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モーターと慣性体の取り付け方法について
2023/10/19 02:39
- モーターを使用して円形のアクリル板を回転させるための取り付け方法についてアドバイスをお願いします。
- 円盤の中心に穴をあけてシャフトを通し、ナットで固定する方法やカップリングを使用する方法があると聞きました。どちらの方法がよいのでしょうか?
- どのような固定方法が適しているのかわからないので、専門的なアドバイスをいただけると助かります。
モーターと慣性体の取り付け
2012/01/16 15:26
いつもお世話になっております。
いまモーターを購入し、円形のアクリル板を回転させることを考えています。
円盤の仕様は以下の通りです。
直径 180mm程度
厚さ 5mm程度
材質 アクリル
回転数 700rpm程度
モーターへの円盤の取り付け方として
円盤の中心に穴をあけてシャフトを通して先端を
ナットのようなもので固定するといった形なのでしょうか?
ほかに調べてみてカップリングといった器具が出てきました。
これはシャフトに取り付けてそこに円盤をとりつけるものでしょうか?
どのような固定方法がよいのかがわからなかったので
アドバイスなどいただけたら幸いです。
よろしくお願いいたします。
回答 (5件中 1~5件目)
円板の使用用途が不明ですが、以下の内容を紹介できます。
? モータシャフト(軸)径が大きい場合は、その軸に雌ねじを切って、円板の中央に
取付穴を明け、ねじで固定する。
そして、できるだけアクリル円板が廻らないようにするには、粘着剤や軽い接着剤
を使用するや、軸端面と円板を凸凹で組み合わせ加工したりします。
? モータシャフト(軸)径が小さい場合は、軸に雌ねじが切れないために、
段付き加工し雄ねじを切って、円板の中央に取付穴を明け、ナットで固定する。
そして、できるだけアクリル円板が廻らないようにするには、粘着剤や軽い接着剤
を使用するや、軸段付き端面と円板を凸凹で組み合わせ加工したりします。
しかし、?程効果はありません。
? カップリングを使用する。(軸継手の意味で、自在継手ではありません。)
市販品を見つけ出し使用するや、製作品のイージーオーダーでミスミ等の部品を
使用するや、図面を描き製作し使用する。
例えば、モータの軸とカップリングをねじやねじ+キー等で固定し、カップリング
とアクリル円板はねじ2本以上で固定する仕様に、カップリングを製作するか
見つけ出し取付ける。
? その他
アクリル円板にアクリルボスを溶接等で付けて、モータ軸にセットし易くし、
円板が廻り難くする。
、等々ですかね。
雄ねじを切って、ナット締めのような記述があったので、それは如何するiwanai?
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次のシャフトホルダーを使って固定する方法もありますが、やや頑強になりす
ぎるかも知れません。
http://www.nbk1560.com/m_m/shaft_holder/products/index.html
アクリル回転板の慣性モーメントと最大角速度から、軸の保持部に加わるトル
クが計算できますから、それに応じたフランジ金具を製作したほうが良いかも
しれませんね。
カップリングは軸から軸へと回転を伝達するのが基本で、2本の軸が入って間に可撓性をもたせる何かがある構造です。
なのでその片方を取去ってアクリル板を固定出来るモノがあるが無駄。
普通は円板を直結して使うことはあまりなく、標準部品があるのか。。。。
似たような部品として、プーリ 溝が余分で少し格好悪いがこの流用では?
ミスミ・丸ベルト用プーリ
http://jp.misumi-ec.com/pdf/fa/2011/p1_1137.pdf
モーター軸径に合ったボス付を選び、フラットな片面にタップ加工してアクリル板をネジ固定する。ボス付は軸のはまり長さが確保できるから直角度が良い。
図面書いて発注すれば何処でも出来るシロモノ。私なら図面無しに旋盤の前に立つ。
少し凝るなら取付面にはめあう段差を設け、回転振れ無く組付けできるようにする。
これは回答(4)のNBKが希望形状通り。サイズがあれば明らかに勝ります。
>回答(5)
>モータシャフト(軸)径が大きい場合は、その軸に雌ねじを切って、円板の中央に取付穴を明け、ねじで固定する。
完成したモータへの加工となりほぼ不可能。大きい軸径=大型モータなのに接着?? 負荷も掛けられず危険。
お礼
2012/01/17 10:21
ご回答ありがとうございます。
カップリングの理解がしっかりしていなかったので円盤と直結できるのではないかと思っていましたが、そのような用途はあまりなさそうですね・・
サーボモーターでギヤを介さずに回転させようと思っていました。
プーリーを使った方法も検討してみようと思います。
今回の様な用途では参考Webページにあるようなボスと呼ばれる部品を作るのが一般的だと思います。
(参考ページではボスを歯車に埋め込むようにザグリ加工してしていますがザグリ無しでも問題ありません。)
ボスとモーターの軸の固定には
1.モーターの軸にキー溝がある場合
→ボスにもキー溝を切ってキーで回り止めにします。
キー溝の加工はスロッターや放電加工で行います。
2.モーターの軸にキー溝があるけどキー溝加工が出来ない場合
→ボスの側面にネジを切って棒先止めねじで回り止めにします。
キーに比べ強度が低下するので加減速時の負荷に気をつける必要があります。
3モーターの軸に平面取り加工がしてある場合、又は何も加工がしていない場合
→ボス側面にネジを切って止めねじ(平先又はくぼみ先)で固定します。
摩擦で止めているだけなので簡単に滑ります。(加減速に注意)
止めねじを締めすぎると軸が傷ついて抜けなくなるので注意が必要です。
他にも色々あるので参考Webページの固定方法を見て下さい。
良さそうな物があるのを忘れてました。
タップ穴付きセットカラー
スリット式
http://jp.misumi-ec.com/ec/ItemDetail/10300019270.html
http://jp.misumi-ec.com/ec/ItemDetail/10300019020.html
くさび式
http://jp.misumi-ec.com/ec/ItemDetail/10301999840.html
http://jp.misumi-ec.com/ec/ItemDetail/10301999930.html
モーターの軸がΦ10以上ならくさび式がお勧めです。
ディスクを付けたまま位相調整可能です。
スリット式は軸を締め付ける時に穴が動くので位相調整時にはディスクをゆるめる必要があります。
あと非対称な構造なので動的バランス(質量の偏り)の問題で振動すると思うのでモーターの固定方法とか軸のオーバーハング加重とかが大丈夫か確認が必要になります。
(ちなみにミスミだけでなく岩田製作所でも扱ってます。)
お礼
2012/01/17 10:17
ご回答ありがとうございます。
ボスという器具は聞いたことがなかったのでとても参考になります。
モーターシャフト自体になにも加工がないので止めねじを使うことになると思います。ただサーボモータのエンコーダに問題が生じないのか多少不安なので
もう少し調べたうえで検討してみます。
上記文章からは詳細な形が見えませんが。
貴殿が言われている方式もあります。
(但し、円盤に負荷がかかった時、空回りする可能性があります)
できるならば、アクリル樹脂の下に鉄か何かの小さな円盤をつけ、ボルト3~4本でその2枚を固定。
その下にカップリング(モータシャフトの太さの穴のついたもの)を溶接等で固定し、そのカップリングとモータはキーで回り止めを施すのが良いのではないでしょうか。
(カップリングの場合、イモネジである程度の回り止めもできます)
円盤の表面に凸部を出したくないのであれば、皿ネジで行う手もあり。
凸部があっても良いのであれば、鉄の円盤で上下を挟みこめば、強度が増します。
あと間接的モータと円盤のシャフトをVベルト、タイミングベルト、チェーン等で伝達させ、回転させることもできます。
間接的にできるメリットとしては、例えばスプロケであれば、上記の円盤を挟み込むのと同じようにして、ある程度で横せん断で切れてしまう「シャーピン」で固定すれば、ある程度の負荷でシャーピンが折れ、スプロケが回らなくなり、メカ的な設備の保護にもなります。
また、90度のギアヘッドをつければ、モータ横置きでも回転させられます。
先ずはどのようなエリア(スペース)に円盤とモータを配置させるか、設置させた後のメンテがやりやすいように配置する→その後その配置でどのような部材が必要かと考えてみてください。
お礼
2012/01/17 10:13
ご回答ありがとうございます。
カップリングの使い方についての具体的なイメージが湧きました。
用途に応じた部材の検討をしてみます。
お礼
2012/01/17 10:23
ご回答ありがとうございます。
シャフトホルダーによる固定が今回の設計上もっとも適しているかもしれません。とても参考になりました。ほかにもプロペラアダプタ等を用いて固定する方法もとれないか検討しています。