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図面上の指示方法(キリ)とは?
2023/10/14 01:38
- ドリルでバカ穴をあけるときに使用される「キリ」の意味について解説します。
- 超硬材へのキリ加工指示が不適切であることと、ドリルとの関連性について説明します。
- 図面指示におけるφ5キリ通しの表記について、5キリ通しとすることがJISに準ずると述べます。
図面上の指示方法(キリ)
2004/02/12 21:31
機械加工図面にて、
ドリルで”バカ穴”をあけるときに、
例えば、
「φ5キリ通し」
などと指示しますが、
の”キリ”ってどういう意味ですか?
ドリルの意味でしょうか?
超硬部品に図面指示するさいに、
”キリ”は入れないほうがいいでしょうか?
(超硬は研削、放電で加工するため)
皆様ご回答ありがとうございました。
まとめますと下記でしょうか?
・キリ=ドリル
・超硬材へのキリ加工指示:不適切
(但し素材自体を整形して製作する場合は可)
→弊社では通常は、加工屋さんが超硬のプレートブロックを持っているので、それを加工してもらっています。
・φ5キリ通し×→5キリ通し○(JISに準ずる)
・穴であることが明確な場合はφを省略できる。
回答 (8件中 6~8件目)
キリはドリル(ハイスツイストドリル)加工の事です。
キリ穴指示のみでは加工屋と設計者の基準が統一出来ないので、穴の指示は粗度と穴直径の公差を指示するのが良いと思います。
指示無き所は一般公差を記入し適応しても良いかと・・
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ご推察のとおり、”キリ”という表示は、穴の加工方法を示す言葉で、JIS B0001の定義では、穴をきりもみ加工(つまりドリルで)穴をあけることを指定しています。
JISでの図面定義は”イヌキ””ウチヌキ””リーマ”とこの”キリ”の4加工法の記載があり、これらの加工方法を区別するために設定されたようです。
今回のように、放電加工の指定をするのであれば、キリと書くのは好ましくなく、穴寸法と放電加工である旨を明示すべきでしょう。
ドリルでいいとおもいます。ドリルで明けっぱなしでリーマなど仕上げ加工がいらないという意味に使うので公差の指示を特にしないですむというおうちゃく?!ですね加工するがわからみると気を付けなくていいい寸法ということで楽にになりますね。