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定盤の製作における材質選びのアドバイスをお願いします
2023/10/20 04:28
- 定盤の製作を考えている際に、歪の少ない材質を選ぶことが重要です。焼鈍したSS400や鋳物材質が推奨されています。
- 定盤は繰り返し使用されるため、熱で歪む可能性があります。そのため、定盤の製作には歪の解消が重要です。
- SS400の焼鈍したものや鋳物材質の定盤は、熱による歪みが少なく、安定した性能を保つことができます。
定盤
2019/08/28 16:20
700X700Xt30くらいの定盤の製作を考えています。
定盤には、200度くらいのものを乗せては取り出し、乗せては取り出しの繰り返しで、定盤が熱くなってきます。その影響で歪が少しでます。
できるだけ歪が解消できる定盤材質を検討しています。
例えば、SS400の焼鈍したものが良いかと考えていますが如何でしょうか?
あと、鋳物材質のものが良いといったことも聞いたことがあります(なぜかはわかりません)。
どういった材質が良いかアドバイスの程お願いします。
その他の回答 (11件中 6~10件目)
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欲しい精度、平面度とコストを教えてください
焼鈍してない鉄板で変形無ければ良いと思い回答しましたが
ここが一番大事ですね😆
お礼
2019/08/29 09:40
厚みが30~50mmの無垢材ですが、700X700の板の真ん中に200ほどの穴をあけます。
平面度は0.01くらいでしょうか。25万円くらいが希望です。
回答足りてない点があれば、ご指摘ください。
宜しくお願い致します。
追記)金属ならば焼鈍したほうがよいのではないでしょうか?
素人の想像です。
局所的な高温・温度勾配が無視できず、熱伝導率が低い石は不利かも知れません。
しかし、膨張率の低さで十二分に補え、作業性にも優れると思います。
お礼
2019/08/29 09:25
すみません、やはり金属でないときびしいです。
高いけど精度が良いのはグラナイトなどの石定盤ですね。
熱膨張率が小さいのがウリです。
次いで、鋳鉄でしょうか。
石定盤に比べ肉抜きによって軽量化も図れます。(熱容量が減るので温度は上がりやすくなります。)
SS400での溶接製缶に比べ、リブなどの立体構造を一体成型でき、高剛性、高制振性になります。
SS400などの鋼に対してのメリットは硬く、脆い性質です。硬いため傷がつきにくく、さらに、傷つき方が「欠ける」ことになりやすいので、利用上有害な「盛り上がり」が発生しにくいのが良いです。
定盤において小さな「欠け・凹み」というのは、他の部分で接地面を支えればよいことから、問題になりにくいです。
一方で「盛り上がり」が発生すると、その部分の頂点が接地点となってしまうので、載せた物を傾けてしまい、極めて有害です。
なので、低硬度で粘り強い素材だと傷ついたときに「盛り上がり」となるので、定盤には向きません。
(焼鈍SS400はこれに十分該当します。)
また、柔らかく粘り強い素材より硬く脆い素材の方が研削・研磨加工もしやすいです。
ネタだと、内部に流路を作って水冷したアルミ板の表面に薄い焼き入れ鉄板をねじ止めや接着して、無理やり温度を安定させる方法もあります。
お礼
2019/08/29 09:34
いろいろな情報ありがとうございます。
しかしながら、リブはいれられない構造です。
あくまで無垢材になります。
SS400に比べると鋳鉄は熱膨張率が低いのでしょうか?
ネットで調べた範囲ではあまり変わらないようでしたが。。
以下の様には書いてますね
鋳鉄定盤
リブの入れ方を工夫することで高い面精度が得られる。
大型定盤や複雑な形状の定盤を製作することができる。
添加する合金元素により耐食性・耐熱性・低膨張などの特性が得られる。
加工性に優れている。
http://www.meiritz.jp/support/tech/kihon.html
ただ、価格はSS400が安いですよね
厚みが許されるなら周囲と対角にリブを入れて焼鈍すればいけそうに思うが
お礼
2019/08/29 09:27
ありがとうございます。勉強になります。
お礼
2019/08/29 09:23
型から製作せずとも鋳物材があるかと思いました