このQ&Aは役に立ちましたか?
DNC運転中の暴走
2023/10/14 23:28
- DNC運転中に発生した暴走について
- 運転中の機械が誤動作し、作業を中断した経緯
- 通信異常による暴走の可能性と対策について
DNC運転中の暴走
2006/07/15 11:05
現在NC横中グリ盤と、CFカードを使用する入出力機器をRS232Cケーブルで接続し、DNC運転を行っております。
昨晩、担当のオペレーターがワークをセットしプログラムをスタートさせ、別の機械の段取りを行っていたところ、運転中の機械の主軸がワーク上から全然外れた位置を走っているのに気づき、慌てて機械を停止させました。その時、NCをリセットさせてしまったので、実行中のブロック指令がどうなっていたのか等の確認は出来ませんでしたが、誤加工形状から判断するに、プログラム開始から20ブロックほど進んだところで誤動作を起こしているようでした。
NC自体が暴走したのか、入出力機器とNC間の通信に異常が起きたのかの判断をつけかねているのですが、仮に通信の異常が原因であった場合、パリティチェックをONにすれば、もし通信異常が発生した時アラームが出るだけで、誤動作は防げるのでしょうか?
詳しい方、ぜひご教授願います。
回答 (7件中 6~7件目)
現在、ISOまたはEIAコードで通信されているのでしたら、パリティチェックはされているでしょう。(ISO…偶数・EIA…奇数)
ですが、パリティチェックでは、偶数個のビット誤りや、キャラクタそのものが失われたりした場合等は、エラー検知されません。
現在、プロトコルBで通信されているなら、NCメーカも推奨するプロトコルAでの通信とすれば、チェックサムによるエラー検知もされ信頼性は上がりますが、それでも完全ではありませんし、CFカード入出力機とNCがプロトコルAに対応している必要があります。
意味が伝わっていないようなので。追記します。
ISOもEIAもデータ部が7bitで、残りの1bitがパリティビット、合わせて8bitとなっています。ですので、
◇ISOのコードチェックをしていれば、偶数パリティチェック。
◇EIAのコードチェックをしていれば、奇数パリティチェック。
をしていることになるわけです。
NCのパリティチェック機能は、この8bitにさらにパリティビットを付けてパリティチェックをするものです。
ですので、8bitJIS・EBCDIC等のデータ部が8bitのコードに使用する場合には効果があります。
このQ&Aは役に立ちましたか?
この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
はいと簡単に言えればいいのですが事は相単純ではない。一般にNCでパリティチェックというと8ビット一文字の8ビット目のパリティチェックですが情報理論的には完全ではないです。2ビット誤りを検出できないから。
基本的には誤りの原因を除くのが一番いい。ノイズ源を除去、遠避ける。232のコードをシールド、耐ノイズ性の高いものに変えるとか、CFカードを使用する入出力機器のグランドをきちんとするとか。
お礼
2006/07/18 19:56
ご回答いただきありがとうございます。
現在、シールド性の高いケーブルを手配中です。なお、入出力機器の入力電圧(工場の100Vコンセント)が94Vと低い数値であることが判明したため、電源についても対策中です。
大変参考になりました。ありがとうございます。
お礼
2006/07/29 16:16
ご回答いただきありがとうございます。
今までISOコードで通信していたのですが、NCと外部機器のデフォルト設定がパリティチェック無しになっていたので、そのまま使用していました。
現在はパリティチェックを有効にして使用しております。