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旋盤でφ38厚み3.5mmの端面加工の平面度が出ない!!!
2023/10/13 08:33
- 旋削加工でφ38厚み3.5mmのワークを三爪チャックでクランプし端面加工すると、端面の平面度が良くありません。
- チャック圧を最低に設定したり、粗仕上げに加工を分けたり、爪当りを変えたりと色々やって見ましたが、なかなか5μ以下に改善する事が出来ませんでした。
- 薄肉のワークの歪が出ないような加工方法のアドバイスを頂けないでしょうか。
旋盤でφ38厚み3.5mmの端面加工の平面度が出…
2003/07/01 07:51
旋盤でφ38厚み3.5mmの端面加工の平面度が出ない!!!
旋削加工でφ38厚み3.5mmのワークを三爪チャックでクランプし端面加工すると、端面の平面度が良くありません。三爪なので3点当りになると考えていたのですが、真円度計で平面度を取ると、楕円形状になっていました。
チャック圧を最低に設定したり、粗仕上げに加工を分けたり、爪当りを変えたりと色々やって見ましたが、なかなか5μ以下に改善する事が出来ませんでした。
薄肉のワークの歪が出ないような加工方法のアドバイスを頂けないでしょうか。よろしくお願いします。
質問者が選んだベストアンサー
こんばんは natuo です。
>実は、パイプ材でなく棒材なのです。
大変失礼しました、とんでもない勘違いをしていましたm(__)m。
丸棒φ38端面全面の平坦度が5μ以内ですね。
平坦が出ない原因のひとつに、旋盤で端面を中心まで加工すると周速○○メートルから限りなく0メートル近くに変化するので、背分力の関係で中心部が中べこになり、それが平坦不良となる場合があるかと思います。
※加工後に横送りスライドにダイヤルをつけて走らせてみればわかるかと思います。
もしそれが原因ならNC旋盤ではソフト的に実際の動きを傾けて、汎用旋盤なら主軸台をかたむけて対応する事が考えられます。
ひずみの関係でしたら、外径が黒皮との事ですので一度強めに締めて外径に浅い凹部を作りそのまま一度緩めて再度軽く締めれば(あるいは黒皮の凹部にツメがかかるようにする)簡易的な周り止めと同じになりますので、現状のチャック圧最低よりさらに下げても回ることは無いと思います(たぶん)のでチャック圧でのひずみも減少すると思います。
それか皆さんが言われるように面あたりを広くすえれば材料のひずみは減少すると思います。
がんばってください。
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その他の回答 (10件中 1~5件目)
爪成形男時の真円度は測りましたか?成形した爪が振れていれば当然平面度も悪くなります。1次加工時に外径・端面とも加工してください。または、2次加工はフライスにてチャックに掴んで、軽く叩いて平面度を出してもいいのでは・・・。
お礼
2003/07/07 08:04
回答遅れました。
すいません。
大変参考になりました。
爪の真円度測定してみます。
>薄肉のワークの歪が出ないような加工方法のアドバイス
設備の問題もありますが、スクロールチャック等、手締めのチャックに円形生爪を取り付けて薄物加工をするのも手です。厚み3.5mmだったら平面度、平行度も満足出来ると思います。
お礼
2003/07/07 08:14
円径生爪ですね。
当りを広く取ると言う考え方を参考に爪を製作したいと思います。ありがとうございました。
私もたっくんさんと同じやり方で加工すると思います。
もし、材料の真円度が良くないせいだとしたら、押しコップを使って外形を削って、真円度を高くするかですが、(黒皮のままの事とか図面に書かれていれば、無理ですけど)。
それとチャック自体にギャップがありますので、
爪を加工する時は、チャックに爪を取り付けてワークが、つかまれている時と同じ状態(語彙が足らずにごめんなさい、つまり、ワークをチャッキングすると、チャック自体にギャップがあるので、爪は前に逃げようとするのでその状態の事です。)で加工した方が、
良いと思います。
参考まで。(なんか、ごちゃごちゃ書いて分かりにくかったかも、すみません。)
お礼
2003/07/07 08:17
押しコップを使って外径を先に削るのは凄く良いアイディアですね。非常に参考になりました。ありがとうございました。設備仕様が工夫できるようでしたら是非やってみます。
まずφ50位の厚みは2030位円盤を用意し、扇形に三等分します。それを生爪に溶接するなりして接合します。その状態で三等分した生爪を内径がφ38になるように深さ3ミリ位で加工します。以上で出来上がりです。
後は製品を取付けて加工してみて加工条件等を探っていきます。
お礼
2003/07/07 08:18
φ爪でのトライですね。
直に出来るのでやってみようと思います。
ありがとうございました。
こんばんは
もしパイプの長さがある程度あるようでしたら・・・。
長いパイプの円筒度があまり出ていない状態で端面の平面度が5μ以下になるかどうかわかりませんがコレットチャック方式はどうでしょうか。
製品の内径に合わせてストレートの外径とその内側を円錐にして必要長さだけ3等分(或いは4又は8等分でもいいと思いますが)にしたものを作ります。それからその内側にあわせてオスのテーパ軸を造り、先に作ったメスに入れてねじで締めこみコレット部を押し広げて製品を固定するというものです。
エンドミルをつかむコレットチャックはシャンクの外周を締めますが、これはそれと反対で内側を広げて固定するものです。
切削加工された内径面で固定するなら5μ以内に出ると思います。
お礼
2003/07/02 08:19
回答ありがとうございます。
実は、パイプ材でなく棒材なのです。
黒皮素材を外径チャックするのですが、このままでは、端面加工の平面度は良くならないでしょうか。
3爪チャック仕様ですので、コレットへの変更も出来ない状況です。何か良い方法がありましたらアドバイスお願いします。
お礼
2003/07/07 08:12
掴み直すやり方は非常に参考になりました。
高圧と低圧で掴み直しが出来るので是非やってみたいと思います。
ありがとうございました。