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新旧JIS ねじゲージ

2019/01/24 18:24

ねじについて知識がなく困っております。

M27×3でおねじ加工をした後、ねじゲージにて検査をし、出荷しました。ところが出荷先で止めのリングゲージが通過したとの連絡を受けました。

自社:旧JISタイプ M27×3 3級検査用
出荷先:新JISタイプ M27×3 8g



上記内容で検査した場合やはり通過してしまう場合があるのでしょうか?
ねじゲージの公差等も影響も含めご教示願います。

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2019/01/25 09:32
回答No.1

JIS B 0251 より

M27×3-8g NR 有効径:24.680 0/-0.023 (24.680~24.657)
M27P3 IR3 有効径:25.051 -0.280/-0.296 (24.771~24.755)
有効径だけを考えれば、IRが止まれば必ずNRは止るはずです。

M27×3-8g NR 内径:24.0765 ±0.023
M27P3 IR3 内径:23.91 (標準値)
内径はNRの方が大きい可能性があるので、加工されたおねじの谷が浅い(谷径が大きい)場合は、IRが止まってNRが通る事が起きる場合はあります。
ただし、加工されたおねじがこのような状態にある場合は、通側のねじリングゲージは-8gも3級も、おねじの谷と干渉して通りません。
通側ねじリングゲージの検査を省略し、止側だけで検査されていると発生した現象は起きる可能性があります。

基本的な事ですが、-8gのねじを3級のねじゲージでは正しい検査はできません。同じ規格のねじゲージを使用されてください。

お礼

大変勉強になりました。
参考にさせていただきます。

2019/01/28 16:49

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