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ニッケルメッキ表面の黒色染み
2023/10/12 20:41
- ニッケルメッキ表面に黒色の染みが発生する原因と対策について
- 銅板にニッケルメッキを行い、重ねて保管すると表面に黒色の染みが発生する現象が起きます
- この黒染みは純水による超音波洗浄を行っても発生し、間に紙を挟むと防げることがわかっています。原因は酸化反応などによる物質の付着が考えられます
ニッケルメッキ表面の黒色染み
2002/11/26 15:56
銅板の片面にニッケルメッキ24μm厚を行い、重ねて保管しておいたところ、ニッケルメッキ表面に黒色の染み(Φ0.1mm程)が発生しました。
重ねなかったり、間に紙等を挟むと発生しません。
純水による超音波洗浄を行った物でも重ねると黒染みが発生します。
原因は何でしょうか。対策はあるのでしょうか。
回答 (2件中 1~2件目)
ニッケルめっき24μmではピンホールレスには出来ないでしょうから、この穴から変色(腐食)が生じたと考えられます。この場合だと、異種金属を接触させることによる局部電池の形成のためと言うことになります。これは、時に重ねると言うこととは関係ありませんが、紙をはさむと発生しないことから考えると、製品の表面に吸着した水分が原因かもしれません。
120度くらいの炉で完全に乾燥させた状態で重ねた場合には発生しないと思います。
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詳しいことは知らないのですが『銅板の表面には電気が流れている(現象名は忘れました)』とのことで重ね合わせるとより強い電流になるようです。それによって化学的な反応が起こっているのではないかと考えられます。紙を挟み絶縁すると無くなるのも、それで説明がつきます。ちなみに水の中に銅板を入れておくと、この現象で殺菌され水が腐らないそうです。
ご参考までに、
お礼
2002/11/27 08:33
早々に回答有難うございます。
補足
2002/11/27 08:52
回答有難うございます。
Niの変色部を拡大観察したところピンホールは確認されませんでした。
なお、重ねたNi面と相向かう銅面に削れた様な凹みが確認されております。
炉による乾燥は早々に実験したいと思います。