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コンパレータの正帰還抵抗とは?問題と解決法のご紹介
2023/10/20 13:45
- コンパレータの正帰還抵抗とは、切り替わりのタイミングで出力にノイズが発生することを解消する役割を持つ抵抗です。
- ON→OFF・OFF→ONする入力閾値の差を50mVに設定することは非現実的ではなく、正帰還抵抗の調整によってノイズを抑えることができます。
- コンパレータのデータシートには閾値の差に関する情報が記載されており、限界値を参考にすることができます。データシートのURLから詳細を確認してください。
コンパレータの正帰還抵抗について
2020/07/16 10:54
反転型コンパレータについて質問します。
【回路内容】
コンパレータにて、+側を基準にして、変動する信号を-側に入力します。
出力がON→OFF・OFF→ONする入力閾値を同電圧にすると、切り替わりのタイミングで出力にノイズが発生するために正帰還抵抗(フィードバック)を入れています。
【問題内容】
現在、色々正帰還抵抗や周辺の抵抗の定数を変更して試していますが、切り替わりのタイミングで出力にノイズが発生します。
【質問】
ON→OFF・OFF→ONする入力閾値の差は50mVを狙って定数設定していますが、非現実的でしょうか?
また、コンパレータのデータシートでは閾値の差について限界を読み取ることができる記載あるでしょうか?
使用しているコンパレータのデータシートは以下URLより参照ください。
https://www.tij.co.jp/product/jp/TL331
よろしくお願いします。
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その他の回答 (3件中 1~3件目)
定石的にヒステリシスコンパレータ
https://cc.cqpub.co.jp/system/contents/2471/
https://cc.cqpub.co.jp/system/contents/1533/
http://rohmfs.rohm.com/jp/products/databook/applinote/ic/amp_linear/comparator/gpl_cmp_hysteresis-j.pdf
>入力閾値の差は50mVを狙って定数設定していますが、非現実的でしょうか?
入力フルスパン±15Vのウチの50mV?
それとも
入力フルスパン±1Vのウチの50mV?
まぁ実用的には入力フルスパンの2~3割くらいでは?
1割以下の狭ヒスは辛い
10回転トリマならともかくとして
https://www.marutsu.co.jp/GoodsListNavi.jsp?path=160017
1回転トリマで50mVは勘弁してねのレベルでは?
それともデジタルポテンショなの?
https://www.maximintegrated.com/jp/products/analog/data-converters/digital-potentiometers.html
お礼
2020/07/22 19:18
参考資料、ありがとうございます。
こんにちは
その1
コンパレーターの入力信号の振幅は零ボルト以上で無ければならないと思います。
(少なくともー0.3V以上でなければならないと思います。)、またプラス側の入力範囲も過大すぎると問題です。つまり入力の電圧範囲は適正か?
その2
コンパレーターの電源は充分安定でしょうか?。電源が出力の変化でノイズが乗るようでは安定な動作は期待出来ません。デカップリング用に大きめのコンデンサーが電源とアース間に入っているでしょうか?
その3
基準電圧は充分に安定でしょうか。ノイズ対策としてデカップリング用にコンデンサーなどが挿入されていますか?
以上、思いついた点を上げてみました。参考になれば幸いです。
お礼
2020/07/22 19:14
確認の要点を提示頂き、ありがとうございまう。
一応、ご提示部分に問題はありませんでした。
お礼
2020/07/22 19:16
Input offset voltageが参考になるわけですね。
ありがとうございました。