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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:回転体を支持するボルトの強度計算について)

回転体を支持するボルトの強度計算について

2023/09/06 13:31

このQ&Aのポイント
  • 急停止した場合のボルトの支持力を判定するために、慣性、トルク、安全率を考慮した回答や考え方のアドバイスが欲しいです。
  • ボルトの強度計算には、回転体の最大回転数、シャフトの直径、回転体の外径と内径、厚さなどの仕様を考慮しています。
  • 回転体はシャフトに通し、M6ボルト(φ80P.C.D、60度等配)6本で固定されています。材料は全て鉄です。
※ 以下は、質問の原文です

回転体を支持するボルトの強度計算について

2006/10/06 16:42

いつもお世話になっております。
下記の様な構造物の設計を検討しております。
 『急停止した場合に、ボルトがもつか?』
の判定を行ないたいのですが
慣性、トルク、安全率を考慮した回答、考え方のアドバイスを
お願い致します。
 〈仕様〉
MAX回転数      : 3000min^-1
シャフト(中実)径   : φ60mm
回転体(中空)外径  : φ180mm
       内径 : φ 60mm
       厚さ :  50mm
回転体をシャフトに通し
M6ボルト(φ80P.C.D、60度等配)6本で固定
材質は全て鉄です。

_50__
シャフト _| |
↓ | | |
M6ボルト →| | |
-----------| | |
φ60 | | | φ180
| | |
-----------| | |
M6ボルト →| | |
  |_| |
| |
 ̄ ̄ ̄ ̄
        ↑回転体

質問者が選んだベストアンサー

ベストアンサー
2006/10/06 20:36
回答No.1

回転体(ドーナツ)の慣性モーメントを求め、想定される急停止の角加速度を設定すれば発生トルクがわかります。
トルクがわかればボルトにいくらせん断力が掛かるかわかりますね。
衝撃の安全率は12~15倍みましょう。

慣性モーメントI:=W(R^2+r^2)/2[kgm^2]
角加速度α:[rad/s^2]
トルクT:=I×α[Nm] or I×α/9.8[kgm]
ボルトに掛かるせん断力=T/(PCD./2)/6本<許容せん断応力

慣性モーメントの計算式に誤字がありますが計算結果は合ってるようです。
しかし3000rpmで5秒なら、機械によりますが加速より遅いですね・・・
というより、
軸をφ60で選定したのだから、その軸が伝動出来るトルク(270Nmくらい)であっても壊れないように設計するという方が望ましいですよ。
とすればM6じゃ弱いっすね。見た目にもバランスいいとはいえない。


追記のトルクの件は
1)と2)では1)のトルクの方が2)の2倍大きい。
もし同じトルクの条件を書きたかったのであれば、1)のFをF/2にすべきです。1)のFはボルト3本分しか見てないでしょ。

お礼

2006/10/10 14:06

T.S.様
アドバイスありがとうございます。
以下の過程で計算、判定してみました。
考え方等で間違っている所があれば、ご指摘下さい。

解) W=6.2 [kg] とすると
 慣性モーメントI:=W(R^2+r^2)/2 [kg・m^2]
  =6.2×{(180×10^-3/2)^2+(180×10^-3/2)^2}/2
  =0.0279 [kg・m^2]
 ここで、3000 [min^-1] ⇒0 [min^-1]急停止まで5秒掛かるとすると
 角加速度α:[rad/s^2]
  =ω/5=n(2π/60)/5=3000×(2π/60)/5
  =20π [rad/s^2]
 これより
 トルクT:=I×α[Nm]
  =0.0279×20π
  =1.75 [N・m]
 よって
 ボルトに掛かるせん断力F:=T/(PCD./2)/6
  ={1.75/(80×10^-3/2)}/6
  =7.29 [N]
 この時
 M6ボルトの強度区分12.9での保証荷重は、19500 [N] (JIS B1051)より
 許容せん断力は(衝撃の安全率を15倍として)
  19500×0.8/15=1040 [N]
 ∴7.29 [N] < 1040 [N]
 従って、M6ボルト6本で充分もつ//

もう1度考察、検討してみます。
ありがとうございました。

質問者

補足

2006/10/10 14:31

本件でも関係すると思うのですが
トルクについての考え方で、以前よりいつも混乱しています。
1)下図のような点Oを中心とする回転が発生する場合
                F
  A______O______↑
  ↓             B
  F
  偶力とトルクの関係で
  偶力のモーメント=F×OA+F×OB=F×AB=トルク
  となる。

2)また、下図のような場合でも
        F
 O______↑
    r   A
 トルクT:=Fr
 として考えられると思うのですが
とすると、T.S.様に教えて頂いた下式
 【ボルトに掛かるせん断力=T/(PCD./2)/6本<許容せん断応力】は
                ↓
             =T/(PCD)/6本
と考えることも出来る(?)と錯覚してしまうのですが
どの様に考えれば良いのでしょうか?
初歩の初歩の質問で申し訳ありませんが
何かアドバイス頂ければ幸いです。

質問者

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その他の回答 (3件中 1~3件目)

2006/10/10 23:03
回答No.3

軸と回転体の締結にメカロックもいいかもね。
軸のフランジを機械加工で成形しなくてもよくなり
材料費、加工費が低く抑えられるしね。

お礼

2006/10/16 15:39

メカロックのアイデアは浮かびませんでした。
ありがとうございます。
参考にさせて頂きます。

質問者
2006/10/10 10:01
回答No.2

ボルトはリーマボルトを使用するのでしょうか?強度的に持つとしても、ゆるみが生じる恐れがあります。リーマボルトを使用するか、せん断をボルト以外のテーパーピン等で受け持つ設計のほうがいいと思います。そうすることで、回転体のトルクをボルトの締め付け力によって生じる摩擦力で受け持つことができます。ボルトがゆるむと摩擦力も低下するので、ゆるまないことが前提になります。ゆるんでも、テーパーピンでせん断力を受けることができます。
ご存知だと思いますが、ボルトには強度区分があり、許容できる軸力の規格があります。設計する際は考慮してください。極端な例ですが、12.9で設計したのに、現場で4.6が使われる恐れもあります。十分注意して下さい。

回答1の補記質問に関する回答になれば幸いですが
フランジ形固定軸継手でリーマボルトに生ずるせん断応力は
せん断応力=トルク/(ボルト本数*あたり具合係数*P.C.D/2*リーマボルト断面積)
となります。当たり具合係数は普通は0.5で、リーマ穴の位置・径精度がよければ1でも構いません。
表面あらさや寸法公差はJIS B1451が参考になると思います。

お礼

2006/10/10 14:54

syo002様
いつもご丁寧なアドバイスありがとうございます。
ボルトはリーマボルトを使用予定です。
強度区分4.6についても、下記同様に計算検討した結果
 【ボルトに掛かるせん断力=7.29 [N] < 241 [N]=許容せん断力】
  (JIS B1051より
   強度区分4.6でのM6ボルトの保証荷重は、4520 [N] であるから
   許容せん断力は(衝撃の安全率を15倍として)
   4520×0.8/15=241 [N] )
となり、一応は大丈夫と判断しております。
ご指摘ありがとうございました。

ありがとうございました。
JISも確認してみます。

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