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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:三価クロメート処理によるめっきが増える中、光沢ク…)

三価クロメート処理の光沢クロメートの存在意義とは?

2023/10/13 14:19

このQ&Aのポイント
  • 近年、三価クロメート処理が増える中、光沢クロメートの存在意義はあるのか
  • 三価クロメート処理によるめっきが増える中、光沢クロメートの存在価値が疑問視される
  • 光沢クロメート処理というのは、その存在価値がどこにあるのか疑問が浮かぶ
※ 以下は、質問の原文です

三価クロメート処理によるめっきが増える中、光沢ク…

2004/12/13 00:42

三価クロメート処理によるめっきが増える中、光沢クロメートの存在意義はあるのでしょうか

近年、亜鉛めっきのクロメート処理が六価クロムから三価クロムによる処理へと代わってきております。
それによると、色調は従来の光沢クロメート処理に近く、かつ、耐食性は六価クロメート処理に同等、というのがもっぱらの評価です。
そうなると『光沢クロメート処理というのは、その存在価値がどこにあるのか』というのがめっき初心者の疑問です。どなたかご教授願えないでしょうか。よろしくお願いします。

回答 (3件中 1~3件目)

2004/12/16 11:06
回答No.3

環境負荷に関する流れは、止めようがありません。

3価クロムは無害なものとされていますが、
その3価すら使わないようにしようと言う動きは
ヒステリックであるとも思えなくもないです。

3価クロメートへの過渡期であるからこそ、
6価クロムを含む有色、光沢クロメートが残っているだけで、
現在抱えている問題がクリアできたら、
全廃といったことになるでしょう。
このあたりはカドミめっきと一緒だと思います。

>三価における有色と光沢の具体的な処理の差は何なのでしょうか。

6価クロムの場合、処理液も異なりましたが、
基本的には膜に含有されるクロムの量によって違います。
3価クロメートの場合、現状の光沢タイプに染色するような手法になると考えています。
よって、処理時間や濃度ではなく、
別の処理液か別の処理工程をとるものと考えられます。

お礼

2004/12/22 18:40

お礼が遅くなり大変失礼を致しました。
環境負荷物質、有害物質については待ったなしですね。
それはさておき、現3価クロメートはまだまだ解決しなければならない問題があるように伺えます。もうしばらく動向を見ながら対応していくのが得策のようですね。
ご丁寧な回答、誠にありがとうございました。

質問者

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質問する
2004/12/13 10:34
回答No.2

先ず、光沢クロメートの目的を装飾性、耐食性および耐磨耗性の三つに分類し、それぞれの観点から述べて見ます。

?装飾性
 三価のクロメート処理は六価よりも銀色が黒っぽくなります。そのため某大手自動車メーカは室内装飾用の三価光沢クロメートを不採用としています。

 これはデザイナの方が判断するので材料屋である回答者は手出しが出来無かった苦い経験があります。

 現在、薬品屋さんが必死になって六価の色調に近いめっきを追求しています。


?耐食性
 一部のめっき屋さん、薬品屋さんの報告では塩水噴霧試験で六価よりも耐食性の優れた三価の処理がなされています。

 しかし、国内の三価光沢クロメート全部が、その様な状況に在る訳ではありません。安定するまでには相当の年月がかかるのではないでしょうか? そうすればコストも自ずと下がると思います。


?耐磨耗性
 この項目では、六価が完全に有利です。表面の硬さを測定すると三価は六価の半分以下の硬さしか有しません。そのため磨耗する箇所には使用出来ません。


 現在、自動車部品メーカの中にはクロメート処理に代わる熱処理を含めた環境無負荷の化学的表面処理法を追求する動きもあります。

 各社、鎬を削っていますが、六価に代わる優れた手法は未だ見出されておりません。ただ、環境問題は避けて通れないので困っています。

お礼

2004/12/13 20:29

拙い質問文にも拘わらず、意を酌んで頂き大変分かり易いご回答に感謝申し上げます。
文面から察しますに、光沢クロメート処理は存続すると共に、有色とは若干の色調差を保持しながら実際に使われることもあるように受け取りました。
若干の色調差、並びにコスト的なメリットも含め、このあたりに存在理由があると考えます。
そこでもう一つお伺いしたいと思いますが、具体的なクロメート処理として、三価における有色と光沢の具体的な処理の差は何なのでしょうか。
処理液そのものの差なのでしょうか、それとも処理時間であるとか濃度の差なのでしょうか。
もしよろしければお教え願いたいと思います。
それに加え、硬さの問題、耐食性の問題、いずれもまだ完全に解決されてない状況のようで、今もって過渡期にある技術だと思われます。
これから先、めっき技術はどんな方向に流れるのでしょうか?色調、耐食性、それと三価クロムによるクロメート処理はこれからも続くのでしょうか。
この辺についてもお聞きしたいところです。
見識ある回答者様、ぜひご教示下さい。宜しくお願い申し上げます。

質問者
2004/12/13 08:27
回答No.1

コストが安いといったメリットぐらいしかありません。あとは組み立てのトルク係数が変化するなどの弊害も生じるかも?

お礼

2004/12/13 20:32

ご回答、誠にありがとうございます。
明快な回答になるほどと思っております。
ありがとうございました。

質問者

お礼をおくりました

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