?(1オングストローム)ぐらい。これにこの率を掛けると
     0.000000001002?
どんなに頑張っても両者の違いは判らない。(X線を使えばやや広い範囲なら測れる)
プラスターでの残留応力は浅いが、材料ごと曲げ加工したような深い大きい残留応力なら、その一部を削るとソリが顕れるから全体では見ることが出来る。
この僅かな変化は~700℃の応力除去焼なましで消えていく。

次に、表面に目で判るキズが付くから内部の結晶も変形する。四角が台形に歪むようなイメージ。
その結晶サイズは0.01~0.1?程度のもの。
  http://ms-laboratory.jp/pdf/grain/grain.htm
応力除去焼ならしをしても、変形した形は残ったまま。
しかし特に影響しない理由は、元の結晶も写真のようにゴチャ混ぜ状態なのは変わらないから。
さらに焼ならしをするなら形の大枠は残りつつ細かい結晶粒へ移行する。
そして拡散焼なましをすれば完全に消える。表面のキズも処理で新たなガサツキが生じ隠れるが、大きいものは尚残る。

余録的。結晶がイビツになると表面が硬化する。これは?応力誘起マルテンサイト変態?と称しミクロな焼入と言える。しかし不安定なので応力除去焼なましで解消する。

■ 誤解の根本 ■
以上、表面のキズの寸法、結晶変形のサイズ、残留応力での変化寸法、この大きさ関係と何が起きているかまで考えが及ばないのが誤解の根本。
表面にキズが残れば内部にも影響してるハズなどと安直に考えただけでの思考停止。

熱処理の教科書を読むことを怠り、断片的なネット情報をタコ足イカ足的に集めて得た安直知識なのに、教えてやる、アドバイスしてやる、、、、の偉ぶりが諸悪の根元。
このような鋼の扱い、熱処理の基本を見解の相違などと放置してたら、その根底がひっくり返ってしまう。

お礼をおくりました

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