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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:鉛フリーの手はんだ付け条件)

鉛フリーの手はんだ付け条件について

2023/10/13 13:30

このQ&Aのポイント
  • FR-4のCuスルー基板にコネクタを手はんだ付けしていますが、レジスト割れ・パッド剥離・はんだ上がり不足が発生して困っています。
  • 基板メーカに基板の耐熱(手はんだ付け条件)を確認したら、300℃以下で5秒以下と言われました。基板の耐熱を考えるとコテ先温度を下げなければならないし、はんだ上がりを考えるとコテ先温度を上げたいというジレンマに悩んでいます。
  • はんだ付け作業時には基板を150℃程度予熱していますが、それでも問題が発生しています。皆さんの知恵をお貸しください。
※ 以下は、質問の原文です

鉛フリーの手はんだ付け条件

2004/12/21 19:33

FR-4のCuスルー基板にコネクタを手はんだ付けしていますが、レジスト割れ・パッド剥離・はんだ上がり不足が発生して困っています。
コテ先温度は330℃(70W)-5秒以下で、使用はんだ材は、Sn-3.0Ag-0.5Cuです。
基板メーカ(国内メーカ)に基板の耐熱(手はんだ付け条件)を確認したら、300℃以下で5秒以下と言われました。
基板の耐熱(レジスト割れ・パッド剥離)を考えると、コテ先温度を下げなければならないし、はんだ上がりを考えるとコテ先温度を上げたいし.....。
因みにはんだ付け作業時には基板を150℃位予熱をしています。
皆さんのお力をお貸し下さい。
宜しくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

ベストアンサー
2004/12/22 15:46
回答No.2

・レジスト割れ
 ・作業者の技能にもよりますが、ランド寸法に対するコテの先端形状を再考した方が良いでしょう。

・パッド剥離
 ・基板の厚み方向熱膨張と、Pbフリーはんだの熱収縮との関係で発生するため、ゼロにするのは難しいでしょう。設計上、ランドからの引出し線断線の心配が無いことを証明(ランド剥離品の冷熱試験,シミュレーション等)し、ランド剥離そのものは許容するという解しか無いと考えます。
  民生大手はだいたいこの手で流しています。

・はんだ上がり
 ・基板の予熱:大気で行うと酸化という逆効果が懸念されますので、可能であればN2雰囲気中がベストと考えます。
 ・部品めっき:2面めっき,4面めっきで、はんだ上がりは全く異なります。4面めっきでないと難しいでしょう。
 ・基板厚み:1.6mm以上ある基板であれば、330℃で上げるのは難しいでしょう。
 ・コテ温度:350℃400℃の中に最適値があると思います。(N2はんだコテなら尚良いです)
 ・時間:反対面の温度が上がるまで、糸はんだは刺さない事です。
 ・糸はんだ:いろいろ市場に出回っているので試してみると、上がりが全然違います。各社まだ開発途上で競争していますので、変えてみるのも一つのです。
       また、線形×長さの面で言えば、「細い線形で長く」のほうが、「太い線形で短い」よりも、糸はんだを注した時の温度ドロップが抑えられます。

お礼

2004/12/24 11:52

早速の回答有り難う御座います。
・レジスト割れ
早速コテ先(4種類)を手配しました。
・パッド剥離
基板メーカ及び社内関連部門と相談します。
・はんだ上がり
コテ先温度はパッド剥離の状況を確認し検討してみます。
色々とアドバイス有り難う御座いました。

質問者

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その他の回答 (3件中 1~3件目)

2004/12/23 00:00
回答No.3

コテ先温度330℃と聞いて驚きました。
私の職場では共晶半田でも350380℃の間で使用しております。
温度が低すぎるのではないでしょうか?
それと半田ゴテですがN2対応のもの(先から窒素が吹き出すもの)、これはかなりの効果があります。
窒素を吹き出すものですからコテ先温度が若干下がります。
私の職場では10℃下がりました。
これを見越して設定390℃で使用、実際のコテ先温度は380℃でとても良い半田付けができました。
何かの参考になれば幸いです。

お礼

2004/12/24 11:47

早速の回答有り難う御座います。
弊社でも、鉛フリー開始事にN2対応を検討しましたが、効果が確認出来ず止めてしまいました。
改めて、N2の検討をしてみます。
有り難う御座いました。

質問者
2004/12/21 21:11
回答No.1

・弊社でのガラエポ基板での半田付けは、
360℃300℃で行っています。部品スペックや基板の状態(厚さ、パターン)により調整しています。
 私は基板厚11.6mmの場合、340℃360℃で23秒の作業を行っています。これまで加熱過剰によると思われるクレームはありません。


・鉛フリー半田の場合、スルーホールの半田上がりは、ご経験の通り悪いです。もし基板面まで半田を上げる必要があれば、前もってスルーホールにフラックスを塗布しておく等の処置が必要かと思います。
 客先様との調整で、半田吸い上げ基準の見直しをされてはいかがでしょうか。

・基板の余熱は良い考えだとおもいますが、100℃以下に抑えたほうが良いのでは?

・鉛フリー半田を、低い温度で半田付けしてもラチがあきません。高めの温度で手早く処理したほうが良いのではと思います。もちろん注意を払って。
 

お礼

2004/12/21 21:32

早速の回答有り難う御座います。
客先とのはんだ吸い上げ基準の見直しは非常に難しい(大変)です。
※基準は基板厚の80%(一般的?)以上です。
当然(?)ながら客先からに問題無い理由を論理的に説明しなければなりません。(小生には無理です。)
基板の余熱も現在150℃ですが、はんだ吸い上げがNGです。
THにフラックスを塗布して評価してみます。
有り難う御座いました。

質問者

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