英単語の覚え方

「書き取り」はいいことです！
「頭がポンコツ」なのではありません！
→やり方の問題だと思います。

ある単語を覚えようとするとき、その語を単独に覚えるのでなく、別の語を関連させて覚えるといいでしょう。簡単のために、例えば、northという語を見たら、southも一緒に覚える、さらには東西南北をまとめて図に描いて（視覚的したりして）覚える。すると、１語を覚えるのと同じエネルギーで４つ覚えられる。さらに＋方位だけでなく×方位（北東、北西…）も合わせて覚えれば８つになる…。構造化するとすっと頭に入る。

別の例として、すでにご存知の語を使って知覚動詞の構造化（相関の束）をあげてみます。
　see－－－－－hear
　｜　　　　　　｜
　look (at)－－listen (to)

左側：視覚関係、右側：聴覚関係。上段：自然に「見える、聞こえる」、下段：意識的に「見る（注視する）、聞く（聴く）」（前置詞がつくのは、「注意を一点に集める」ことを表すことと関係ありそう…）。こうすれば、語彙を立体的・有機的に覚えられる（各語を「積み木の１ブロック」のように見なして、関係図として把握しておく）。こうすると、第一、飽きない。飽きることは記憶の大敵です。

ということで、「主体的に働きかける」ことが重要なようです。組み合わせや構造化の方法はいろいろあります。同義語・類義語・反意語、派生関係・相関関係などなど。ただし、構造化は、もちろん「自分で考える」ことです。それを考えたり書いたりする間に頭に入るからです。

ところで、なぜ覚えようとするとなかなか覚えられないのに、このように「まとめるとよく覚えられる」のでしょう。それは、まとめながらノートに書き込むことが、「自分語にする」ことに他ならないからです。覚えようとするのは、いわば、一瞬スライドで写して見る行為に似ている一方、自分語にするのは、脳ミソというメモリチップに焼きつけるということに似ています。人間の脳ミソはコピー機とは違うので、ただ見ただけでは記憶係が受け付けないのです！　ですから、上のように「ゲーム化のようなことをする」といいのです。

大事なことを繰り返します。「まとめながらなるべく図形化してノートに書き、自分語にして、脳ミソの記憶係に受け付けさせましょう！」

お礼

2019/04/10 08:52

回答ありがとうございます。
自分語にする・・・いいことを教えていただきました。
やってみます。

質問者