ゲージ圧力計を読み方

ゲージにつながれている配管を大気開放すれば0の位置に針が来ると思います。その位置がゲージ圧の0です。その圧力計はbar表示なので
1bar=0.1MPa=100kPaです。また、ほぼ1kgf/cm2です。
赤表示の範囲は真空側です。写真の状態で大気開放すると、大気圧を吸い込んで針が0の方に移動します。
正圧のみ負圧のみのゲージであれば大気圧の位置で針が止まるようにストッパが付いていますが連成圧の場合はストッパがないので0の位置を定期的に確認するのは必要と思います。
圧力計はどのようなものでもセンサのひずみ量を読み取って表示するので、長時間針が動いた状態に放置すれば狂ってしまうことは否定できません。これはどのような計測器にも少なからず言えることなので定期的に校正等が必要になります。

＞ゲージ上で 0になれば 外の圧力とゲージが付いている装備内の圧力が同じになることと考えますが
→基本的にはその通り。
＞例えば添付の写真の通りならば、実際装備の内部圧力はほとんど0に近くなることと考えてもいいですか？
→一般的には、針がマイナス側になっているので、負圧になっていると考える。
ただし、機械式の圧力計（写真は連成計）の場合、長時間の加圧や減圧状態による内部のバネやダイヤフラムの変形により、目盛りの指す位置がズレることがある。
このため、実用的には大気圧に開放状態で目盛りの位置を確認している方が良い。

圧力計の単位は“bar”ですね。
ということで、圧力計の針が指示しているのは”－1 bar”であり、容器の中が大気圧より”1 bar”低い圧力になっていることを表しています。

”1 bar”は、約1気圧なので、容器の中は、1気圧の大気圧よりも約1気圧低い状態になっている・・・絶対圧で0に近い圧力状態を表しているとよみとっていいと思います。

内部圧は0、大気圧と同じ状態です