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スクリューの磨耗と粉の扱いについて
2023/10/14 10:18
- スクリューの磨耗が問題となっています。粉とのこすれにより、磨耗が激しくなっています。粉の粒子が小さく、磨耗が容易に想像できます。SUS製の磨耗は許されず、他の搬送手段の投資も金銭的に負担です。
- スクリューの材質や形状、表面処理について調査を行いたいです。SUS304からSUS420Jへの材質変更は効果なしでした。現状はねじ式スクリューですが、他の形状にする必要があるかもしれません。窒化処理も効果がなかったです。
- スクリュー以外の代替手段も検討したいですが、上記の条件を満たす案が見つかれば大変助かります。
スクリューの磨耗
2005/07/07 06:54
現在粉を扱う仕事をしています。
それでスクリュー(SUS製)を通して搬送をしているのですが
粉とのこすれにより磨耗が激しくなっています。
粉の粒子が小さいためやすりのような
効果となり磨耗していることは容易に想像できますが
SUS製の磨耗が入るのも粉の製品としては
全く許されず、かといって搬送(特別なものです)
にスクリュー以外を投じるのにも金銭がかかります。
そこでスクリューについて以下の点で調査したいと
考えています。
お教えください
・スクリューの材質・・磨耗しにくいもの
SUS304→SUS420Jへ変更しましたが効果なし
・スクリューの形状・・現状はねじ式スクリュー
・スクリューへの表面処理・・・窒化処理は行ったのですが効果がありませんでした。
スクリュー以外にしたらよいというのはもちろんな
ことなのですが以上の条件でいいような案が
ありましたら困っていますのでお教えください
回答 (8件中 1~5件目)
私の経験に基づいて下記 アドバイス 致します。
1. SUS 304 窒化までは OK
White layer は完全に取り除き、Polish 仕上げを施す
2. DLC Coating (膜厚 3 μ)を施せば完璧
DLC の硬度 2000 - 3000 Hv と極めて硬い上 摩擦係数 0.05 - 0.15
と極めて低いので最先端技術による優れものと言えます。
3. なお、成膜温度が 200 ℃位 までで行う
Sputtering 法を採用している業者を探し出すことが重要
高い 450 ℃ 等の成膜温度で行う アーク法では
Screw の熱変形が発生しやすく、 また窒化に対しても問題があります。
以上
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超硬、セラミックのスクリューを製造販売しています。
御社のようなお困りの場合の解決になった事例もあります。
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SUS製の磨耗が入るのも粉の製品としては全く許されずとありますが、わが社でも磨耗性のある医薬用粉体を扱っており異物の混入は許されません。
私どもの会社ではスラリー及び製品の通るラインは強力な永久磁石を設置し、捕集しています。詳しくは知りませんが、磨耗するとSUSも磁性を帯びるそうです。磨耗して装置の故障が気になる場合はだめですが、異物が問題なのであれば効果的だと思います。