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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:真鍮の磁性化防止について)

真鍮の磁性化防止について

2023/10/19 06:25

このQ&Aのポイント
  • 真鍮の切削加工後に磁気を帯びる問題が発生している場合、磁性化防止の対策が必要です。
  • 切削後の部品は脱脂・超音波洗浄を行うことで磁気を取ることができます。
  • また、切削時に使用する工具や切削条件によっても磁性化の程度が変わるため、工具や切削条件の見直しも必要です。
※ 以下は、質問の原文です

真鍮の磁性化防止について

2013/03/11 12:07

 切削加工初心者です。お客様から真鍮で切削した部品が「磁性化」しているとの指摘がありました。切削(ローレット加工有り)した後に脱脂・超音波洗浄します。取り付ける製品が磁気を使うので、部品が磁気に反応しては困るそうです。本来真鍮は磁気に反応しないはずですが、切削後は磁気を帯びているようです。切削加工で磁気を帯びないようにする方法、磁気を帯びた部品の磁気を取る方法があれば教えてください。

回答 (5件中 1~5件目)

2013/03/13 10:55
回答No.5

磁石を作るに当たっての着磁という言葉をご存じでしょうか?
またその反対の脱磁というのもあります。
この二つの言葉だけでもネットで調べると結構色々な事が分かるかと思います。
脱磁方法は共振減衰脱磁、熱脱磁、交流脱磁等がありますが、簡単にご説明すると電荷、熱、電気によって磁力をとってしまう方法です。
これは特殊な機器が必要になってしまう為、どれも投資が必要になってしまうかと思います。


ただ、私もネオジウムというレアアースを使った事がありますが、真鍮やステンレスといった合金に近づけると元々磁性体でない物質がネオジウムの強い磁力のせいで磁石のようになってしまったかと思います。
真鍮やステンレス等の合金には鉄が含まれているせいじゃないかと思いますが、詳しくは調べていませんので何とも分かりません。
また切削した際に材料の表面が伸びる為、物性?が変化?して磁化する事もあります。(中学とかの授業で金属を伸ばしたり、捻ったりすると磁化が揃ってしまう為と習われた覚えは無いでしょうか?私もうろ覚えなので申し訳ありませんが明確に回答ができません)

改善策としては材料を変える以外に磁石を使うのであれば磁石自体に金属で片面を覆って磁界方向を制限させる等の製品を見直す必要があると思います。
尚、材料を変えるのであれば、アルミ、銅等の合金では無いものを使用された方が良いかと思います。

お礼

2013/03/14 15:49

詳細な回答ありがとうございます。脱磁する機器を投資するほど利益がでる商談ではありません。りん青銅で試作を作ってダイソーで購入したネオジウムで試したところ反応しませんでした。それとメッキで対応できるか確認中です。このあたりを試して材料変更またはメッキで得意先に検討してもらおうと考えています。

質問者

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質問する
2013/03/12 17:36
回答No.4

ネオジウム磁石に反応するのは、ネオジウム磁石の磁界が強いため
それを導体のそばで動かすと誘導電流が発生してローレンツ力を受けるからで
磁化が原因ではないと思いますけど。

http://www.youtube.com/watch?v=G2uWZiGotiY
http://www.youtube.com/watch?v=G7ysnXH53Wo
http://www.geocities.jp/itconsenkids/craft/neo/neo2.html

検査方法から見直す必要があるのでは?
どうしても反応させたくないなら絶縁性の物に替えるしかないと思いますが。
(そうしたら今度は静電気の影響が出るかも知れませんが)

お礼

2013/03/14 15:43

回答いただきありがとうございます。物理の勉強をしている感じになってきました。反応しない絶縁物としてのメッキを考えています。取引のあるメッキ屋さんに現在確認をしています。

質問者
2013/03/11 21:49
回答No.3

真鍮は磁化率が非常に低く、非磁性に分類されています。
真鍮で通常のセンサーが誤作動するほど磁化するとは考えにくいですが…

地磁気を測るような高感度のホールセンサーとか極低エネルギーの電子線でも扱うのでしょうか?
(マイクロテスラクラスまで行くとさすがに銅合金でも磁化(反磁性)が問題になり純チタンや純モリブデンでないとダメなことがあります。)

ただ、ニッケルメッキやクロムメッキを施しているのならめっき部分が磁化しているという可能性はあります。
(クロムやニッケルは強磁性体です。)

最後に磁気の除去については材料の飽和磁束密度以上の磁束密度を持つ交流磁場を印加してから徐々に磁場を弱くしていくといった方法がよく用いられます。

磁場を弱くするのはコイルの電流を減らす場合とワークをゆっくり遠ざける場合の2通りがあります。

お礼

2013/03/12 16:56

 詳細な回答ありがとうございます。使用製品は申し訳ございませんが公開できません。材料を「りん青銅」にして試作してみます。磁気の除去はりん青銅をためしてから試みてみます。

質問者
2013/03/11 21:35
回答No.2

オーステナイト系ステンレスでは、加工によって磁性をもつ場合があります
が、真鍮で磁性を持つことがあるのか、おおいに疑問があります。
油が付着していて、粘着するような状況が生じたことを、「磁性化した」
と指摘しているような事態を想定します。

聞きにくいのだとは思いますが、「磁性化」を疑わせるような状況・現象を
詳しく聞き出すことが解決への糸口となると思います。現場を見せて貰えれ
ば一番でしょう。

回答(1)さんのご指摘の方が、説得力があるように思います。

回答(3)さんご指摘のように、桁外れに微妙な磁性を扱う部品であれば、
その部品を使う装置の設計者さんが専門家でしょうから、現象の説明を
お願いすると並行して、対策についても相談にのって貰うことが良さそう
に思います。

http://haganet.co.jp/plate/?tag=%E9%8A%85
銅及び銅合金材料 の表の後の注記に、次の記載がありました。
「一般的には非磁性であるが、不純物の含有量によっては弱い磁性を持つ場合がある。」

回答(1)さんご指摘の不純物が原因のように思えます。

消磁法は、回答(3)さんが記載なさっている通りでしょう。
しかしながら、消磁とは、永久磁石のようにN-Sの極性をもつ磁力をゼロ
に近付けるものですが、磁気の通りやすさを、非磁性体と同等にするもの
ではありません。

厳しい言い方で申し訳ございませんが、磁性を持ってしまった製品は、手直
し不能でありロットアウトの可能性もありそうです。
磁性に関与する不純物の少ない材料で再製作する必要があるかもしれません。

回答(4)さんご指摘のとおり、強力な磁場の廻りにおいた良導体には、
磁場の変化を打ち消す方向に渦電流という電流が流れて、力を発生します。
力は、流れる電流に比例しますから、抵抗率の高い物質の方が流れる電流が
小さく、発生する力も小さくなります。

成分に鉄を多量に含みますが、抵抗率が高く、磁性のないオーステナイト系
ステンレスを使った方が、目の前の課題の程度を低減できる可能性がある
かもしれません。

回答(4)さんの着眼点に感服します。

渦電流:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%A6%E9%9B%BB%E6%B5%81



余計なことですが、
渦電流による力は、相互に移動するときに発生して、完全に静止したらゼロ
になります。磁性による吸引力は、相対速度がゼロでも現れますので。注意
深く比較すれば、見極められると思います。

お礼

2013/03/12 16:49

 色々と詳細に回答していただきありがとうございます。装置製作の間に別の会社が入っていますので、設計担当者に直接詳細確認はできません。検査方法はネオジウム磁石に反応するかを確認するだけです。「りん青銅」で試作品を作って再度試してみます。

質問者
2013/03/11 21:28
回答No.1

真鍮は磁気を帯びない材料なはずです。

考えられるのはローレット駒。普通は合金鋼となっており、削るよりも擦るから移るのでは。
それを超硬にするか切削式ローレットにする。

既に上記になっているなら、ローレット抜きのサンプルを作って発注元に調べてもらう。
それでダメなら材料由来。
C3604 なら Fe+Sn が 1.20% 以下となっており、成分分析を依頼。

お礼

2013/03/12 16:44

回答ありがとうございます。転造ローレットですので回答の通りだと思います。切削式ローレットの製品も確認してもらったところやはり磁性化したようです。ローレット抜きも同様でした。検査方法はネオジウム磁石に反応するかの簡単な方法です。「りん青銅」で試作を作ってみることにします。

質問者

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