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金型図面の所有権について
2023/10/19 01:17
- 外資企業が日本のプレスメーカに金型製作依頼し、親会社から図面提出を指示されるが、日本の商習慣と異なり開示しない方が一般的。
- 日本の法律で図面開示を断る根拠があれば交渉を試みたいが、具体的な情報が欲しい。
- プレスメーカは親会社の指示に従わなければ金型製作が進まず、困っている。
金型図面の所有権について
2012/04/04 20:41
弊社は外資ですが、今回日本のプレスメーカに金型(試作型)を製作依頼しました。 ところが、親会社(所在地:シンガポール)より、そのプレスメーカに対し、金型図面(レイアウト図面、パーツ図面等一式)を提出するようにこちらに依頼する指示が有りました。
一度は日本の商習慣では図面を開示しないのが普通だと、暗に断りましたが(当然そのプレスメーカも断っています)、理解してくれません。
日本の法律でそいうったことを断るような物があれば、それを盾に親会社と交渉を考えています。
念のため、親会社はその提出させた図面をもとに中国ないしはシンガポール辺りで、量産型を製作することを目論んでいるようですし、プレスメーカもそれが判ってて、断ってきています。
プレスメーカの立場もよく判り、親会社の指示に従わないと、金型製作も先に進まず、板挟みであり非常に困っています。
一応、以下のサイトは参考にしましたが、もう少し具体的なものがあれば助かります。
http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=114354&event=QE0004
回答 (12件中 6~10件目)
シャープの液晶技術は、その製造装置メーカー経由で海外のSAMSUNGやLG等へ流れていった
経緯から、シャープは製造装置メーカーとの契約内容を見直ししたり、新たな製造装置
メーカーを育てたりして、技術の海外流出を防ぐ工夫をしてきました。
それと同じで、“今回日本のプレスメーカに金型(試作型)を製作依頼しました。”であれば、
試作品が依頼の納品物、又は試作品と金型が依頼の納品物と判断して納品していると考えます。
金型の図面は当然ですが、納品物とは考えていないと思います。
また、契約で金型や図面の納品義務まで契約書内容に記述していたら、その仕事は受注しない
か、高額の技術料をオンして契約するかどちらかにするでしょう。
(最近は前者の比率が、また多くなってきています)
禁止用語が含まれたみたいで、シャドー表示になってしまいました。
ただいま、何処が禁止用語かを確認中です。m(__)m
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商習慣や契約内容の記述が他の回答者さんからありますが、現在日本の製造業がとるべき
方向性の一つだと、小生は考えています。
シャープの液晶技術は、その製造装置メーカー経由で海外のSAMSUNGやLG等へ流れていった
経緯から、シャープは製造装置メーカーとの契約内容を見直ししたり、新たな製造装置
メーカーを育てたりして、技術の海外流出を防ぐ工夫をしてきました。
それと同じで、“今回日本のプレスメーカに金型(試作型)を製作依頼しました。”であれば、
試作品が依頼の納品物、又は試作品と金型が依頼の納品物と判断して納品していると考えます。
金型の図面は当然ですが、納品物とは考えていないと思います。
また、契約で金型や図面の納品義務まで契約書内容に記述していたら、その仕事は受注しない
か、高額の技術料をオンして契約するかどちらかにするでしょう。
(最近は前者の比率が、また多くなってきています)
ですから、依頼の納品は完了しているので無理です。
図面の提出依頼は、新たな高額金額の提示をしても無理な内容です。
以上を、金型製作メーカーに確認して、貴社本社?へ報告することになるのでしょうね。
シャープの液晶技術は、その製造装置メーカー経由で海外のSAMSUNGやLG等へ流れていった
経緯から、シャープは製造装置メーカーとの契約内容を見直ししたり、新たな製造装置
メーカーを育てたりして、技術の海外流出を防ぐ工夫をしてきました。
それと同じで、“今回日本のプレスメーカに金型(試作型)を製作依頼しました。”であれば、
試作品が依頼の納品物、又は試作品と金型が依頼の納品物と判断して納品していると考えます。
金型の図面は当然ですが、納品物とは考えていないと思います。
また、契約で金型や図面の納品義務まで契約書内容に記述していたら、その仕事は受注しない
か、高額の技術料をオンして契約するかどちらかにするでしょう。
(最近は前者の比率が、また多くなってきています)
ですから、依頼の納品は完了しているので無理です。
図面の提出依頼は、新たな高額金額の提示をしても無理な内容です。
以上を、金型製作メーカーに確認して、貴社本社?へ報告することになるのでしょうね。
商習慣や契約内容の記述が他の回答者さんからありますが、現在日本の製造業がとるべき
方向性の一つだと、小生は考えています。
商習慣や契約内容の記述がみられますが、現在日本の製造業がとるべき方向性の一つだと
小生は考えています。
シャープの液晶技術は、その製造装置メーカー経由で海外のSAMSUNGやLGに流れていった経験
から、シャープは製造装置メーカーとの契約を見直ししたり、新たな製造装置メーカーを
育てたりして技術の流出を防ごうとしてきました。
それと同じで、“今回日本のプレスメーカに金型(試作型)を製作依頼しました。”であれば、
試作品が依頼の納品物、又は試作品と金型が納品物と判断して納品していると考えます。
金型の図面は当然ですが、納品物とは考えていないと思います。
また、契約で金型や図面の納品義務まで契約書に記述していたら、その仕事は受けないか、
高額の技術料をONして契約するかするでしょう。
(最近は、前者の比率がまた多くなってきた)
ですから、依頼の納品は完了しているので無理です。
図面の提出依頼は、新たな高額金額提示をしても無理な内容です。
以上を、金型製作メーカーに確認して、貴社本社?へ報告することになるのでしょうね。
禁止用語が含まれたみたいで、シャドー表示になってしまいました。
ただいま、何処が禁止用語かを確認中です。m(__)m
参考になれば良いですが。
ISO取得時、金型の取り扱いで発注元に確認をしたことがあります。
金型費用は発注元(大企業)が支払ってます。
ISOで「顧客の所有物」というのがあり、発注元に所有権はどちらにあるかを確認した結果、発注元は弊社にあるとの回答でした。
こんな切り口でも確認してみては如何か。
宜しく。
シンガポールも華僑の世界です。
気をつけてください。
皆さんと略同じですが、、。
契約の中で設計費用、及び金型費用の負担が発注主が負担なら、
チョット難しいかも知れません。
費用負担をする事は所有権の主張が出来ると考えます。
もし試作品のみの契約で有れば、知的所有権は『こちら』に有ると
主張出来ると考えます。
金型図面にはノウハウがぎっしり詰まっていると思うので
「簡単に渡してなるか!」の気持ちが必要