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M3タップ加工後、ネジが通らない問題:理由と対策
2023/10/20 16:41
- 4個のワーク(A6061)に1箇所のM3タップ加工しました。しかし、4個中1個だけタップ加工が不完全であり、ネジが通らなかったそうです。
- 再度タップで通すと問題がなかったため、初回のタップ加工が原因と考えられます。
- 原因としては、素材や加工条件の選定ミス、工具の劣化などが考えられます。今後は十分な検査を行い、問題が発生した場合は迅速に対応する必要があります。
M3タップ加工後、ネジが通りません
2020/12/14 15:50
4個のワーク(A6061)に1箇所のM3タップ加工しました。
4個中1個だけタップ加工が不完全だったようで、ネジが通らなかったそうです。再度タップで通すと問題が無かったそうです。
下記の条件で加工しました。
素材:A6061
加工:ロボドリル M3タップ加工
下穴φ2.5 深さ11 (S2000 F150 ペック1mm)
タップ深さ10 (S800 F400)
工具:OSG EX-SUS-GDS φ2.5ドリル
OSG EX-AL-SFT M3タップ
キリコの確認はしてます。
過去に無かった事例だったので、理由・対策を教えて頂けないでしょうか?
回答 (2件中 1~2件目)
他の方も仰っていますが、現物確認が最善だと思います。
4個中、1個が不完全だったわけですが、
何個目の加工品だったか分かりますか?
また、ネジが通らなかったというのは、ねじそのものですか?
ネジゲージの通りが通らなかったのでしょうか?
切削油の種類は何でしょうか?濃度は適正ですか?
タップ加工にQ値は入っていますか?一発加工ですか?
↑など、様々な要因を一つずつ取り除く原因追及が必要です。
以下、切削タップをお使いのようですので、
私の経験からの推理になりますが。
ねじ形状が出来ているのにネジが渋くて通らない場合。
切削油が上手く入らず、タップに構成刃先が出来てしまい、
切れ味が鈍くなり、ネジが引っかかったことが考えられます。
ネジ山部分を顕微鏡などで確認すると、
意外と形が悪かったりすることがありますよ。
通し直して通りは良くなることもありますが、
止まりゲージが入ってしまうこともあるので、確認は必須です。
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不快に思われたら申し訳ないのですが、
そのNGの現物とタップを確認するのが一番の近道かと思います。
タップ加工が不完全という事は、相手おねじが貫通しなかったという事でしょうか?それとも途中で止まるという事?
あとは、再タップした時の抵抗でも推測ができるような気もします。
文章から察するに、出荷済の製品を客先でNGと言われ
客先で手直しし、現物は戻ってきていないと思われますので、
その状態では断定は難しいと思います。
実際はねじ嵌合させる際に、おねじを斜めに入れているだけで
めねじは正常だったなんてこともあるので、現物が確認できす、
加工したタップにも異常がないのであれば、原因究明は難しいと思われます。
現行の手順で再度製造し、ゲージで検査して確認するのがいいのかと思います。