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亜鉛クロメートの密着性
2023/10/12 17:37
- 銅下付のスタッドに亜鉛メッキ処理が施されているパネルの防錆に有色クロメートが使用されています。
- スタッド部分のメッキが膨れるというトラブルが発生しており、原因が分かりません。
- 銅付きスタッドへの亜鉛メッキ処理は一般的ですが、密着性の問題が生じている可能性があります。
亜鉛クロメートの密着性
2001/05/18 01:04
初めて質問いたします。
SPCC上に、銅下付のスタッドが加工されており、ステンの蝶番が着いているパネルへの防錆に酸性浴の有色クロメートを施しています。二次加工三次加工として、片面塗装、シルク印刷がありますが、スタッド部分のメッキが膨れるというトラブルで困っています。ステン蝶番には異常はなく、どこに原因があるかもわかりません。銅付きスタッドへの亜鉛メッキ処理は一般的だと思うんですが・・・。
回答 (2件中 1~2件目)
>あと、メッキ後の熱処理などは、どの程度まで可能なんでしょうか。
>何か気を配らなければいけない点などはないでしょうか。
JIS H8610の附属書の中に条件が記載されています。
「めっき前の応力除去」「めっき後の水素脆性除去」
では、190220℃にて何時間処理するかを
参考として示したあります。
しかし、この条件が御社の製品に必ずしも該当するとは
思いませんので、どの温度設定で何時間熱処理することが
御社製品の要求事項に一番適しているか、試験されるほうが
望ましいと思います。
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「膨れる」ということから亜鉛めっき自体に
問題があると思います。
めっき着後に「膨れている」のであれば、
前処理の影響によるものだと思います。
エッチング、酸、脱脂関連の問題だと思います。
めっき後、1ヶ月以内程度であれば、
めっき処理浴のバランスがくずれている
影響だと思います。
光沢剤、液温、濃度等の影響が考えられます。
お礼
0002/11/30 00:00
大変に有り難うございました。業者に問い合わせる際、とても参考になります。
スタッドの種類には、影響はないんですね。
あと、メッキ後の熱処理などは、どの程度まで可能なんでしょうか。
何か気を配らなければいけない点などはないでしょうか。