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測定値200.02、ワークの膨張率の考え方は正しいか?
2023/10/21 03:23
- ワークの膨張率を考慮して測定する方法について検討中です。
- 測定器の膨張分を引くか足すか迷っています。
- 外径200㎜をマイクロメーターで測定する場合、0.002の膨張分を引くべきですか?
膨張率
2022/11/08 09:59
お世話になります。
ワークの材質がSUS304(膨張係数17.3×10⁻6)で、内径寸法200㎜です。
シリンダーゲージをマイクロメーター(膨張係数12.2×10⁻6)で0調整し測定しました。
ワークの温度は15℃、マイクロメーターの温度は21℃です。
測定値が200.02でした。
ワーク→200㎜×17.3×10⁻6×-5℃=-0.017
マイクロメーター→200㎜×12.2×10⁻6×1℃=0.002
測定値200.02-0.017+0.002=200.005
この考え方で正解でしょうか?
測定器の膨張分(0.002)を足すのか引くのか迷っています。
上記の条件で外径200㎜をマイクロメーターで測定した場合は
0.002の膨張分を引いてあげれば宜しいでしょうか?
考え方をご伝授下さい。
お忙しいところ恐縮ですが、宜しくお願い致します。
質問者が選んだベストアンサー
計算問題として扱うなら、前提条件となる基準温度が規定されていないので回答不能です。
またそもそもマイクロメーターの構造上、高温なら持ち手部分が伸びて測定値にはマイナス方向の影響、スピンドル部分が伸びて測定値にはプラス方向の影響が想定されますから、この2部品の膨張係数についても規定がいります。
実務的な回答をするなら、そもそも0.002はマイクロメーターの器差未満ですし、先述したような理屈で均一な温度なら影響は少なくなりますから、マイクロメーター側は無視して大丈夫です。
そこまで微細な測定誤差が許せないなら、測定器具や調温時間含めた根本的見直しが必要になります。
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お礼
2022/11/24 12:36
遅くなりまして申し訳ございません。
とても参考になり、解決いたしました。
ありがとうございました。