水溶性切削油の浮上油対策

こんにちは
> 水溶性切削油の浮上油に悩んでいます。
オイルスキマ－はちょっと・・との事ですが　浮上油除去は機械停止時にやらねば効率的でなく　機械を止めてやるには人件費がまるまる　除去に掛かってきますので　有人でやるには高い物に付きます　やはり効率の高いオイルスキマ－を一台購入する事をお勧めします　ディスク式とかベルト式が有りますが　除去した油に水溶性切削油が混入し　綺麗に分けられた廃油と違い　廃棄に高額な費用が発生します　
うちもいろいろ試しましたが　処理能力ではここのがベストでした　
ゼオテックLRC株式会社　　http://www.zeotek.co.jp/　の　WOSミニ－F　
デモ機もあると思いますので一度おためし下さい
>異臭が酷く、手も荒れ気味になってしまいます。
最近の切削油はどこも耐腐敗に関しては　かなり向上しており　液管理が出来ておれば　多少の停止期間で腐敗知ることはありません　例えば先日のゴ－ルデンウィ－クでも問題ありませんでしたし　内の最長は１０年間継ぎ足しのみで交換していないマシンもあります　
液管理とは質問にあります浮上油とスラッジの除去一番大事な濃度管理それに定期的なｐｈ、菌数の把握です　浮上油は先ほどの対策でOKです
スラッジはフィルタリングマシンがあれば一番良いです
濃度管理は継ぎ足し時にタンク内の濃度を機械で計測し（糖度計でもいいしデジタルの有ります）継ぎ足しの濃度を決めます　このときに専用の水溶性ミキサ－を使えば　簡単に確実に（通常良くやるペ－ル缶に入れて混ぜるのは完全に混合されておらず問題の原因となります）混合出来ます　そんなに高い物ではありませんので（国産で６７万）購入検討下さい
定期的なｐｈ、菌数の把握は購入メ－カ－に依頼すればやってくれます（うちはタダですよ）
これだけやれば１０年も無交換も可能です

以上はマシンの数が２０台以上場合の話しですが　費用を最低限にしたいのであれば　次の方法が有ります
ドラム缶に底の高さがタンクより上になるように足を着け　バルブを底に一個　10cm上の側面に一個付けます　後はマシンの切削油をこの中に全て移します　足りなければ複数製作して下さい　空になったタンクを掃除し新液を作り　加工スタ－トです　くみ出した切削油は　１２日後に側面のバルブから継ぎ足し用として使います　浮上油は分離しておりスラッジは底に溜まっていますので綺麗な切削油が取り出せます　

タンカーなどが座礁してオイル漏れのきなんかによく使われる、専用の吸着シートなんかもあります。油のみ吸着して、水分は染み込みません。
下記参照ください。
http://www.nihon-netlon.co.jp/tuffnel-oil.htm

こんな物使ってみては如何でしょうか。
高精度マシニングセンターの製造メーカーより
発売されているオイルピュールを紹介いたします。弊社も使用しておりますが、よい結果が得られております。これからの季節、威力を発揮します。

(有)金島工作所
http://www.kanesima.co.jp

便乗ですが、うちはバスコ１０００でも半年たちますが、定期的に攪拌補充、バスポンプで浮上油を回収していますが、腐敗臭がしてきました(T_T)
切削面は綺麗ですが、においが(T_T)です。

簡単な方法でしたら掃除機で吸い上げる。
休み明けがお勧めの時期です。

ちょっとコツがありますがやれば判ります。