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電気絶縁性とバリア性を持つ加工可能な板の選び方
2023/10/21 01:42
- この記事では、電気絶縁性とバリア性を持ち、さらに加工が可能な板の選び方について解説します。
- また、現在の装置で外からの水蒸気の侵入が問題となっている場合、エポキシ製樹脂の板を貼り付けることを検討しているかもしれませんが、侵入の原因として考えられる点についても触れます。
- 最後に、縦横1m程度の大きさと5mm程度の厚みの板に穴あけ加工が容易な素材の一例を紹介します。
電気絶縁性がありかつバリア性もある加工可能な板
2022/08/04 14:15
現在装置に外から水蒸気が入ってくるため困っています。
1面にエポキシ製樹脂の板を貼り付けており、そこからの
侵入が大きいのではないかと考えています。
大きさは縦横1m程度、厚みは5mmくらいで、穴あけ加工が
できれば容易な素材があればご教示ください。
よろしくお願いします。
質問者が選んだベストアンサー
エポキシ樹脂以上の耐熱性が必要とすると、選択肢は相当に高価なエンプラに限られるように思います。
水蒸気の侵入にお困りとのことですが、単純に樹脂材料の水蒸気透過率の問題と片付けて宜しいか、疑ってみたら如何でしょうか。
加工した穴の周囲に隙間があるとしたら、バルクの樹脂材料の水蒸気透過率が低くても、桁違いの水蒸気が侵入する可能性があります。
穴の周囲の隙間は水蒸気の侵入の経路とならないように十分にシーリングされていて、樹脂板を何倍も高価な材質に置き換えるのは躊躇される状況であれば、エポキシ樹脂板の板厚を例えば2倍にすれば樹脂を透過する水蒸気量は減らせると思います。
また、約1m×1mの樹脂板のうち、機能上樹脂でなければならない部分が0.5m×0.5mであれば、それ以外の部分を金属板とすれば、同じ材料でも大幅に水蒸気の透過を大幅に減らせると思います。
Q&Aサイトには書けないような設計上の制約もあると思いますので、参考にならない回答とお感じであれば読み飛ばしてください。
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その他の回答 (4件中 1~4件目)
> 温度が150℃近くに
高温高湿度ですか…
かつ加工性が良く廉価となると
ポリエチレンナフタレート(PEN)
https://www.teijin-resin.jp/products/resin/teonex/
板材の入手性は解りません。
原価は高くないはず。
樹脂のガス透過性
https://www.toishi.info/sozai/plastic/touka.html
コスパと加工のしやすさを考えると、
PP,PE,PET(ポリエチレンテレフタレート)
の中から選ぶのがよろしいかと思われます。
なお電気絶縁性はよっぽど特殊な用途でなければほとんどの樹脂が問題ないはずです。
補足
2022/08/04 18:29
すみません、ひとつ大きな条件が抜けておりました。
装置外側(エポキシ樹脂板の外側)温度が150℃近くに
なるため、ある程度の耐熱性が必要です。
紹介いただいたURLは参考になりました。
ありがとうございます。