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ステンレスの熱処理記号について知っていますか?
2023/10/21 02:21
- ステンレスは固溶化熱処理後、急冷を行いますが、ミルシートにはどの熱処理記号を使用すればいいのでしょうか?
- 熱処理記号にはWQ(水焼入)とWC(水冷却)の2つがありますが、どちらが正しいのでしょうか?
- さらに、WQとWCにはどのような違いがあるのでしょうか?詳しい方に教えていただきたいです。
熱処理記号について
2022/08/24 15:29
ステンレス(SUS304やSCS13/鋳物)は、固溶化熱処理後、急冷すると思うのですが、ミルシートへ記載する場合、急冷を表す、熱処理記号は、WQ(水焼入)と WC(水冷却)のどちらが正しいのでしょうか?
また、この2つはどのような違いがあるのでしょうか?
詳しい方がいらっしゃいましたら、ご教授頂けますと助かります。
回答 (2件中 1~2件目)
「水冷」記号は不必要です。
もともと固溶化処理は「加熱+急冷」ですから、工程としては「固溶化」だけで済み、「固溶化ー水冷」とすることはありません。
固溶化処理の記号は「S」または「ST」ですが、「ST」の方が分かり易く、一般的だと思います。
クエンチは焼入れを意味するので、「WQ」は「水焼入れ」、「WC」は「水冷却」です。例えば「焼入条件は850℃WQ」、「固溶化条件は1050℃WC」など。
あなたの会社が「鋼材検査証明書」を発行する立場なら、従来の方式に従って下さい。勝手に変更すると問題になります。
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素人回答で済みません。
ステンレスの固溶化熱処理は、冷却工程を含めて「S」で表すように思いますが如何でしょうか。
http://www.san-kin.co.jp/html/brand/jis/jnetusyori.htm
「S」は、solution treatmentの頭文字です。
JIS G 0201 鉄鋼用語(熱処理)では、次のように書いてあります。