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2019/05/28 22:04
金属加工の仕事をしております。
現在マシニングセンターを担当しているのですが経験が浅く、改善出来ないため質問させて頂きました。
穴加工の仕上げにダイヤモンドリーマを使用していますが、入口にスジが入ってしまいます。
具体的には穴入口から深さ1mm程のところまで横スジが3~4本入ってしまいます。以降の深さは内径、面粗度に問題はありませんが、ピンゲージを入れるとスジの箇所は2~3μ程内径が広がっているように感じます。
原因や対策がありましたら教えて頂きたいです。
材料 FC250
公差 φ20 +0.006 Ra0.8
50mmの通し穴
加工内容
下穴 φ19.97 ボーリング加工
仕上げ φ20.004 ダイヤモンドリーマ
S250 F50
G85サイクル 水溶性切削油を使用
機上での工具振れは5μ
1穴毎に目詰まり防止のため、洗浄スプレーとエアブローを行なっています。
下穴をφ19.95~φ19.99まで0.01刻みで試したり
回転と送りをS200~300 F20~60の範囲で変えてみたりしたのですが結果は変わりません。
リーマが摩耗したらメーカーに再電着を依頼しているのですが、再電着から300穴程度しか行なっておらず寿命には早過ぎると思います。(カタログ上では数千穴の加工が可能とあります)
わかりにくい説明かと思いますが、宜しくお願い致します。
ダイヤモンドとFCって相性悪くないですか?
CBNじゃないですか?
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情報をもう少し詳細に捉えましょう。「横スジ」は内径の全周に入っていますか? それとも一部分だけ? あるいはランダムにあちこちに?
「横スジが入る」「穴が広がる」だけではなく、それはどんな風に入っているのか。毎回入るのか。時折か。加工条件を変えても変化しないのか。などの情報のディティールをしっかりと把握しましょう。
そうした細々とした情報から原因を推測し、仮説をたて、検証する。
トラブル対応はこの繰り返しです。
ともあれ下穴や加工条件は色々と試しているようなので、別原因の切り分けを進めるなら
1.リーマに欠け等の不良が起きていないか目視チェック
(可能ならマイクロスコープやルーペ等で拡大確認)
2.ワークの固定は十分かチェック。
3.可能な限り送りを遅くして、加工時の「音」に何か変化がないか耳をすませる
の辺りが有力かな、とは思います。
ワーク形状もクランプ形式も分からないので参考程度ですが、個人的には、ワークの剛性または固定不足などビビッてる? と思えますが。
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