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旋盤作業でのサンドペーパーを使った錆除去の安全性について
2023/10/20 16:17
- 旋盤作業でのサンドペーパーを使った錆除去について、安全基準は問題ないのでしょうか。
- 旋盤作業での錆除去は、サンドペーパーやスコッチブライトを直接手で押し当てる方法を使用しています。
- しかし、回転物に直接触ることは学校で習った安全基準とは異なり、作業中に巻き込みや熱さなどの問題が発生することもあります。
旋盤作業におけるサンドペーパーを使った錆除去につい
2020/11/02 19:53
鉄工所で旋盤作業に従事しています
業務で錆だらけになったS45CやSSの部品(形は様々でフランジのついた軸物
やプーリーの形状・ギア等)の錆除去を旋盤を逆回転させながらサンドペーパーやスコッチブライトを直接手で押し当ててやっています。一応安全のために
軍手や手袋の禁止、かつ旋盤を逆転して行うルールがありそれは順守しています。
そこで質問なのですが、現在の安全基準からみて上記のような業務は
安全上問題がないといえるのでしょうか。職長はどこもやっていて
問題はないといっていますが・・・。
学校では、回転物に直接触らないように習ってきましたので
作業はいつ巻き込みがおこるか不安だし
摩擦で指もとても熱いです。出っ張った部品にぶつけそうに
なったりと作業に不安を覚えています。
今後もこの作業に従事するか非常に悩んでいます。
ご回答のほどよろしくお願いします。
質問者が選んだベストアンサー
>>現在の安全基準からみて上記のような業務は安全上問題がないといえるのでしょうか。
ダメですね。大変危険な業務内容です。ついやってしまいがちな危険作業の代表格、と言えると思います。
軍手や手袋の禁止というのは回転系機械の基本ですからいいとして、正転だろうが逆転だろうが、人の肉体が旋盤の主軸に巻き込まれたら「酷い事」にしかなりません。
>>職長はどこもやっていて問題はないといっていますが・・・。
「どこもやっている」は危険性の否定にはなりませんね。道路上で、横断歩道の信号無視も「皆やっている」事ですが、それで年間何人もの方が亡くなっているわけです。
まあ旋盤への巻き込まれ事例も軽く検索するだけで多数発生していますし「どこもやっている(そして何人も死んだり大けがをしている)」作業ではありますね。
https://www.rodo.co.jp/column/63445/
https://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen_pg/SAI_DET.aspx?joho_no=101467
https://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen_pg/SAI_DET.aspx?joho_no=101174
>>今後もこの作業に従事するか非常に悩んでいます。
非常に真っ当な感覚です。ただ職長が「どこもやっていて問題はない」と言い放つような企業だと、どうしてもそうしたレベルの危険作業は多々発生すると思います。
安全を求めて退職するか、ある程度のスキルが身に着くまで注意深く作業して転職するか、あるいはその企業で何とか頑張るか、よくよく考えて決断する事をオススメします。
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その他の回答 (6件中 1~5件目)
巻き込まれなければ問題ない、でも、どうあっても巻き込まれは防げない、故に、非常に危険であり、業務命令となっているなら労基通報を行うべき状況といえます。
高速回転なら、巻き込まれが生じやすく、主軸の持つ回転エネルギーも大きいので、大けがに繋がりやすいです。
しかし、低速回転とすると、主軸の駆動トルクが非常に大きくなり、巻き込まれ時に大きな力が生じるので、やはり大きなけがに繋がりやすいです。
低速回転の上で、トルクリミッターを介せば、けがの恐れは無くなりますが、作業効率が低下し、使い物になりません。
刃物台に研磨剤を固定し、バネで押し付けを行う治具を製作するか、ショットブラストやサンドブラストでの処理に変更することをお勧めします。
最低でも、ペーパーをやめ、ゴム砥石にした方が良いでしょう。
例えばこういう奴です。
サビトール
https://www.monotaro.com/g/00246685/
お礼
2020/11/03 10:41
回答ありがとうございます。
やはり危険な作業であるということなんですね。
ご指摘いただいた品も試させていただきます。
色々試して安全な方法を確立したいと思います。
回転しているものに近づくことも制限が付くと思います。
直接触るような作業方法はNGと思われます。そもそも出っ張った部品にぶつけそうになる状況が普通ならNGと思われます。
普通に考えれば、刃物台に取り付ける治具を作るか調達してそこに取り付けて直接触れることはない状態で作業する必要があると思います。
上長にそのまま言っても話にならないと思うので、身近にある端材等で治具を考えてみるなど指示から逸脱しない範囲で安全な方法を考えてみることを勧めます。
不安を覚える作業は、作業に慣れていないだけなら問題ないかもしれませんが、赤チン災害が頻発しているような場合は、重大事故につながる要素が隠れている可能性があります。
お礼
2020/11/03 10:38
回答ありがとうございます。
なるほど普通のバイトみたいにして研磨をかけるということですね
思いつかなかった・・・。
治具制作を含めてよく考えてみます、
問題はない
やり方をまちがわなければ
>>直接手で押し当ててやっています
これは間違い
https://jp.123rf.com/photo_84789725_%E6%97%8B%E7%9B%A4%E3%81%A7%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E7%A0%94%E7%A3%A8%E6%9D%90%E3%82%92%E4%BD%BF%E7%94%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E3%82%8D%E3%81%8F%E3%82%8D.html
これらは正解
http://mecha-tech.la.coocan.jp/scoch_bright/scoch_bright.htm
これは間違い
巻き込まれたとき手が離せるか離せないか重要
軍手・袖などは 巻き込まれた場合 離せないので 巻き込みが起こる
ちなみにネクタイもダメだよ
ps
逆転危ないだろ 巻き込まれなくても 滑った場合 体が機械側に行く 誰が考えたんだ?
お礼
2020/11/03 10:35
回答ありがとうございます。
逆転もスタンダードではないんですね。いったい誰が決めたのかわかりません・・。
磨きあるあるだね。昔ながらのところが多いから、そうやって旋盤機に取り付けて手で磨いていくってのはどこでもやってるね。失敗すれば爪とか持ってかれるので注意が必要ですね。慣れないうちは何度かそういう目に合います。ですが、そんな変な環境に慣れきっている人ばかりなので「慣れ」の一言で片付けられます。
例えば、包丁砥ぐのも回ってるのでやるのですが、機械で当てたりせずに手で包丁抑えながらやります。もちろん固定する治具はあったりしますよ。でも、回転部分に手を持っていきます。
その他にも、サンダーとかポリッシャーとかの回転機器使って磨いたりしますけれども、そう思うと回転機器に手を近づけるの普通っちゃ普通に感じるでしょ?でも、怪我するときは怪我する。
その怪我の度合いのセーフティを設けたりするのが、財閥系だとちゃんとしていたりするね。財閥系みたいに、労災を防ぐための専門部署みたいなところがあれば、爪持ってかれたら報告して対策講じてくれたりはしますが、まあそれ以外はぶっちゃけ無意味です。そういう世界ですよ、製造って・・・。
刃物使ってたら自分を傷つける可能性がある。濡れた地面を歩いていたら転けることもある。これは日常でもそうですよね。その危険な状態に合う可能性が高いか低いかの違いです。製造選んだなら覚悟しましょう。2019年の労災認定された製造業での死亡者数は141人です。休業4日以上の死傷者数は26,873人です。毎日約70人ほど全国のどこがしらかで大怪我したり死亡している業界になります。ご安全に。
お礼
2020/11/02 21:44
回答ありがとうございます。
>>製造選んだなら覚悟しましょう。
ご忠告をうけてこの職業を選んだ初心というか大前提を忘れていたと自覚しました。
やはり仕事に対する甘えがでていた部分もあるのかなと思いました。
どうするかはさておきもう少し仕事・自分としっかり向き合ってみます。
お礼
2020/11/02 21:52
回答ありがとうございます。
やはり危険な作業なのですね。
最近慣れがでてきており
危険な作業である認識が弱まってることを再認識しました。
ご指摘の通り危ないと思うことや状況が多々あります。
しかしそれ以外に不安がないのが逆に悩みどころでもあります・・・。
ご忠告を参考にしっかり考えてみます。
ありがとうございました。